2022年03月17日
漢方薬膳レシピ 冷えに対する薬膳 その@エビ麻婆豆腐
みなさん、こんにちは
今回は趣向を変えて、薬膳レシピを紹介しようと思います。
薬膳レシピ第1回の今回は
冷えに対する薬膳、【エビ麻婆豆腐】
を紹介します!
漢方薬膳というと、変わったものを使ったり、独特の味がしそうなイメージがあるかとは思います。
しかし、今回紹介する【エビ麻婆豆腐】はどこのスーパーにも売っているものを使いますし、八角以外は独特な味や香りのものは使っていないので、ご安心ください!
ではまず完成図から
撮影用にかなり盛りました笑
ネギは麻婆豆腐の中にも入っています。
画像のものは飾り用に盛り付けているので、上のネギとチンゲン菜はなくてもOKです!
材料(3〜4人前)
画像の材料は、次回紹介予定の【くるみと栗の焼きリンゴ添え】の材料も入っていますが、今回はエビ麻婆豆腐の材料だけ紹介いたします。
『生薬効果のあるもの』
むきエビ 200g・・・生薬としてのエビは、腎の気と陽の気を補い、体を冷え辛い状態にします。
ニラ 束の下端3cmほど・・・ニラも腎と陽の気を補い、体を冷え辛い状態にします。また、胃の寒邪を取り除き、お腹の調子を整えるはたらきもあります。
胡椒 少々・・・ニラと同様、胃の寒邪を取り除き、お腹の調子を整えます。
山椒 少々・・・寒邪を取り除き、冷えによる下痢を抑えます。
ネギ 1/2本・・・体表の寒邪を散らし、冷えを防ぎます。
八角 1欠片・・・体を温め、寒邪を散らします。
ニンニク 1つ・・・滋養強壮効果があり、体を温めます。
唐辛子 1つ・・・胃の寒邪を取り除き、お腹の調子を整えます。
生姜 2切れ・・・体表の寒邪を散らし、冷えを防ぎます。また、肺を温め、全身を温めます。
『生薬としては使っていないもの』
ごま油 適量
片栗粉 大さじ4
塩 1振り
料理酒 大さじ1
醤油 小さじ2
キムチ鍋の素 1パック
チンゲン菜 2本
ネギ 1本(生薬の分とは別)
刻みネギ 少々
木綿豆腐 3丁
こんぶだしの素 小さじ2
干し貝柱スープの素 大さじ1
金の鶏だし 大さじ1
だしやスープの素は、家にあるものを使っていただければOKです!
では、具体的な手順を紹介します。
@
まず、むきエビに片栗粉を大さじ2、程度まぶします。
その間に、フライパン(鍋)で水を熱して沸騰させておきます。
A
次に、水を熱していたフライパンに塩を一振り入れ、そこに先ほど片栗粉をまぶしたむきエビを投入します。
そしてそのまま10秒ほど混ぜながら熱し続けます。
B
先ほどフライパンで熱したむきエビを一度ざるに上げます。
C
では一度エビはそのまま置いておき、ほかのものの準備を始めましょう。
ニンニクを1つなり、そのまま洗いラップにくるんでレンジに入れます。(600w20秒)
D
では次に、ニンニクはそのままにして、ネギと生姜の準備をします。
生姜は洗い、2〜3切れ(量はお好みで変えていただいてOKです!)切り出し、みじん切りにし、エビを入れたざるに入れます。
ネギもみじん切りにします。
ネギは食感を残すために、粗めのみじん切りがオススメですよ〜
その後、生姜と同時に、ざるに入れます。
E
さらに、先ほどレンジに入れたニンニクを取り出し、剥きます。
そしてニンニクは、切らずにそのままざるに入れます。
F
では味をつけて行きますが、その前に、鍋で水500ccを火にかけておきます。
G
今度こそ味付けを行います。
フライパンにごま油をひき、熱しましょう。
H
熱したフライパンに、先ほどざるに入れていたエビ達を入れましょう。
この時、火にかけた水に八角をひとかけ入れておきます。
八角の量もお好みでOKですが、ひとかけでも十分香りは強いので、入れすぎないようにお気を付けて。
I
フライパンに戻り、エビ達を炒めます。
炒めながら、料理酒、醤油、山椒、胡椒を少々加えます。
J
さらにその後、先ほど八角を入れた水を混ぜます。
K
熱しながら、キムチ鍋の素を加えます。
ここで、もしおうちにだしやスープの素があれば、それらを少しずつ加えると味に深みが増して美味しくなるのでオススメです。
今回は海鮮系の麻婆豆腐なので、海鮮系のだしがあるとなお良いですね。
我が家には こんぶだしの素 干し貝柱スープの素 金の鶏だし があったのでそれらを入れています。
コンソメは使ってないです。
L
熱します。
だいぶ麻婆豆腐らしい色になってきましたね!
