2018年07月02日
NEWガンダムブレイカー日記12『差など無用』
平等主義の行きつく先はどこか?イメージ、設定、サヨウナラ。
差など無用
ヒロイン1人をクリアした頃には、一式揃っているキットは少ないものの、それなりにパーツの数が揃っていた。ゲーム内通貨たるGPもそこそこ集まってきた事だし、そろそろまともにアッセンブルモードを試してみようじゃないか。
アッセンブルモード、すなわち本シリーズの根幹のひとつ、様々なパーツを自由に選択して「オレガンプラ」を組み上げるモードである。序盤にドムのパーツを集めてからずっとドムのまま戦ってきたが、そろそろ少しは趣味的な機体を組み上げて遊びたい。まだまだパーツが足りないだろうから、手元にあるもので出来上がるものに限るけども。
フムフム、1/144のパーツの方が1/100のパーツより遥かに多いな。ドロップ率の偏りを感じずにはいられん。まぁガンダムUC系の機体のパーツもドロップしてるし、アナザーガンダム系のものもある。取り合えず形状は気にせず、単純にパラメータの高いパーツを選んで機体の強化を図ってみるか・・・
・・・
・・・・・・ん?
・・・・・・・・・は??
・・・・・・・・・・・・を???
どのパーツもほとんど各種数値が変わらないんだけど、どゆこと?
前作と異なり、今回はパーツレベルという概念が存在せず、各パーツの各スペックの数値は固定である。その為、機体性能を上げるには防御力や反応速度、スラスター量等の各種数値が高い物をセッティングする以外に術は無い。
ところが、その数値にはほとんど差が無い・・・というか、同じようなものが多いのである。逆を言えば、何かに突出しているパーツ(例えば防御力が抜きんでている等)の数が限られている為、パラメータ重視で組もうとすると、選択肢が非常に少ないのである。
それだといくら数があっても使えるパーツなんてメッチャ限られるやないかい!
うーむ、もしや本作はeスポーツを意識したPVPだから、結局のところ皆同じ装備になれば平等ってコトか!?・・・選択肢の意味が無いよ!
しかしそれは本体パーツだけの話では無かった。何と武器にまで及んでいたのである。ヒートホークと大型ヒートホークが同じスペックという点でもガッカリ感があったのだが、射撃武器を見た瞬間、我が目を疑った。
は?ビームスプレーガンとビームマグナムのスペックが、同じ・・・だ・・・と!?
何と!ジムが装備しているあのビームスプレーガンと、ユニコーンガンダムが装備しているあのビームマグナムが!!威力の数値どころか、全てのスペックが全く同じだったのである!!!
理 解 で き ん(超困惑)。
そりゃあこれだけのパーツに様々な数値を設定していくのは大変な事だろう。それは理解できる。しかしながら、原作有りのゲームなのに作中イメージとここまで乖離しているものを作るとはどういう了見なのか!?
取り合えずこの時点で入手している各パーツのスペックだけ見て組み立てたのは、頭部がブリッツガンダム、胸部がガーベラテトラ、腕部がガンダムデスサイズヘル(EW)、脚部がブリッツガンダム、バックパックがトールギスUというものであった。
まぁスケールを合わせて統一感のあるペイントを施せばそんなにおかしくは無いが、フツーにありそうなガンダムタイプの機体でしか無いので面白身も何もあったものではない。我ながらつまらないので却下である。
恐らく各パーツはパラメータではなく各パーツに備わっている「EXスキル」()を優先すべきという意味なのだろう。
あ、そう言えば今までEXスキルとか覚醒とか全然使ってなかった・・・だって過去作と比べて分かり辛いんですもの・・・ヨヨヨヨヨ。
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