「ところで、痛ましいわね。。。チワワの赤ちゃんがいなくなるなんて。。。わたしもひと肌脱げるかと、日帰り旅行をやめて、暫く、ヴィーナスんちにお世話になる事にしたわ。。。」グリがいいました。
「神楽町のミステリーと、言うか。。、こんなことは。。。なかったんだけど。海外の生命の福の神の母さんに、聞いてみたら、大丈夫、元気で、生きているから、って。」
生命の福の神は、
福の神達の母親の、心、ココです。行方不明になった人の生死、元気でいるか、生命の強さを感じたり、そこまでは、わかります。父親が、自然の神、楽、ラクで、夫婦はともに、仕事で、あちこち飛び回っていて、あまり家にはいません。
そのせいか、家の女性は、ラブも、笑〜も活発で、あまりどちらかと言えば、家庭的な女性ではありません、
家の事は、タチバナが、お料理。あとは、空いてる人が分担する、でした。
女性だからと言って、必ず家事をしなければいけない、という事はないですし。。。お金で済ます事はお金で済ます、でした。
幸せは、お金で買えないものと、お金で買えるもののバランスが取れて。。。
お金を払うと、自分以外の人も、豊かに潤うし。。。お金も時間も大切に。。。
と。。。ココは言っています。
福の神家は、
テレビの、
モニター画面で、海外母親と、やりとりするのです。しばらく帰ってないわー。ちいちゃんも数えるぐらいは会ったけど、大丈夫よ。ちゃーんと生きてる!
ココは、安心しなさい。と、言いましたが、だけど。。。
なんで。。。いなくなったのかな。ここで暮らせば、食べ物の心配はないし!!!
なんか、気に入らなかったのかなぁ〜、
みんなは、ガヤガヤ。。。
よほど、お金持ちの人に拾われたかも。。。あれほど食べる子、なかなか普通の家には無理だし!なーーんて、ラブが言うのですが、
「だけどさー、福の神様より、お金持ちって。。。どうなのよー。」ボタンが言いますと、
「笑〜が怒るからやになったんじゃない。お金だけの問題じゃないよー、」
シュナ坊が言うと、「メッ、あたしが怒るのはシュナ坊がヤンチャした時ぐらいでしょー、赤ちゃんだし、ちいちゃんにはほとんど怒らないもん。胃袋の問題は、あれは、そうゆう性質だから。仕方ない割り切らなきゃだめだし。ホラッ、お馬鹿っ、シュナ坊、サラダのコーンばっかり、ニワトリみたいに粒つぶとひろわないのっ、。」
シュナ坊は、サラダのコーンだけを、拾って食べるのが好きです。
「シュナ坊、タチバナが、サラダ作って勝手にコーンだけ食べちゃうし。出すときに、コーンが、ない、
なんてこと、あったしね、それなら、コーンバター、金曜日の店からオーダーしたらいいじゃん。ほーら、タチバナのおごりなんだからさ。他も、ポテトとか、唐揚げとかクドイのたのもーよ!お料理教室の生徒さんのお料理は、あっさり和食だしね〜。今年はタチバナ、歳神様だから、お金周りいいはずよ、進んで、みんなで、
あやからないと。みんなであやかれば、怖くないわー、」ラブが、はりきって、居酒屋金曜日に、出前の電話をしました。
「コーンバターは、コーンバターでいいけど、無理やりサラダからコーンを取るのが好きなの。おもしろみ、がないと。」シュナ坊が言いました。
「シュナ坊は、バレて怒られるのに、冷蔵庫からハムや、かまぼこのつまみぐいするんだから。。。赤福は、中のお餅を盗んで騙すし」笑〜が呆れると、
「変な食べ方をしたり。食べちゃだめなのを食べちゃうのがおいしいのさ。だから、僕は、オジイについて海外に行かずに、神楽町で、福の神の犬として、なーーんでも食べられる人生を選んだの。玉ねぎの入ったカレーも、チョコレートも。」シュナ坊は、
チョコレートを食べたり、その他何を食べても良い様になってるし、普通の犬は、色盲で目があまりよくないと言われますが、シュナ坊は、神楽町に産まれ、福の神のパワーで、完全にカラーで、ものがよく見えます。
だから、シュナ坊は、人生幅広く、と。恋しいオジイ、ブリーダーの三木さんから、笑〜に預けられたのでした。
「ゲンキンヨー、シュナボーハ。」世話焼きのヴィーナスが、みんなにジュースをついでいました。ヴィーナスは、お客さんで、食べもの屋さんに行っても、片付けたり、掃除したり、アレコレとお店の世話焼きも好きでした。
だから、よく、いろいろなお店の人と仲良くなり、いろいろなお店で、常連さんになってきます。そして、逆に、お店のインテリアや、デザインなどの仕事を請け負ったり、クリエイター教室の生徒さんが増えたり。なかなか、商売上手もあるし、お金払いもいいし。持ちつ持たれつやっています。
ヴィーナスは、自分が、お客さんでも、今回の様に、あちらのお店のミスであっても、すぐに頭を切り替えて、ヘルプしたりする、寛大なタチのところがありました。口うるさく御節介で、短気ですが、なかなか、面倒見が良いところは、ヴィーナスの魅力です。
どこからか、それこそ琴線にふれる様にして、
琴の音が優しく聞こえてきました。月夜に満開の桜が、時々、花吹雪の様に散ります。ヴィーナスは、もっと、風情が、と、月を膨らまし、、半月過ぎの、朧月夜にしました。
「わー、綺麗!食べるのねー、これを。」グリは、目の前の、和食の、創作料理にすっかり骨抜きになっています。宇宙人ですが、ヴィーナスともども、グリも、美しさの故郷の星からやってきました。人何倍か、美しさには、目がありません。
お料理も、まず、目で楽しむ事を追求するのでした。目で愛でる、ね。
今日のお料理教室の生徒さん達は、懐石料理の板前修業の少年や、お兄さん達でした。
美しい、はかなげだけど、優しい彩の花が咲く様な、和風の懐石料理。。。。
あっさりしているので、こってり好きのラブが、居酒屋金曜日から、揚げ物をオーダーしました。
座敷のテーブルから少し離れて、橋が架かっていて、橋の向こうは茶室の造りです。サラサラと、座敷の真ん中を川が流れて、サラサラサラサラ。。。
あっ。。。散る桜、川の流れに、浮かんだ花びらがたくさん流れてきます。。。夢の様な幻想的なムード。。。なんて、素敵!!!夢を見ているよう。。
グリも、他の子どももはしゃぎます。静寂に包まれる。。。を、ポイントに、したんだけどなー。ヴィーナスは思いましたが、みんなみんな、無邪気な子どもだしね。
だけど。これから、お料理だけじゃなくって、空間を味わう、とか、空間を買うとか、空間演出も洗練しなきゃ。
菜の花料理が出たので、雪の降る風景から、桜散る春の演出にしましたが、、、今度はキノコのお料理が出てきて、
ヴィーナスは、仲秋の名月と、紅葉。サラサラ流れてくる、桜の花びらは、いつのまにか、紅黄、散る紅葉になってサラサラ、
流れていきます。
滝も、サラサラサラサラ、落ち葉が美しく舞って流されていきます。
琴の音が、虫の声に変わりました。
あたりが、しっとり良い感じに涼しくなりました。
2019年02月04日
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