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2020年02月11日
[ゲームネタバレ]シェンムー3:Shenmue3〜鏡の謎は解けるのか?
◆「シェンムー3」・・・一行あらすじ
鏡の謎を追って白鹿村から鳥舞の町に旅を続ける芭月涼(はずき りょう)は、ついに藍帝と再戦する。
リリース日/2019年11月19日発売
販売元/セガゲームス
プラットフォーム/ PS4・PC
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・シェンムー1 ネタバレあらすじ
・シェンムー2 ネタバレあらすじ
・シェンムー3 ネタバレあらすじ
・シェンムー サイドストーリー漫画
・シェンムー 聖地巡礼ガイドマップ
・シェンムー3 美女リスト
◆「シェンムー3」あらすじ
<ネタバレあり! 結末まで掲載しています!>
■香港から
横須賀から香港にたどりついた芭月涼(はずき りょう)は、事情を知る朱元達(シュ・ゲンタツ)を探し、父を殺された原因となった一対の鏡の過去を追うため桂林(けいりん)へと旅を続ける。涼は、白鹿村(はっかそん)への道で、莎花(シェンファ)という少女と出会う。シェンファは白鹿村の住人で、その義理の父、袁雲深(エン・ウンシン)は石彫師をしている。シェンファの案内で袁に会いに行くが、そこに袁の姿はなく「私の役目は終わった。鳳凰を携えし者と共に行け」という手紙だけがあった。(シェンムー2)
■白鹿村(はっかそん)
涼は白鹿村のシェンファの家にとどまり、鏡の情報を得るため袁を探すことにする。そんな中、村の石彫師たちが次々と襲われていると聞く。涼は、石彫師を襲っていたゴロツキたちに立ち向かうが、返り討ちにあってしまう。涼は強くなるために、白鹿村の稽古場で基礎から修行しなおす。そして「鉄山靠」(てつざんこう)を習得し、ゴロツキたちと再戦し、見事打ち倒す。
なぜ石彫師たちを襲っていたのか、涼は尋ねるがゴロツキは口を割ろうとしない。しかしシェンファが脅すと、蚩尤門(しゆうもん)に命令されたのだと、あっさり話し始めた。そして、組織の手先のチャイが村の物知りの葉(よう)ばあさんを狙っていると白状した。
葉ばあさんのもとに駆けつけると、村の見晴らし台である鐘楼(しょうろう)に登れと言う。涼は鐘楼の隠し部屋で巻物を見つける。巻物には龍、鳳凰、宝の絵が描かれていた。葉ばあさんは、龍は皇帝、鳳凰は皇后、宝は皇室の秘宝を意味すると言う。さらに絵から、その場所は港町の鳥舞(ちょうぶ)であると推測した。
涼とシェンファが家を出ると、チャイが突然現れるが涼は撃退する。さらった袁は鳥舞に連れて行かれたと言い残すとチャイは逃げていった。巻物には鳥舞が描かれ、袁さんも鳥舞に・・・シェンファは涼と共に鳥舞に行くことを決意する。
■鳥舞(ちょうぶ)
きらびやかな港町である鳥舞に到着した涼とシェンファは、鳥舞ホテルに滞在する。袁さんの写真を手がかりに探していると、鳥舞の屋台街でもゴロツキたちが暴れていた。彼らはレッドスネーク(赤蛇)と呼ばれ、辺り一帯を荒らし回っていた。涼は敵のアジトに乗り込むも、ボスに返り討ちに合ってしまう。
涼は情報収集と鍛錬をかねて町を散策していると、レッドスネークに荒らされた花咲寺(はなさきでら)を見つける。そこにいた和尚は、涼を見ると日本の武道家だと見抜いて技書を渡してくれた。以前、寺に来た日本人の武道家が奉納していった技書だそうだ。技書の裏には「芭月巌 奉納」と記されていた。涼の父、芭月巌(はづき いわお)もこの寺に来ていたのだ。
涼は再び達人のもとで鍛え直し、貝(バイ)老師より八極拳の奥義「鷂子穿林」(ようしせんりん)を習得し、再戦するためにアジトに向かう。しかしそこにゴロツキはおらず、影のある女性麗峰(レイ・フェン)が一人でいて、「彼らには出ていってもらった」と言う。何が起こったのかわからず、涼は一旦ホテルに戻る。ところが、ホテルにシェンファの姿はなく謎の女にさらわれた後だった。置き手紙には「お嬢ちゃんを返してほしければ鏡をもって対岸の古城まで来い」とあった。
