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2019年03月16日

さよならクリスマスキャロル。33。まだまだ早いけど。サンタクロースが来てくれた。

「どーゆー、意味なんだろう、
やっぱり、逃亡したのは、シュナ坊の作ったサンタクロースの形をした惑星のかけらでした。

後のみんなは、ちゃんと惑星のかけらを自分の分、きちんとあるのです。

エーン。・゜・(ノД`)・゜・。

かわいそうに、シュナ坊は、泣き出してしまいました。

みんな、願いを込めて。。。
星に願いを、

と、ワクワクする時間でしたが、、、シュナ坊だけ、星がないのです。

しかも、目の前で、公然と、ぴょんぴょんぴょんぴょん飛び跳ねて、逃げてしまいました。


真夏の流星群の日はとうに過ぎ、冬は、惑星のかけらが、落ちてくるかわかりません。ヴィーナスが、どうしてもないなら、グリに
送らせようか、と言いました。

いつも、からかってばかりでしたが、

ヴィーナスは、性根は面倒見がよく優しいのです。

シュナ坊が、かわいそうになりました。




そして。。。

こちらは、音鳴り町の音鳴り病院。。。


あの、他人に対して興味がない、クライドさんが、、、ビアンカ先生は、驚き反面。。
どうにか、
クライドさんの凍った心を溶かしてあげたいと心から思いました、

白いミニチュアシュナウザーの兄弟、

兄の。よっちゃん、ヨルザと、
病気で入院しているひかる、、、、

クライド・フォレスターさんは、彼ら小さな兄弟に、心を動かされた様でした。

不思議な話し、小児病棟の、ひかるちゃんが、なぜか、気づいたら、クライドさんの病室にいて、なぜか、本当に、

自分の病室だと信じ込んだ様です。
そんな、不思議なことがあるのでしょうか。

ひかるちゃんに聞いても、ヨルザに聞いても、あの時は。

自分の病室に帰るのだ、と思い、

ヨルザは、ただ、弟を追いかけただけ、気づいたら、他人様の病室にいた、と答えただけです。


冬なのに、冬の陽だまりの様な暖かいある日。



クライド・フォレスターさんは、

病室にいたくなくなり、珍しく散策をしました。。。


冬なのに、小春日和と、生命が喜び。。、こんな朗らかな日。。

白と黄色の春を思わす、二匹の季節はずれも関係なく可愛らしい
蝶々が、喜舞踊に、、よろこぶように、ヒラヒラ舞い踊りました。

クライド・フォレスターさんは、

幼い日。ヒカルとともに、キャベツ畑で、菜の花を見ながら、紋白蝶や、紋黄蝶の飛び舞う春の日を思い出しました。

黄色と白の幸せな思い出。

最近、怒涛が溢れる様に。。。幸せだった封じて居た過去の幸せが、柔らかに溢れだします。

それにしても、

あの、白いサンタクロースみたいな仔犬は


あんな、小さな身体で、かわいそうに。自分より未来が無いのでしょうか。

忘れていた小さな点在する喜びとともに、


人は死ぬ前に子供に返ったり、天使が夢を見せてくれたり。。。

気持ちに灯りをともしてくれる、と、

幼い日の夜、ヒカルが、クライド・フォレスターさんに、読んでくれた絵本を思い出しました。。。それにしても、

なんてこと。。。世の中には、こんな朗らかな宝物が溢れていたんだ。


寒さにも負けず、

喜んで春に望むイキイキしたものがたくさんあり。

そんな事に気づいたのは、もうこんな老いぼれてからでした。気づいた、のか、忘れていたのか。。

きっと。。。ヒカルと一緒だった頃は、

そんな小さな点在する喜びがあたりまえだったのでしょう。

祝福の舞の様に、二匹の可愛らしい蝶々が、クライドさんを飛び回りました。


「わー、待て待て。。。」ハッ

あの。ひかるちゃんという白いサンタクロースみたいな仔犬が、やってきました。

今日は、元気な様子です。蝶々を見ていて、
庭に出てきた様でした。

「捕まえたら、かわいそうだよ。蝶々は、捕まらないから綺麗なんだよ。」クライドさんは、子供の様に言いました。

「そうだねー、なんか、たのしそうで、ついてきちゃった。」ひかるちゃんという仔犬は笑いました。

たのしそうで。。。

ヒカルちゃんという仔犬は、、、病気で、、クライドさんは、なんだか悲しくなりました。

すると、クライド・フォレスターさんの元に、ぴょんぴょんぴょん飛び跳ねて、


どうも、子どもが作った荒削りな、サンタクロースみたいな形の不恰好な、惑星のかけらのオブジェが、飛び込んできました。


あっ

これが、噂の惑星のかけら。。。クリスマスパレードの惑星のかけらオブジェです。

クライド・フォレスターさんは話しに聞いたことがあります。毎年毎年、真夏の流星群の時期に、

よく取れる場所で、神楽町と、音鳴り町の交流も兼ねてキャンプしながら、子ども達が惑星のかけらを集めるのです。

「わぁ〜」ひかるが、惑星のかけらに手を叩いて喜びました。

「ほら。あげるよ。」

クライド・フォレスターさんは、ひかるちゃんにそっと、惑星のかけらを手渡しました。

「早いけど、サンタクロースが来てくれたみたい。




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