M
ここで、飾りのネギを作ります。
食事は、見た目も大事なファクターではあります。
しかし、漢方薬膳の観点から言うと、中に入れたネギで十分なので、労力と食事の見た目を天秤にかけて、お好みでこの手順は飛ばしてOKです!
N
はい。
ようやく豆腐が登場します。
食べやすいサイズに切りましょう。
O
この時ついでに、チンゲン菜とニラを切っておきます。
ニラはそのまま鍋に投入します。
チンゲン菜のほうは、飾りネギと一緒に置いておきましょう。
チンゲン菜は先ほどの飾りネギと同様、漢方薬膳的には不要なので、チンゲン菜ではなくてもOKですし、なんだったら代用すらなしでも大丈夫です!
P
次に、片栗粉を大さじ2程度水に溶かし、鍋に入れ、とろみをつけます。
この時、豆腐を壊さないように、豆腐を入れる前にとろみをつけておくといいです。
Q
そして、豆腐を鍋に入れます。
麻婆豆腐になりましたね!
さらに熱します。
混ぜるときは、スプーンの背を使って混ぜます。
豆腐を崩さないよう、注意しましょう。
完成!
とりわけて、飾りネギとチンゲン菜、そして唐辛子を乗せ、完成です!
今回は趣向を変えて、薬膳レシピを紹介しようと思います。
薬膳レシピ第1回の今回は
冷えに対する薬膳、【エビ麻婆豆腐】
を紹介します!
漢方薬膳というと、変わったものを使ったり、独特の味がしそうなイメージがあるかとは思います。
しかし、今回紹介する【エビ麻婆豆腐】はどこのスーパーにも売っているものを使いますし、八角以外は独特な味や香りのものは使っていないので、ご安心ください!
ではまず完成図から
撮影用にかなり盛りました笑
ネギは麻婆豆腐の中にも入っています。
画像のものは飾り用に盛り付けているので、上のネギとチンゲン菜はなくてもOKです!
材料(3〜4人前)
画像の材料は、次回紹介予定の【くるみと栗の焼きリンゴ添え】の材料も入っていますが、今回はエビ麻婆豆腐の材料だけ紹介いたします。
『生薬効果のあるもの』
むきエビ 200g・・・生薬としてのエビは、腎の気と陽の気を補い、体を冷え辛い状態にします。
ニラ 束の下端3cmほど・・・ニラも腎と陽の気を補い、体を冷え辛い状態にします。また、胃の寒邪を取り除き、お腹の調子を整えるはたらきもあります。
胡椒 少々・・・ニラと同様、胃の寒邪を取り除き、お腹の調子を整えます。
山椒 少々・・・寒邪を取り除き、冷えによる下痢を抑えます。
ネギ 1/2本・・・体表の寒邪を散らし、冷えを防ぎます。
八角 1欠片・・・体を温め、寒邪を散らします。
ニンニク 1つ・・・滋養強壮効果があり、体を温めます。
唐辛子 1つ・・・胃の寒邪を取り除き、お腹の調子を整えます。
生姜 2切れ・・・体表の寒邪を散らし、冷えを防ぎます。また、肺を温め、全身を温めます。
『生薬としては使っていないもの』
ごま油 適量
片栗粉 大さじ4
塩 1振り
料理酒 大さじ1
醤油 小さじ2
キムチ鍋の素 1パック
チンゲン菜 2本
ネギ 1本(生薬の分とは別)
刻みネギ 少々
木綿豆腐 3丁
こんぶだしの素 小さじ2
干し貝柱スープの素 大さじ1
金の鶏だし 大さじ1
だしやスープの素は、家にあるものを使っていただければOKです!
