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プロフィール

2019年04月20日

さよならクリスマスキャロル。74邂逅。 少年のあの日の様に。。。

はじめまして?

2人は、遥かずいぶんな、時を超えて。。。
はじめまして、っていうわけじゃないけれど。
邂逅。。。幼き日に。。。

偶然にも。。。白いミニチュアシュナウザーのパピーを通して

巡り合った二人。

あのとき、サン太が、フォレスター家に迷い込み。。。
クライド・フォレスター氏と、三木龍馬氏。。。

音鳴り町病院。。。クライド・フォレスター氏の特別個室。
西園寺玲泉さんと、笑〜とともに、

三木龍馬氏は、緊張しながら、
クライド・フォレスター氏の病室のドアをノックしました。


クライド・フォレスター氏から、返事があり、、ビアンカ院長先生が言うように、

クライド・フォレスター氏の顔色は、けっこうよい感じではあり、、もともと恰幅の良い体型をマスコミに見せていましたが、

病人患者でありながらふくよかなたたずまいでした。

あっ。。。

あっ、、、クスッ。。。クスクス。

苦虫を潰した様な厳格な怖い老人のイメージがあった、クライドさんが、

それは、突然に。
いきなり。。。笑いをこらえるので。。

三木龍馬氏を見慣れている、笑〜は、なにごと??と、思いましたが、

三木龍馬氏は、あ。。。あっ、そうかぁー、はぁ。やっぱり、この人も、そうだ、なっ。


しょうがない、な。。。

と、いうのは、三木龍馬氏の家の三木家の男性は、祖父の龍之介が、

昔っから、近所の子供に、目じるし、あの、犬のお兄ちゃんがいるおうちの近くで、
とか。。。

別に老けているとか、そういうわけではなくて。。。ヒゲがない頃から、なんとなく。。

代々、男性が、遺伝で、
ミニチュアシュナウザーに顔が似ていて。

三木龍之介は、
犬、犬って、あっ、、あの犬の事か。。

そいや、美人かブスかは関係なく、チワワに似てる人や、ブルドッグに似てる人や。

犬じゃないけど、仏像に似ているだとか、その他。。。

アルアル。。

神楽町の新聞で、仏像やら、本人同士や、動物と人間、建築物や、オブジェと人間など、

そっくりさん。

みたいな。お笑いぐさコーナーがあり、

三木龍馬氏の祖父の龍之介は、ミニチュアシュナウザーと、そっくりさんで投稿され、
投稿者とともに。
賞ももらいました。

それから。。。

三木龍之介は、会社を定年退職後、

自分の、トレードマークもあり。
思い切って。
ミニチュアシュナウザーのブリーダーをはじめました。

龍之介の孫の、
三木龍馬が生まれて物心ついた時には、既に家にはミニチュアシュナウザーがいました。


龍馬の兄弟は、上に兄が2人と、すぐ上には、姉の華子がいましたが、

なんとなく、自分が、ミニチュアシュナウザーのブリーダーの三木センチュリオンを、
継ぐのではないか、と思いました。

龍馬の父親も、
ビジネスマンをしながら。
三木センチュリオンを手伝いながら、定年退職後に、三木センチュリオンを継ぎ。。。

やっぱり、龍馬の父親も、三木家の男性の遺伝で、なんとなく。

ミニチュアシュナウザーに似ているのです。

だけど。そのおかげで。。。

フランス人の奥様のローズ夫人の、ご両親に初めて会った時には、

ご両親と、
ローズ夫人の、
お姉さんお兄さん、弟さんに、

やっぱり、クライド・フォレスター氏みたいに、、、

クスクスクスクスクスクスクスクス

あっ、失礼な意味ではありません。


ローズの言うとおりだー。

あの、わんちゃんに似ているんですね。

ほんとうに、良い意味ですから。クスクスクスクスと、
ローズ夫人のご家族。。。
初対面の人で、外国人で、、、

ローズ夫人は、日本生まれ日本育ち
日本語使用ですが。

ローズ
夫人のお父さんは、フランス大使で、緊張感が走りましたが。。。しかし。。

ローズ夫人の、ご家族が、
ひそひそひそひそ、

あっ、そのとおりっ。
ミニチュアシュナウザーみたいなんだと、言う話しで、やっぱり、そうなんだ、と。

それで、緊張感の場が和みました。

IMG_4362.JPG

そんなことも、あった。
ミニチュアシュナウザーじいさん。。。
もう、慣れたさ。

クライド・フォレスター氏は、三木龍馬氏に、
「私の為にわざわざ、お気遣いありがとうございます。
あの日。。あの日のことは、、、よく覚えております。

笑ってしまってすみません。。。実は。。。あの日に、、、あなたに会った時には、すぐに、あの日の仔犬にそっくりな男の子だと。。

握手を求められ、三木龍馬氏も、そっと手を出し、
もう、何年ぶりでしょうか、また、会おうねー、と。約束して、握手をした2人は

時を超えて、いま。
握手をしました。

それは。。。

マスコミのイメージで報道されているクライド・フォレスター氏とは、全然違った
男性でした。
あの時とは、
容姿は違えど。。あの、無邪気な幼い日の少年が、そこにいるかのような奇跡でした。

積み重なる出来事に、クライド・フォレスター氏の、氷のような心が溶けていったのかもしれないし。

曇り空の上には、きちんと太陽が輝いている様に、やまない雨はなく、明けない夜もなくと。。。本来のクライド・フォレスター氏の
素の彼が顔を出したのかもしれません。


「あなたには。。。わたしは。。。わたしは、あなたに、、、謝らなければならない事があります。。謝らなければ、と。。

今さらとりかえしがつきません。

なぜか、、、クライド・フォレスター氏は、三木龍馬氏にポツリ、、と、言いました。

「えっ?」

「三木さん、、、三木さんあのときのワンちゃん、サン太ちゃんでしょう。。

「ええ。。。突然家からいなくなり。。。不慮の事故で亡くなって。。。幼いわたしは、泣いて泣いて。。。事故で亡くなったのも。。だし。。。

家から出ていなくなり。そんなにうちが、イヤだったんかと。」

「いいえ。。。三木さん、、あの子は、あの子は突然現れて、狂犬に襲われたわたしをかばって亡くなったんです。
私も重傷でしたが、、あの子がいなければ、私は死んでいたでしょう。かわいそうな事をしました。うちの庭に勝手に狂犬が入ってきて。。。逃げ回るわたしに、突然、白いものが。。。
サン太ちゃんは、以前迷い込んだうちを覚えていたのでしょう。どこからかやってきて、わたしをかばい。。。助け、、、気をそらしているうちに犠牲になり。。。
うちの父親が、狂犬を射殺しましたが、
だから。。。わたしは、。わたしは、、、サン太ちゃんを殺した事になります。。私が死ねばよかったんです。
犬が、苦手だったのは、犬の射殺を目の当たりにしたのと、
噛まれただけだ、と、思い込んでいて。
私は記憶は曖昧でしたが、
だんだん、、、サン太ちゃんに助けられた事を思い出しました。
噛まれただけではなく、私のせいで、犬の尊い命が亡くなったからです。お詫びできる事ではありません。」


なんだ。。。って、、サン太は。?

サン太は、交通事故で亡くなったんじゃないのか?

三木龍馬氏は、、幼い頃。。
家出した、サン太は、交通事故で亡くなった、と。。。

そう、大人から聞かされていたのでした。




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