2018年09月15日
ネコは生んだ子猫が病気などで育たないと思ったら、その子猫を見捨てる!
こんな悲しい題でごめんなさい。ブログを始めようと思ったきっかけを作ってくれた野良猫の「夢ちゃん」です。
職場の裏に野良猫が子猫を生みました。これで何度目なのでしょうか。4カ月くらいになるとそれぞれ巣立っていきます。それまでは母猫が一生懸命に育てるのです。巷である幼児虐待とは考えられないくらい一生懸命に育てます。
1.小さく生まれた夢ちゃん
上の画像は夢ちゃんが、2カ月の時の写真です。夢ちゃんは生まれた時から、とても小さかったようで、あまり親と一緒にいるところを見かけませんでした。兄弟達は一緒に遊んだりしているのですが、母猫は夢ちゃんの事を寄せ付けません。
1匹で遊んでいることも多く、後は職場の裏の室外機の上で寝ている姿を見かけていたのでした。一度、間違って通りの方に来たときは慌てて保護し、猫風邪で、顔もクシャクシャでした。
綺麗に拭いてあげて、職場の裏にかえしました。その後よたよたと歩く姿を見かけるのです。職場の裏で、くしゃみが聞こえれば夢ちゃんがいるんだと確認が出来るのです。
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2.ほとんど動かなくなる
夢ちゃんのお母さん
先週の事です。夢ちゃんが動かなくなり、会社の中の段ボールへ入れてあげるのですが、殆ど寝ている状態でした。エサも食べる事もしません。
もし、このままだったら確実に夢ちゃんは死んでしまうでしょう。仕事が終わるのを待ち夢ちゃんをビニールの袋に入れて、何とか助かって欲しいの願いを込めて、動物病院に自転車で走りました。
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3.動物病院での夢ちゃん
先生からは「1週間持つかどうかの猫だね」の一言でした。理由は夢ちゃんは月齢で言うと4カ月ぐらいです。しかし、殆どお乳ももらえずやっと生きていたのです。
通常の4カ月ぐらいの猫の大きさは2キロはあるそうですが、夢ちゃんは600gしかありませんでした。通常の猫の3分の1ぐらいの大きさで殆ど骨と皮だけで泣くことも出来ませんでした。
私は治療後に一旦、夢ちゃんがいた場所へ返したのです。薬のせいか夢ちゃんは動くことが無く寝てしまったようでした。
毎日職場に来ると夢ちゃんが元気かどうかを確認する日々でした。
4.職場な中へ入ってくる
実家に行ってすぐの夢ちゃん
偶然かもしれませんが、私とKさんがいる時は職場の中に入ってくるのです。彼女の家にも猫がいて、過去には6匹ほど飼っていたようです。
ネコも猫好きな人がわかるのか、夢ちゃんは私の足元に来たり、Kさんの後を追ったり、段ボールの中でくつろいでいました。
仕事も終わりになっても夢ちゃんは帰る様子もありません。しかし、私の自宅にも猫が3匹と犬が1匹います。もう家族には飼うことを拒否されているので、連れて帰れません。
Kさんの自宅も外ネコと家ネコの6匹がいてこれ以上、増やすことが出来ないのです。そこで、私は実家の母に頼みました。
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5.快く引き受けてくれた母
母には障害があり、思うように歩くことも出来ないのですが、親に捨てられて夢ちゃんの事が可哀想に思ったのでしょう。夢ちゃんはすぐに母の足元に近寄り、母から離れなくなったのです。
45年前の今頃です。私の妹が未熟児で生まれ2週間ほどでなくなりました。名前も同じ夢ちゃんでした。
母はきっと亡くなった妹の事を思い出したのでしょう。
ずっと母の足元で寝て、母のゆったりする動きについて歩くそうです。毎週2回、実家に母の様子を見に行くのですが、今日も実家へ行ったのですが、いつも母の元から離れずにいるのです。
夢ちゃんはきっと母の事を親と勘違いしているかのようでした。私自身はとても安心いたしました。夢ちゃんが今後も幸せでいられるように、私も協力していく予定です。
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まとめ
・小さく生まれた夢ちゃんは親ネコにすてられて
・ほとんど動かなくなるし食べ物もたべない
・動物病院での夢ちゃんは通常の3分の1の大きさ
・職場な中へ入ってきてはあまえる
・快く引き受けてくれた母はごく自然にしているだけ
今回は夢ちゃんを通じて運が良かっただけで、今後もこのような子猫たちが多くなるでしょう。町ぐるみで協力し、猫を増やすことが無い様に自宅内での飼育や避妊手術を施すべきではないでしょうか。
私の居る犬山ではそのような活動は無いのですが、母の居る江南市は猫の避妊手術費を補助してくれます。自治体の協力が無いとできないのが保護活動ではないでしょうか。
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