2019年02月09日
苺。。。44グリは臨時転入生。
親友ヴィーナスと、福の神のはからいで、グリは、地球に滞在する期間、ヴィーナスと一緒に学校へ通う事になりました。
神楽町は、渡り鳥や、旅の一座。旅人の子ども、それから、氷の妖精の、寒、サムや、事情で、期間限定の神楽小学校生徒がいます。
「このまんまー、地球にいたらいいのにー。」富〜がグリに言います。
「トミーハドーモ、グリニヤサシー」ヴィーナスは、福ちゃんもいたので、ワザと、さっちゃんという子から好かれた富〜を、
福ちゃんは、さっちゃんて子になんか、思ってるし、富〜は、さっちゃんっと子に、特別なんとも思わない様子だし。。。
と。
グリにむりやり、からかったり。くっつけようと気をつかいました。
ヴィーナスは、世話焼きおせっかいな見かけによらず、情が深くて友達思いなところが魅力です。
グリは、ヴィーナスに、
「ね、学校終わったら、私は、教会のトウサンオウさんのところに行くよ。
で、この青いサプライズストロベリーをあげるの。。。もしかして、トウサンオウさんは、あたたかいファミリーに戻れたり、、、地球だから、サプライズストロベリーの効き目はないかもしれないけど、トウサンオウさんは、黄色い幸せなサプライズストロベリーを食べたら、死ぬ気が消えて、生きる希望が湧いてきたみたいだし。
きっと、、、サプライズストロベリーの効き目があったって信じる、わたし。」
黄色い幸せの、サプライズストロベリー。。
本人が、自分では、気づかないかもしれないけれど、魂レベルで望んでる、真底な幸せな方向へと行く。。。
だから。トウサンオウさんは、きっと生きたいんだと思う。やり直したいんだと思う。
だから。ブルーの、サプライズストロベリーで、やり直し。よい、復縁。元どおりの意味を持つ。。。
効き目がなければないで。美味しい苺、でおわりだけど。
サプライズストロベリーは、よい人には効き目があり、ほっぺが落ちるほど美味しいし。
悪い人には、お灸を据え我慢できないほどに酸っぱいし、なーーんの効き目もない。
毒ではないし。不幸にはならないし、
ヴィーナスが、仕事の打ち合わせがあるので、グリは一人で教会に行きました。
一生懸命教会のお掃除をしていた、
トウサンオウが、グリを見つけて手を振りました。
「やぁ、トウサンオウさん、ダメかもしれないし、わかんないけど、ブルーのサプライズストロベリー食べなよ?トウサンオウさんは、黄色いストロベリーが、甘くってすーごく美味しいって感激した、って。だからさ、いい人なんだよ。
ご家族と、ほのぼのあたたかいやり直しを、したらいいのに。」
グリのあたたかい言葉とはからいに、トウサンオウは、心底感謝して、また涙がポロポロあふれましたが、
首をふり、
「僕は、家族も友達も、裏切って捨てました。きっと、みんな怒ってるし、合わす顔もありません。
それより、、、、その、ブルーのサプライズストロベリーが、素敵なやり直しという意味なら、僕は、あの子に、苺ちゃんに、食べさせてあげたい。苺ちゃん、記憶喪失みたいだけど、、、きっと、あの子は、大切な家族がいると思うし。幸せになって欲しいんだ、、。」
泣きながら、
トウサンオウが言いました。。、
自分なんかより、
あの、
苺ちゃんに。やり直し、よい元どおりの意味を持つ、ブルーの、サプライズストロベリーを。。。
記憶喪失が、元どおりになるかもしれない。。。。
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