では、具体的な手順を紹介します。
@
まず、むきエビに片栗粉を大さじ2、程度まぶします。
その間に、フライパン(鍋)で水を熱して沸騰させておきます。
A
次に、水を熱していたフライパンに塩を一振り入れ、そこに先ほど片栗粉をまぶしたむきエビを投入します。
そしてそのまま10秒ほど混ぜながら熱し続けます。
B
先ほどフライパンで熱したむきエビを一度ざるに上げます。
C
では一度エビはそのまま置いておき、ほかのものの準備を始めましょう。
ニンニクを1つなり、そのまま洗いラップにくるんでレンジに入れます。(600w20秒)
D
では次に、ニンニクはそのままにして、ネギと生姜の準備をします。
生姜は洗い、2〜3切れ(量はお好みで変えていただいてOKです!)切り出し、みじん切りにし、エビを入れたざるに入れます。
ネギもみじん切りにします。
ネギは食感を残すために、粗めのみじん切りがオススメですよ〜
その後、生姜と同時に、ざるに入れます。
E
さらに、先ほどレンジに入れたニンニクを取り出し、剥きます。
そしてニンニクは、切らずにそのままざるに入れます。
F
では味をつけて行きますが、その前に、鍋で水500ccを火にかけておきます。
G
今度こそ味付けを行います。
フライパンにごま油をひき、熱しましょう。
H
熱したフライパンに、先ほどざるに入れていたエビ達を入れましょう。
この時、火にかけた水に八角をひとかけ入れておきます。
八角の量もお好みでOKですが、ひとかけでも十分香りは強いので、入れすぎないようにお気を付けて。
I
フライパンに戻り、エビ達を炒めます。
炒めながら、料理酒、醤油、山椒、胡椒を少々加えます。
J
さらにその後、先ほど八角を入れた水を混ぜます。
K
熱しながら、キムチ鍋の素を加えます。
ここで、もしおうちにだしやスープの素があれば、それらを少しずつ加えると味に深みが増して美味しくなるのでオススメです。
今回は海鮮系の麻婆豆腐なので、海鮮系のだしがあるとなお良いですね。
我が家には こんぶだしの素 干し貝柱スープの素 金の鶏だし があったのでそれらを入れています。
コンソメは使ってないです。
L
熱します。
だいぶ麻婆豆腐らしい色になってきましたね!
M
ここで、飾りのネギを作ります。
食事は、見た目も大事なファクターではあります。
しかし、漢方薬膳の観点から言うと、中に入れたネギで十分なので、労力と食事の見た目を天秤にかけて、お好みでこの手順は飛ばしてOKです!
N
はい。
ようやく豆腐が登場します。
食べやすいサイズに切りましょう。
O
この時ついでに、チンゲン菜とニラを切っておきます。
ニラはそのまま鍋に投入します。
チンゲン菜のほうは、飾りネギと一緒に置いておきましょう。
チンゲン菜は先ほどの飾りネギと同様、漢方薬膳的には不要なので、チンゲン菜ではなくてもOKですし、なんだったら代用すらなしでも大丈夫です!
P
次に、片栗粉を大さじ2程度水に溶かし、鍋に入れ、とろみをつけます。
この時、豆腐を壊さないように、豆腐を入れる前にとろみをつけておくといいです。
Q
そして、豆腐を鍋に入れます。
麻婆豆腐になりましたね!
さらに熱します。
混ぜるときは、スプーンの背を使って混ぜます。
豆腐を崩さないよう、注意しましょう。
完成!
とりわけて、飾りネギとチンゲン菜、そして唐辛子を乗せ、完成です!
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