「お義父さん、、、今日は元気???」
ビアンカ院長先生は、ほとんどお休みがなく、お休みがあったとて、すぐ病院から緊急や、相談や、処理などなど。。なんだかんだ。呼びだされ。。。
少しの隙間をぬぐって、音鳴り病院の老人施設の育ての養父に顔を出すことにしました。
まだらに認知症がでてきて。もう90歳をとうに超えて、養母も亡くなり、いつ、
お別れが来て後悔しないか。。。だから、
習慣的に行ける時は顔を出しました。
たまに、ビアンカ院長先生の顔を忘れられる事があり、なおさら時間の問題とも思え
ビアンカ院長先生は、職業柄、死に行く人送る人の、死線をさまよったりお別れが
隣り合わせの職業柄の日常です。
義理の両親には、感謝してもしきれませんから。。。
つかの間のお見舞いが、なんとなく癒しにもなっていました。
ビアンカ院長先生は、いつも複雑な感情にさいなまれていました。長生きはして欲しい。だけど、、、病気で苦しむなら早く天国に行きたい。。。
泣いて延命治療費を無理矢理借金して延命治療する家族。苦しいから早く逝きたい患者。。。ずっとずっと安楽死、尊厳死のテーマは、医者同士討論になっていました。
幸いに
養父は身体は健康的で、ビアンカ院長先生は、お金持ちで、病院にはもちろん強いコネがあります。
養父は、たまにまだらな認知症。。。施設に入れ、完全看護。。
ビアンカ院長先生や、院長先生の家族もお見舞いに顔を出す。
しかし、義理の両親。、、養父は、これで幸せなんだろうか。。。
今日は、なんだか、少し。。。自分を忘れているのかな??
養父が、言いました。「北斗。。。。。北斗三水。。。ほくと。。。ほく。。。」
えっ。。。北斗?北斗三水。。。
それは、ビアンカ院長先生が、救済活動をし、たくさんの人を助けた
あの、いまはなき悪徳宗教団体です。
救済活動の主体となった
ビアンカ院長先生も、怨敵としてマークされ、
電車のホームから突き落とされそうになったり、
新車に細工をされ、謎の占い師の老婆に二週間前後、車は乗るなと、気味の悪い事を言われ。。
実際、実の父親が、ビアンカ院長先生から、新車を盗み。実の父親は、酔っ払い運転もありで、
あっけなく事故死。。。
身代わりと言われたら、それぐらいが、お金を無心し続けたチンピラみたいな実の父親に感謝すべき事だし。
実の
父親や産みの母親が、16、七歳でビアンカ院長先生をつくり、いらないから、とあっさり捨て。。。
ビアンカ院長先生が、お金持ちになり、
成功したら、ハエのように手をすり足をすり。。。よってきた。
しかし、ところが、、、寄生しようとしたダニみたいなビアンカ院長先生の実の
父親は、事故死して。。。北斗三水というある男性が、教団内部で、殺害されて、
殺害されたあとから。
結局その男性が、ビアンカ院長先生殺人未遂、その他救済活動をしていた人々や助けられた人が狙われたり記者が殺された実行犯だ、と犯人は死んだ状態で、事件は終わりました。
あの頃は、ビアンカ院長先生は、三十代前半ぐらいで、まだ、養父が、車の整備商店を実家でしていて、そのお客様が、
養父に、息子が北斗三水という宗教団体にかぶれた、と泣きついて相談していました。
それから、ビアンカ院長先生も話しを聞いたり、病院関係者や患者さんでも、北斗三水の宗教団体で、家族トラブルがある人がいて、
社会現象的にも問題になっていました。
学生時代の友人も、とうとう北斗三水に奥さんが最初ママどもサークルから入ってしまった、という事で、正義感の強いビアンカ院長先生は、友人や被害者家族と、
悪徳宗教団体からの救済活動をするようになったのです。
「お義父さん、お義父さん。。。北斗三水は、もうないんですよ。われわれは、勝ったのですから。。。」
ビアンカ院長先生は、養父に言いました。
「北斗三水の。。。。コウヤマは、、、犯人じゃない。。。コウヤマじゃない。」
「えっ。。。鴻山は、もう死にました。鴻山が、犯人と。」
悪徳宗教団体北斗三水の、
鴻山潔が、犯人死亡で、殺人未遂や殺人罪で逮捕されました。
「わたしは。。。。わたしは。。真犯人を。。。真犯人を知っている。。」
???
養父の認知症?
それとも。。。ドラマ、養父は、よく刑事ドラマが好きで、ビデオなど、時間があれば、
ビアンカ院長先生が、録画する事がありましたが。。。
認知症で、ビデオや映画が交錯しているのでしょうか?
犯人??
鴻山?鴻山は、あの死んだ、わたしの車に細工をして殺そうとした犯人だ。。。
違う?
どうしたんだ。。。養父は?
2019年04月01日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8683776
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック