ガンダムバトルオペレーション２日記0027『僕は透明人間』

宙に溶け込み、単眼の巨躯が躍る。君の後ろに黒い影。

【只今の階級】上等兵　ＬＶ４

ガンダムバトルオペレーション２開始から１４日目。イージーペインターという、水性塗料をスプレー化できる代物があるらしい。知らんかった･･･エアブラシを使うのが面倒な吾輩でも、塗装の幅が広がるかもしれない･･･！

僕は透明人間

これは、戦友達に野良傭兵（野良プレイヤーさん）を加えた部屋。コスト無制限・宇宙戦での出来事である。
この時、吾輩はザクⅡ改ＬＶ１で出撃していた。低レベル機ではあるが、宇宙だと結構戦えるので今のところ宇宙戦での鉄板機体となっているのだ。

序盤は、何の問題も無かった。ガンダムの堅牢さに涙したり、先行量産型ゲルググの一撃に泣いたりしたものの、何ら違和感は無かった。
残り時間３分を目前に撃破された。そしてリスポーン待機中に吾輩がエースに選抜された。「ぬふー、ポイント的に負けているので、ここから気合を入れ直さなくては！！」そんな事を考えていた。

と、この時、初めて経験する異変が起こった。再出撃して行動可能になった直後、再び再出撃時のアクション（上から降下して体勢を整える）が最初から始まったのだ。そしてそれが、何度か繰り返されたのである。
うわ、これは初めての症状だ。再出撃時に画面が真っ暗になり、復帰するのにやたらと時間がかかるのに近しいものか？何度かループしたものの、しばらくしてようやく落ち着いた。うん、操作そのものは大丈夫。多分、大した問題は無いだろう。
そんな事を考えつつ、交戦中の友軍機達の元へと急いだ。

今にして思えば、この瞬間に、吾輩は異次元の扉を通り抜けていたのだ･･･。

友軍機達と合流後、目いっぱい上昇し、敵の頭上から攻撃を仕掛ける。まずはガンタンクだ。そーれタリタリタリタリー！
ところが、ガンタンクの様子がどうもおかしい。攻撃を受けた後にキョロキョロしているのだが、まったくこちらに気付いた様子が無いのである。皆『skype』を通じて会話していた為、直接聞いてみた。

「あれ？もしかして、コッチが見えていませんか？」
『え！？はい、分からないですね』

なんてこった、同期ズレによる透明化が発生しているようだ。これでは一方的に勝つだけになってしまう。それ故に、ガンタンクは狙わない事にした。ところが

『おおおおぅ、何だ？どこから攻撃されてる？？』
『どうやら野良さんも見えてないみたいですね』
『大丈夫、全機見えて･･･ぎゃあー！？なんか後ろから撃たれてる！』（ヲイ）

困った事に、他の機体を攻撃すると皆が皆同じようなリアクションだったのである。こ、これは･･･まさか･･･。
そう、全ての敵機が、吾輩の機体の姿を捉えることができない、パーフェクトなステルス状態になっていたのである！！これこそ正にゴーストファイター。それすなわちエースたる吾輩は敵機を狙い放題、そして撃破される心配無し。確実な勝利が約束された、スーパーイージーモードとでも言うべき状態である。

こりゃアカンな。真面目に戦ったらアカンやつや。

戦友（＝フレンド）達相手にこんな一方的な状態で戦っても仕方が無い。誰一人楽しいと思える要素が無い戦いに価値など無い。あー、そりゃあレーティングマッチでこんな状態になったら皆嬉々として撃破を狙うわな、その気持ちは分かる。やられる側としては、あまりの理不尽に腹が立つというのも当然だが。
しかし、だからと言ってエースたる吾輩が何もしなければ味方はただ辛いだけになってしまう。となると、狙うとしたらコスト的にお安く、それでいて気兼ねなく攻撃できる者となるのだが、そんな都合のいい･･･あ、いるわ。

「それでは失礼してっと」タリタリタリタリ
『うわわわ誰？どこから攻撃してるの？？』
「パイセェン、尊い犠牲になってくださいやぁ（清らかな笑顔）」タリタリタリタリ
『テェェンメェェ！？』
「ほら、さすがにこの状態で他の方を狙うのは卑怯じゃないですかぁ」タリタリタリタリ
『え、俺は？･･･あー！』

残念ながらこの状態が最後まで続いた為、ひたすらにパイセンのヅダを攻撃し続けることに。そう、彼は尊い犠牲となったのだ･･･。

「パイセンすいませんねぇ、吾輩も心を鬼にしてやってるだけですんで」
『ゆ゛る゛さ゛ん゛』
「ご無体なー」

その結果は敗北。･･･やはりヅダだけではダメだったか。かと言ってこんな状態で本気になっても仕方あるまいよ。流石に敵機全機から狙われないなんて反則みたいなモンだからね。
それにしても、今回は何とも色んな種類の現象が起きるものだな。場合によっては笑えるのだが、そのほとんどは笑えないものばかりなのは問題だ。やっぱり、回線状況の改善は一刻も早く実行して欲しいところだ。

ちなみに今回は全部で７戦やったのだが、その内エースになったのは何と４回。そして勝ったのは僅か１回で、吾輩がエースではなかった時である。しかも最後に吾輩の機体が撃破されて逆転負けしたのも１度や２度では無いという無残さであった。
戦友達との戦い（＝フレンド戦）故に全力で後退せずに戦っていたのだが、これだけ連敗してしまうと流石に･･･要反省。

ぶつよくさんの『言いたい放題』。

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