涼は古城へ渡る方法を探すため漁港を走る。そして、香港で出会いお宝目当てにやってきたレンと合流する。さらに、町の稽古場で手合わせした許(きょ)さんと、その師匠である貝老師にも協力を仰ぐ。また、鳥舞の外れにある仏堂・六角堂にいた巫女さん、林詩鈴(リン・シリン)も、レッドスネーク討伐のためならと同行することになる。
■古城
涼、レンは、許、貝、林と共にボートに乗り込み、古城へ渡る。そこには荒れた町並みがあった。涼たちは手分けして先へ進み、さらわれていた袁を救出する。
先の部屋には、あの影のある女性、鳥隼(チョウ・ジュン)がいた。蚩尤門(しゆうもん)の幹部である鳥隼は、シェンファと引き換えに鳳凰鏡を渡せという。涼は仕方なく鳳凰鏡を渡し、シェンファを取り戻す。鳥隼はこの先の城に藍帝(らんてい)がいると言い、鏡を持って立ち去った。鳥隼は蚩尤門の一員だったはずだが、藍帝に鏡を渡す気はなかったようだ。
涼とレンは先に進み、貝老師から教わった八極拳の奥義「鷂子穿林」でレッドスネークのボスを倒す。鍵のかかった扉を蹴破ると、そこには藍帝がいた。涼は親父の仇を討つと威勢よく構えるが、力に差がありすぎて攻撃はまったく当たらない。
涼は藍帝に押さえられ、「お前も父親のもとに送ってやる」と言われ絶体絶命の状況。レンはとっさに鳳凰鏡のレプリカを懐から取り出す。町の骨董品屋で見つけたものだ。藍帝が手を緩めると、レンはレプリカの鏡を投げ捨て、その隙に2人は古城から逃げる。
■次の舞台へ
手伝ってくれた仲間たちと別れ、涼はレン、シェンファ、袁と船に乗り、鳥舞を離れる。袁は救出できたが、鏡はまた別の者に奪われてしまった・・・涼は袁さんと話をする。
龍鏡と鳳凰鏡はかつて断崖の寺に封印された。その鏡を蚩尤門が狙っており、それを防ぐために鏡を持ち出そうとしたのが趙孫明(チョウ・ソンメイ)だった。趙孫明は数年後、謎の死を遂げた。そして趙孫明の息子である趙龍孫(チョウ・リュウソン)は、蚩尤門に育てられた。その趙龍孫が今の藍帝であると。断崖の寺は蚩尤門の手に落ちたそうだ。藍帝はそこにいる。
涼、シェンファ、レンの3人は山奥の荒れた道を進む。レンはお宝のことで頭がいっぱいだ。涼は父親の仇を討つことしか考えていない。シェンファは村の言い伝えを思い出す。
若者 秘めし力 いまだ知らず
彼の身を 滅ぼすことも
彼の願いかなえしことも
The Story Goes On…
<END>
シェンムー3です!ついに出ました!!!懐かしいですねぇ。最初にプレイして感じたことは、「良い意味で何も変わってない世界観」ということでした。
1や2と何も変わらない画面や、経験した出来事をメモ帳に記す流れも同じ。メインストーリーに関わることは赤線で引かれるので、何をすべきかを迷うことはありません。懐かしのキャラや敵も登場します。もちろん、フォークリフトのアルバイトも可能!
ミニゲームもいっぱいありますね。釣具をレンタルして釣った魚を売ったり、アルバイトで薪割りやアヒルを捕まえたり、ゲーセンでアーケードゲームを遊んだり。ゲーム内で遊べるゲームが多い点もシェンムーの特徴です。
鳥舞のホテルでは、国際電話で前作のキャラに電話をかけることが可能です。懐かしい上に、今何をしているかもわかります。香港のジョイやクン・ファンメイ。カナダに行った原崎さん。横須賀の稲さんや福さん、貴章、アメリカに帰ったトム。旅で得た縁って、再会することで更に深まるんですよね。みなさん元気でやってるようです。
前作をプレイしている人は、良い意味で何も変わらないシェンムーの世界に感動することでしょう。さらに言えば、リアルタイムでプレイして18年待った人、クラウドファウンディングで今作の開発に投資した人は、格別なはずですね。
今作の舞台は、白鹿村と鳥舞の街。探索スケールは言うことなしですが、ストーリーはやや起伏に乏しいというのが本音です。基本の流れは、ゴロツキの手がかりを追って聞き込み→聞き込み→見つけるもボスに勝てない→修行して奥義習得→ボスに勝つという流れ。そしてついに藍帝に会いますが、まったく歯が立たない・・・。あと10年修行しても勝てなそうな強さ。蚩尤門には四天王がいるのに、まだ一人も倒せない!先が長すぎる!!
