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2018年11月03日

喫茶「ボタン」の人気者!自由すぎる「ぼたんちゃん」の悲しき運命!

キャプチャ botan.JPG



引用 喫茶ボタン


自宅の近くにある喫茶店ボタンのぼたんちゃんのお話です。男の子で私の自宅の玄関でよく毛づくろいをしていました。

まるで自宅の猫のような感じで、堂々としていたのを思い出されます。犬の「$」が近づいても逃げる事もしませんし、威嚇することもありませんでした。しかし、「ぼたんちゃん」は悲しい運命をたどることになるのです。

1.喫茶ボタンの看板猫「ぼたんちゃん」


キャプチャ botan7.JPG


引用 喫茶ボタン



自宅の近くにある喫茶ボタンは猫好きが集まる喫茶店です。近所のかたからや自宅で猫を飼いたくても飼えない方が「ぼたんちゃん」目当てで一人で来ている姿をよく見かけました。

喫茶ボタンはたくさんでワイワイと入るお店ではなく、一人で気軽に入るお店です。何となく一人になりたいときや、ゆっくりと本を読みたいときなどに使用している方が多いように感じます。

カウンター席に一人で座っている方が多いからです。お客の目を気にすることもなく「ぼたんちゃん」は店内をうろうろします。

お気に入りの席が空いているとそこで寝ています。ルールは猫が寝ているときは触らない事でした。私は毎朝「$」の散歩で喫茶ボタンの前を通るのでガラス越しのぼたんちゃんをよく見かけていました。

お客さんが出入りをするので完全な家ねこにはなりません。適当に外に出かけたり、店内にいたりしていました。それがあだになったのかもしれません。





2.毎日見ていた「ぼたんちゃん」がいなくなる!


キャプチャ botann.JPG


引用 喫茶ボタン


毎日、我が家に来ていた「ぼたんちゃん」が突然いなくなるなんて、他人事には思えませんでした。過去に1匹は大怪我をして帰って来た「りゅう」と、突然いなくなって帰らなかった「みゃあ」の事を思い出されました。

無事を祈る事と「$」の散歩の時に「ぼたんちゃん」と声をかけながら、日頃は通らない道を歩いたり、猫のたまり場をのぞいたりして歩きました。

「ぼたんちゃん」の捜索は駅前までチラシが張られていたのです。常連さんや「ぼたんちゃん」の事を知っている方があちらこちらで探しているのです。

とても愛されていたのだと感じましたし、雄猫なのに温和な感じがしました。だって犬の「$」とガラス越しにキスをしたりしていたのですから。「$」からしてみれば家の猫たちにいじめられていたので、とても嬉しかったでしょう。

その数日後に「ぼたんちゃん」の捜索の張り紙がなくなりました。喫茶ボタンはお店を閉めて「ぼたんちゃんお帰り」と書いた張り紙が悲しげに貼ってあるのでした。





3.歩行者天国の通りに入る車は許可書を持っている車だけ


キャプチャ botan1.JPG


引用 喫茶ボタン



ボタンを探してくださった皆様へ。
ボタンは先程自宅へ戻りました。
各務原の伊木山ガーデンの前で車に轢かれ、息をひきとり、搬送されていました。
5月5日の夕方にご近所の方の車に勝手に乗り込んでしまい、そのまま伊木山ガーデンまで行き、駐車場で降り、迷子になっていたようです。よその車に乗ってそのまま行くなんて、ボタンらしいといえばボタンらしい。
あの時ああしていればこうしていればと思うことは無いとは言い切れませんが、とにかく家に帰ってきてくれました。ありがとう、ボタン。
以前にも書きましたが、これは神さまからの大切なメッセージだと言い聞かせています。お客様のため、と言いながら睡眠時間を家族の時間を削って働いていたのは実は欲だったのではないかと。一日は24時間しかなく、人生はベリーショートです。どのように自分たちの時間を過ごすかが人生の質を決めます。あのまま突っ走っていくと何が残っていくのでしょう。振り返った時に、愛で溢れた生活であるような時間を過ごすことはできなかったと思います。今までを否定しているのではありません。オープンしてから本当に楽しく充実した毎日です。皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
2人で相談し、今週いっぱいはお休みをいただきます。来週から、営業時間の見直しをはかろうと思っています。営業時間を短くし、家族の時間を増やそうと思います。
ボタンの目が閉じてからこんなことに気づくなんて。ごめんね。そして、心からありがとう。愛してるよ、ボタン。また会おうね。


引用 喫茶ボタン


上記のような記載があり通常に考えて、猫が川を越えて橋を渡るとは思えませんでしたので、悲しみを通り越して怒りさえも感じました。

何故かと言えば猫を同じように飼っている立場の者からしてみれば、間違って猫が乗り込んだら引き返すでしょう。もし現地に着いてから気づいて、飛び降りたとしても、自分が車に乗って出発した場所は覚えています。

