ガンダムバトルオペレーション2日記0039『「殴り合い宇宙」の夢』 - ぶつよくさんの『言いたい放題』。
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ガンダムバトルオペレーション2日記0039『「殴り合い宇宙」の夢』

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無粋者が場を乱す。そんな中、一度だけ実現した、1対1の斬り合い。

【只今の階級】上等兵 LV10


【今日の特別配給】4連装ポップ・ミサイル×2  LV2


ガンダムバトルオペレーション2開始から26日目。蚊だ・・・ついにこの夏初のヤブ蚊が姿を現した!!酷暑の唯一のメリットは暑過ぎて蚊が出てこない事だというのに・・・はいはい蚊取り線香蚊取り線香ーっと。

「殴り合い宇宙」の夢


その日、何となくカスタムマッチのルームを見ていた。また特異なルールの部屋で遊びたいと思っていたからだ。そこで、思わずときめきを覚えてしまう素晴らしいルームを発見した。

殴り合い宇宙 ハンマー以外の格闘』

おいおいスゲェのがあったぞ!これは実にいいルールじゃないか!!(歓喜)
以前から宇宙戦は射撃主体になりやすく面白くないという意見があるが、そんな宇宙で敢えて接近戦だけで戦おうとは素晴らしい発想だ。これは宇宙戦における接近戦の良い練習にもなるるだろう。ネタと練習を兼ね備えていると考えると、ますます参加しない理由が無かった。
とはいえ、コスト無制限の部屋で使用する上に接近戦で引けを取らない機体となると数は限られる。そんな条件の中、今回選択したのは

ガンダムLV1である。

単に所有している武器の威力と格闘補正値、そして格闘モーションを考慮した結果である。最初はリックドムで行こうと思ったんだけど、格闘補正値が7しかなかったので変更したのだ。やるからには、本気でやらないとね!

戦闘開始。早速ビームサーベルに切り替えて一気に前進する。ははは、味方が皆接近戦武器を構えて移動している様は実にシュールだ(汗)。さて中央の大型デブリの近くまで来たぞ。敵側はいったいどんな機体を選んで・・・

ビシューン

は?・・・・・・オイオイオイオイ、早くも向こうのフルアーマーガンダム(TB)がビームぶっ放してるじゃネェか・・・(呆れ)。

こんなルールの部屋だからこそ、強襲機としてフルアーマーガンダム(TB)の接近戦を練習すべきではないのか?その為にその機体を選んだのではないのか??
しかし困った事に、射撃してくる敵はそれだけではなかった。リックドムが、ザクマシンガンを片手にひたすら撃ってきたのである。Oh・・・。
思い出してみれば、前作でも「格闘機部屋」だというのに汎用機で参加し、敵味方に袋叩きにされていた者がいた。今回もまた、無粋極まりない者が2人もいるとは残念至極。こういった恐ろしくルールの偏っている部屋は、勝敗そのものよりもそのルールに則って遊ぶことそのものが大事だと思っている。そのルールに拘って戦う=不自由な状態で戦うからこそ生まれる面白さがある。先の支援機同士の殴り合いのように!特に今回は単なるネタ部屋というだけでなく、宇宙戦における格闘戦の練習にはこの上ない素晴らしい環境でもある。だというのに早々に射撃を行なうとは何事か!?こういうルールそのものをもっと楽しもうよ・・・。
正直な話、ハイパーバズーカを撃ち込んで怯んだ隙に2連撃を叩き込んでやろうかと何度か思った。しかし、相手が使っているからといって自分も射撃武器を使ってしまったら、それはもう言い訳できない「同じ穴の狢」でしかない。こんな無粋な事極まりない連中と同じになる・・・そちらの方が余程無様である。

初っ端からガッカリしてしまったが、他の敵機はまともに格闘戦を行っているようだ。取り合えず無粋者は無視して、他の敵機と格闘戦に興じる事にした。すぐに敵味方入り乱れての乱戦に突入、カウンターアタックを決めたりしつつ、乱戦の最中にドムを1機撃破した・・・まではよかったが、周囲の友軍機が全滅してしまい集中攻撃されるハメに。こうなると逃げる事も出来ず、そのまま撃破されてしまった。