ゲームを通して、良いと思った点は技として「鉄山靠」(てつざんこう)が登場したこと。何せバーチャファイターのアキラの技ですからね。親戚みたいなもんですよ。そして、「う〜ん」と思ったのが、お金が貯めにくい所と、走ると体力が減る所ですかね。
さて、シェンムー4はいつ頃出るんでしょうか?
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・シェンムー1 ネタバレあらすじ
・シェンムー2 ネタバレあらすじ
・シェンムー3 ネタバレあらすじ
・シェンムー サイドストーリー漫画
・シェンムー 聖地巡礼ガイドマップ
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サササッ 三|ノシ・з・|┐ それではまた!
2020年01月30日
[ゲームネタバレ]シェンムー聖地巡礼ガイドマップまとめ
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・シェンムー サイドストーリー漫画
・シェンムー 聖地巡礼ガイドマップ
・シェンムー3 美女リスト
■シェンムー聖地巡礼ガイドマップ
以前からずっと欲しかった、「シェンムー聖地巡礼ガイドマップ」をやっと入手しました!
横須賀で配布されているんですが、ちょっと遠くて・・・と、思っていたんですが、横須賀市の観光課に電話すると郵送も可能だそうで。ありがとうございます!ありがとうございます!日本語版と英語版、両方ゲットしました!
ちなみに、pdf版はこちらでも見られますよ!
↓
おーーっと!!pdf版のアドレスが変わっていました!! (2024.2.1追記)
横須賀市観光課 https://www.cocoyoko.net/guidemap_pamphlet#unit-24827
■表紙
こんな感じです。
受け取って、初めて知ったんですが・・・!
何と、これ、バージョン2ですね?
2017年12月にガイドマップが完成し、その後、「シェンムー1&2」が発表されたため、最終ページが「シェンムー1&2」の広告になっているんです。
最初のものは「平成29年12月発行」、新しいものは「平成30年9月発行」と、よーく見ると書いてあります。シェンムー3が出たら、また更新されるかも??
■ガイドマップの中のページ
というわけで、日本語版のガイドマップと、最新版と、さらに英語版も合わせて載せておきましょう。「もっとキレイな画像でみたい!」って人は公式サイトで見てくださいね!全部で6ページです!
※クリックすると、やや大きくなります。
〜表のページ〜
表紙と、最後のページが新しくなりました。
〜裏のページ〜
写真が追加され、涼の顔の向きがかわりました。
〜最後の広告ページ〜
■おまけ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
■共闘ことばRPG コトダマン
セガゲームスより配信されているスマホ向けアプリに、芭月涼が登場しました!
■プロジェクト クロスゾーン2:ブレイブニューワールド
バンダイナムコより、ニンテンドー3DS用ゲームに、芭月涼が登場しました!
■ソニック&セガ オールスターズ レーシング
ソニックなどのセガのキャラクターが登場するレースゲームに、芭月涼が登場しました!
PlayStation 3、Wii U、スマホアプリで遊べるようです。
バイクで走って、途中でフォークリフトに乗り換え!!
■シェンムー聖地巡礼キャンペーン
Shenmue Sacred Spot Campaign 2018年12月4日〜2019年2月24日
もう終わっちゃいましたが、横須賀でシェンムーのコースターがもらえるキャンペーンをやっていたようですね。顔出しパネルもあったようです。
シェンムー3、楽しみに待ってます!!
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2019年06月09日
[ゲームネタバレ]メトロ2033〜地下鉄で暮らす
■サクッとあらすじ
2033年モスクワ。戦争により地上は汚染され、人々は薄暗い地下鉄(メトロ)の駅で細々と生き延びていた。人類同士だけでなく突然現れたミュータント達との戦いから故郷を救うため、ある若者はメトロの中心部へ危険な旅に出る。
■メトロ2033について
ジャンル:サバイバルホラーFPS
対応機種:Xbox360、PC
開発元:4A Games
発売元
Xbox360:スパイク
PC:ズー(発売)、イーフロンティア(販売)
発売日
Xbox360:2010/05/13
PC:2010/06/25
CERO:D(17才以上対象)
■メトロシリーズについて
1作目 メトロ2033
↓
2作目 メトロラストライト
↓
1&2 メトロリダックス
↓
3作目 メトロエクソダス
■オープニング
数十年前に勃発した最終戦争により、地上は汚染されてしまった2033年のモスクワが舞台。人々は、地下鉄(メトロ)の駅で細々と生き延びていた。だが、人々を地下に閉じ込めていた理由は放射線被害だけではなく、突然変異で出現した危険なミュータントたちの存在であった。生き延びた人々にとってメトロは生活の場であると共に、存亡を賭した最後の社会基盤でもあった。
モスクワ郊外に近いエキシビジョン駅にアルチョムという20歳の青年が住んでいた。彼は見張り番と茶工場の仕事をこなしながら暮らしている。ある日、アルチョムの義父アレクセイの友人であるハンターが戻ってくる所から物語は始まる。
■第1章:旅の始まり
西暦2033年。最終戦争で地上が壊滅してから20年。新たに地上を支配しているミュータントたちは、地下で生き延びていた人類を徐々に追い詰めていた。辺境のエキシビジョン駅も度重なる襲撃で、数多くの負傷者を出していた。更に追い討ちをかけるかのように、ダークワンと呼ばれる新種のミュータントまでもが襲いかかってくるようになっていた。ダークワンは目に見えないがそこに存在しており、恐怖を武器にして心の中に入り込んでくるという噂が流れていた。
そんな中、野外活動を行うレンジャー隊のハンターがエキシビジョン駅を訪れる。彼は状況を把握するため偵察に出るが、二度とアルチョムたちの前に戻らなかった。ハンターの「俺が戻らなかったらポリス駅のミラーに伝えてくれ」という伝言のため、アルチョムは隣駅へ向かう商人の護衛に加わり、これまで出たことがなかった故郷を後にした。
■第2章:ブルボン
地下鉄内のミュータントと一戦交えながらも、何とか隣駅に到着したアルチョム。商人一行はここが終点のため、ここからは独りでポリス駅を目指さなければならない。途方に暮れるアルチョムだが、ブルボンと名乗る怪しい男から取引を持ちかけられる。それは、危険なルートではあるが途中のドライ駅まで協力しながら同行するというものであった。
■第3章:カーン
2人はドライ駅に到着したが、そこは野盗が制圧しており、ブルボンは野党に射殺されてしまう。野党を全滅させたアルチョムは、カーンと名乗るレンジャーと出会う。アルチョムは彼の助言により、ポリス駅を目指すため一旦アーモリー駅を目指すことになった。カーンには特別な霊感があり、メトロでの生き抜く術をアルチョムに授ける。彼が言うには、メトロで死んだ人の魂は天に昇れず、ずっとこの暗いメトロをさまようのだと。
アーモリー駅に到着したアルチョムは不審者と見なされ、駅を支配する共産主義者たちに身柄を拘束されるが、カーンの友人に救出される。ここからポリス駅へ行くには、共産主義者たちの新兵を乗せたトロッコに紛れてファシストとの戦場に行くしかないとの事である。アルチョムはこっそりトロッコに乗り込むと、共産主義とファシストとの最前線へ向かった。
■第4章:戦乱
共産主義者とファシストの戦場を通過したアルチョムだったが、待ち伏せていたファシスト兵によって捕らわれてしまう。だがそこに現れたレンジャーのウルマンとパヴェルの2人によって救出される。アルチョムがハンターの使いだと知ったウルマンは、相棒のパヴェルにポリス駅まで同行させることにした。しかし車輌基地でミュータントの大群に襲撃されパヴェルは戦死する。アルチョムは単独で前進し、途中のブラック駅でウルマンと合流。長かった旅路も終わりが見えてきたと思われた。
■第5章:希望
ついにメトロ最大の中心街、ポリス駅に到達したアルチョム。だが、お偉方の議会はエキシビジョン駅を見捨てる決断を下したのだ。それに呆れと怒りを感じたレンジャー隊のリーダーであるミラーだったが、彼には考えがあった。旧ソ連のミサイル発射管制のある秘密基地「D6」なら、ダークワンの巣への攻撃に使えるはずだと。そのD6へのアクセス方法を調べるため、ミラーはチームを率いてアルチョムと共にロシア国立図書館へ向かう。苦闘の末、アルチョムは保管庫からD6の情報を得ることに成功する。
■第6章:D6
犠牲者を出しつつも一行はD6に到達し、システムを復旧させることに成功する。あとは見晴らしのよい場所に行き、誘導装置で攻撃目標をマークすれば、すべてに終止符を打てるだろう。だがアルチョムは疑念を抱いていた。ミラーはここにあるミサイルで敵を焼き払うというが、既に人類は一度世界を焼いているのだ。しかしもはや後戻りはできない。
■第7章:テレビ塔
ミラーとアルチョムは、高くそびえるテレビ塔に到達した。誘導装置を設置するため塔を登るが、ミュータントの襲撃でミラーが負傷。アルチョムは単独で頂上を目指す。人類の未来を賭け、アルチョムはダークワンの巣を殲滅させようとするが、ダークワンの精神攻撃により、ダークワンの世界に引きずりこまれてしまう。アルチョムは必死に逃げ続けるが、ダークワンの声は助けを求めているようにも聞こえる。そこへエキシビジョン駅で出会ったハンターが現れ銃を渡し「敵なら殺せ」と告げる。アルチョムは振り返り、目の前に迫るダークワンを撃ち殺した。
ふと気付くとアルチョムは現実世界のテレビ塔の屋上に戻っていた。誘導装置がカウントダウンを始め、遠くからミサイルが飛んでくる。そしてダークワンの巣に着弾し大爆発を起こす。作戦は成功した。人類はダークワンとの戦争に勝利したのだ。アルチョムはその場に座ると、巣が炎上するのをただ黙って見続けるのだった。
<END?>
■もうひとつのエンディング
ダークワンの精神世界から戻ったアルチョムは目の前にあった誘導装置を破壊する。どうして彼らを生かそうと思ったのか自分でもわからなかった。ただ彼らとの共存という道を選んだのだった。アルチョムはその場に座ると、ダークワンの巣を黙って見続けるのだった。
H・G・ウェルズはこう書いた。
「我々が戦争を終わらせなければ、戦争が我々を終わらせるだろう」
<END>
地下鉄を舞台にしたFPS、メトロ2033です!
