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2015年05月12日

終わりの初物 村田の空豆

空豆WEB001.jpg
宮城県の空豆は村田町、蔵王町、涌谷が産地です。
その中でも元祖は村田町。昭和10年代から栽培を始めたとのこと。空豆は12月から出荷が始まります。これは鹿児島県産。以後、順に産地が北上し、6〜7月が空豆の終わりとなりますが、宮城県の空豆は5月下旬から、6月下旬が出荷期となるためその年の初物でありながら、空豆としては終わりの時期にさしかかるので「終わりの初物」と言われ、珍重されています。
 フランスでは5月に出るグリンピースを美味しく大切に食べる習慣がありますが、宮城県の村田町名産の空豆も同じように美味しく味わってみたい旬のもの。
 莢ごとまるごと七輪の炭火にかけて表面がこげたところを中から大粒の豆で取り出して、ぱくっと一口。うまいんでがすと。莢から豆をとり出して沸騰したお湯で1分半くらい茹でて食べるもよし、薄皮を剥いてポタージュにするのもよし。
でも、わたくしはビールのおつまみに豆ごと食べるのが一番いいと宣言します。

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