中継地点Aからリスポーン。序盤は乱戦だったが、見事に散開して交戦している両軍。そんな中、目の前に姿を現したのはリックドムであった。ヒートサーベルを構えて近付いて来る。どうやら彼は完全に格闘戦でやり合おうとしているようだ。それはこちらとしても嬉しい限りだ。更に運の良い事に、敵味方共にレーダーには映っていたがこちらにやってくる様子は無かった。使用する機体は違えど、今回は宇宙でリックドムと1対1になったのである。
若干上下の軸をずらし(進行方向を若干下げて格闘攻撃を繰り出すと、一歩前に出て攻撃を出す為その分縦軸をずらす事ができる)たりしつつ、一撃一撃丁寧に斬撃を当てていく。途中、無粋にもフルアーマーガンダム(TB)が背後から2連装ビーム・ライフル【TB】で攻撃してきたが、これを完全に無視して目の前のリックドムに集中し続けた。攻撃を受けるもすぐに反撃する。リックドムが間合いを図りつつ接近、ヒートサーベルを振るう!ガシィッ

カウンターアターック!


フフフ、舐めてもらっては困るのだよ!宇宙戦とは言えどカウンターアタックは充分狙える。そしてこちらの攻撃を受けて吹っ飛んだリックドムをブーストダッシュで追いかけ、体勢を立て直す前に追撃を決める。煙を噴き上げているリックドムに対してタックルで動きを止め、ビームサーベルを振り上げる!切っ先がリックドムに当たり、これを撃破した!
ああ・・・そうだ、こういう戦いがやりたかった。この部屋に入ったのは、こういった戦いをしたかったからだ。
その後、2対2で交戦していた友軍機と合流、すれ違い様に斬撃を叩き込んで3機目(これもリックドム)を撃破した。もっとも、うまく位置調整ができずに何度か味方に攻撃を当ててしまったのは反省すべき点である。

だが、この部屋を楽しめたのもここまでだった。『もうすぐエース選出』の文字が表示されたのである。

ゲェー!?こ、これもエースマッチだったのかぁ〜!

また確認せずに入ってしまったか。こういう、「なりたくない」と思う時に限ってエースになる可能性がやたらと高い。実際、これまでに3機撃破しているのだ。ポイント的にもほぼ確定していると言えるのでは・・・?そして残り時間3分。

『エースになりました』

・・・だと思った。ちなみに敵エースはフルアーマーガンダム(TB)であった。(色んな意味で)そりゃそうでしょうよ。
そして困った事に、それ以降は常に4〜5機の敵機に狙われ続け、1機も撃破できないまま戦闘時間終了まで戦い続ける事となった。毎度毎度マシンガンで怯んだ所に四方八方から斬られてはどうにもならなかった・・・。取り合えずマシンガンを撃ってくるリックドムを攻撃したのだが、援護が強烈で撃破できなかったのは悔しい限りだ。
援軍は残念ながらこなかった。とはいえ、皆宇宙での格闘戦に不慣れなのは分かっていた事なので、そんな余裕は無いだろうと思っていた。そもそもこの部屋自体が練習用ルールみたいなものなので、仕方ない面は大いにある。自分も練習に来ているのだから文句は言えまいて。

結果は敗北。最終的にはトリプルスコアオーバーの惨敗であった。エースになって以降集中攻撃に曝されていたのでエースボーナスも無しである(涙)。味方も敵エースであるフルアーマーガンダム(TB)を撃破できなかったよう(格闘のみでは無理だろうなぁ)なので、チーム全体でエースボーナス無し・・・色々と酷い話よのぅ。
正直、こういったルールの部屋の場合は勝敗なんぞどうでもよい。実際、途中のリックドムとの一騎打ちでは、宇宙での接近戦を充分に堪能できた。そう、ああいうの!ああいうのを最初から最後まで繰り広げたかったんだよ!!別に負けてもいいから!!!
しかしそれは、両軍がきちんとルールに則って戦った場合である。ルールを設けている部屋なのに、そのルールを無視したら意味が無いだろうにねぇ。

残念な内容、残念な結果に落胆しつつ、己の実力不足を噛みしめながらルームを去る。
それでも、またネタ部屋を探してキャリー嬢に会いに行く。通常の戦闘では味わえない面白さを求めて。

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