戦争が原因で地上が汚染されたにも関わらず、地下世界でも変わらず争いを繰り広げる人々。そして、突然変異で出現したミュータントたち。様々な脅威が主人公を苦しめさせ、生き残りを懸けて様々な仲間と解決策を探っていくストーリーは魅力的に感じました。
原作はロシアの小説ですね。続編が2033→2034→2035と出ています。ゲーム版では、主人公は基本的には喋りませんが、各チャプターの開始前には日記を読み上げるかのようにあらすじを語っていきます。声が淡々としていて落ち着きますが、結末が近づくにつれ、このままでいいのだろうか、という疑問も出てきて・・・怖いです!
■ゲームの不便さ
メトロ2033のゲームの特徴として、あえて手間のかかる要素を取り入れることにより、「荒廃した世界の不便さ」を魅力的に映し出している、というところがありますね。
・地下は暗いのでライトを点灯する必要あり
→ライトの電池はキコキコと手動での充電。当然、充電中は銃を撃てないので、常に電池残量に気を配らないといけない。電動で開くドアや暗視ゴーグルも充電の必要あり。
・地表では空気が汚れているのでガスマスクをつける
→フィルターは定期的に交換が必要。ガスマスクは返り血で汚れるので、手で拭かなければならない。もちろん返り血を浴びるということは戦闘中です。しかも敵に殴られるとヒビが入り、前が見づらくなる。
しかし、その手間がゲームの欠点ではなくて、むしろ逆で最大の魅力になっています。
FPSは通常、敵が出る→倒す→進む→敵が出る、の繰り返しです。ところが、このメトロ2033においては、真っ暗なエリアを探索中にライトが切れたときの恐怖、ガスマスクを守りながらの銃撃戦、フィルター残量を意識しながらの屋外探索などなど・・・泥臭い要素があるからこその体験が生まれていて、ちゃんと「意味」が感じられました。
■難しかったぜ!
あと、難易度設定はあるんですが、「やさし〜い」でも基本的に難しかったです。大勢の敵がひそんでいる所ではステルスで進めば楽なんですが、何度も失敗し、増援が来てボコボコに・・・!即死の穴も結構多い!
それと、これは個人的で申し訳ないんですが、ハンドガン、ショットガン、ライフル、色々な銃が出てきますが、攻撃力の表記がなく、どっちが強いの?新型なの?がわからなくて困りました。銃に詳しい人なら名前だけでわかるんでしょうが・・・。お店の人は銃を選ぶと「それはいい買い物だ!」「それはクズだぜ!」とランダムにしゃべるだけなんで、まったく役に立たないし!
ゲームは一本道で戻ることはできません。小説を読むように前へ前へ、進んでいきます。主人公のアルチョムはしゃべらないくせに、やけに社交的で前向きで行動的で戦闘にも長けていて、恐怖をはねのける勇気も持っていて、うらやましい限りです。
まだまだゲームの続編は発表されているので、そちらも楽しみです!
メトロ2033(Xbox360) | メトロ ラストライト(Xbox360) | ||||
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メトロ リダックス(XboxOne) | メトロ リダックス(PS4) | ||||
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■原作小説の日本語版です。
※「文庫」ではなく大きめの文庫本です。上下巻です。
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サササッ 三|ノシ・з・|┐ それではまた!
タグ:metro2033