ご近所と記載があるようにいつも見ていた猫ならば、どこの猫かわかります。休日中の車は許可証が無い車の通行が出来ない場所なので、初めから許可書を持っている方だとも想像もつきます。

いつも「ぼたんちゃん」が遊んでいた場所は自宅むかえの駐車場です。間違って車に乗せてしまい、周りの方々が猫の捜索をしているさなかで、数日間だまっていた事さえも考えられませんでした。

「ぼたんちゃん」の飼い主の方は数日後に知らされて、「ぼたんちゃん」を探しに各務原まで行ったようです。その後、変わり果てた「ぼたんちゃん」と対面されたようです。

仕事帰りに喫茶ボタンの前の「おかえりなさいぼたんちゃん」と書いてあった文字が悲しげだったので、ひょっとすると亡くなったのではないかと感じました。

数日間、お店を休まれたのでフェイスブックから「ぼたんちゃん」の死を知りました。いつも自宅に来ていた「ぼたんちゃん」を思い出すと、いてもたってもいられなくなり、お花を持ってお店に伺いました。
その時、頂いた「ぼたんちゃん」の絵です。

IMG_4006.jpg



「ぼたんちゃん」の写真やお花、などが飾ってあり、飼い主のご夫婦は憔悴しきった姿が印象的でした。以前の自分達の様にペットロスに陥ってしまうのではないかと思いましたが、もう一匹の猫が癒してくれるでしょう。

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4.「ぼたんちゃん」そっくりの猫が!


キャプチャ botan.JPG


引用 喫茶ボタン



数カ月たったある日の事です。自宅の駐車場に「ぼたんちゃん」そっくりの猫が来るではないでしょうか。それも大きさもほとんど同じで、見間違いかと思いました。

後でお話を聞くとお店近くで保護をした猫だそうです。「ぼたんちゃん」そっくりで本当に戻って来たのではと思われたでしょう。しかし、同じように猫を飼っていて、探している方がいると思うと元の飼い主に返さなければならないと思われたのでしょう。

フェイスブックなどに乗せて飼い主さんを探して見えたのですが、一向に現れる様子がないようで、結局「ぼたんちゃん」そっくりの猫は喫茶ボタンに居ついてしまったのです。

名前は「ボンちゃん」です。みんなに慕われていた「ぼたんちゃん」がいなくなり、沈んでいる姿をみて神様が「ボンちゃん」を導いたのかもしれません。

「ボンちゃん」は欠かさず毎日私の自宅に来ては遊んでいます。「ぼたんちゃん」との違いは「ボンちゃん」の方が人なれしている感じがします。後、門の所で毛づくろいをするのではなく、堂々と自宅の駐車場に入って来ます。

自宅に3匹の猫がいても、どの猫も可愛いと思ってしまいます。また前のような日常を迎える事が出来てうれしく感じます。そして、喫茶ボタンさん、「ボンちゃん」が来て元気を取り戻された気がします。






まとめ

・喫茶ボタンの看板猫「ぼたんちゃん」犬の「$」の初めての友達
・毎日見ていた「ぼたんちゃん」がいなくなるなんて信じられない
・歩行者天国の通りに入る車は許可書を持っている車だけなのにどうして!
・「ぼたんちゃん」そっくりの猫が!神様からの贈り物かな

何処の飼い主でも猫や犬がいなくなると我が子が迷子になったかのように必死で探します。地元紙に掲載したり、チラシを作ったり、とあれこれ考え眠れない日々を過ごすのです。

不幸にも「ぼたんちゃん」は見知らぬ土地で旅立ってしまいましたが、みんなに慕われていた事はきっと彼自身が一番知っていたのではないでしょうか。「ぼたんちゃん」は戻ることが出来ないので代わりの「ボンちゃん」を送り込んだのでしょう。

FROM 金券ショップ犬山





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未熟児や体が弱い猫は母猫が見捨てるそうです。私は何度となくその様子を見てきて、動物の習性なので仕方がないと諦めていたのですが、捨てられても戻ってくる野良猫を見ていたら行動に移さずにはいらせませんでした。73歳の障害者の母が快く引き受けてくれたのです。我が家にも猫が3匹と犬が1匹います。すべての犬や猫が幸せになってくれる事を願いブログを始めました。
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引用 「飼い主探し隊」 残念ながら私の住む犬山ではそのような活動グループはありません。各務原市で頑張っていらっしゃる「飼い主探し隊」さんのお助けが出来ればと思い始めました。 定期的に犬山ウエストサイド動物病院にて「譲渡会」が開かれています。動物病院では募金活動もしていらっしゃいます。非力でもご協力できれば幸いと思い発信をしたいと思います。
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引用 犬山ウエストサイド病院画像
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