右衛門とは〜百官名(ひゃっかんな)
百官名(ひゃっかんな)
明治時代以前、日本にまだお侍さんがいた頃には、家系や親の持つ官職を名乗るという風習があって、男性の通称名として広く用いられたそうです。
百官名(ひゃっかんな)と言うそうです。
・宮本武蔵 - 巌流島で佐々木小次郎と決闘を行った剣豪
・田中玄蕃 - ヒゲタ醤油創始者
・大石内蔵助 - 赤穂藩浅野家家老、元禄赤穂事件の中心人
・大内兵衛 - 東京大学教授、マルクス経済学者
・堀口大学 - 詩人、フランス文学者
・小松左京 - 小説家(ペンネーム)
・片山右京 - 自動車レーサー
・真木蔵人 - 俳優
どれも、百官名(ひゃっかんな)です。
右衛門
右衛門は左衛門と並び、宮城諸門の警衛などをつかさどった役所の『衛門府』に由来します。
『衛門府』には左右の二つがありました。
頭に文字を付けた場合「右衛門」の部分は「〜うえもん」ではなく「〜えもん」と読む場合が多く、
木村 次郎右衛門さんも、『きむら じろうえもん』と読みます。
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投稿者:centenarians|10:01
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