2015年07月12日
ジャコウネコが作る至高のコーヒーが、ここで買えます。
コピ・ルアクとよばれるコーヒーをご存じですか?
最も希少性の高いコーヒーのひとつで、世界的に珍重されているものです。
その希少性から「幻のコーヒー」ともよばれています。
希少性の理由は、その生産過程にあります。
このコーヒーは、コーヒーの果実を、ある動物に食べさせることによって作られています。
その動物とは、ジャコウネコ。
猫ではありません。
日本で言うと、ハクビシンが近いでしょうか。
イタチっぽいけど、イタチでもありません。
「ジャコウ」という名前が付いているように、この動物は匂いを出す動物です。
※ジャコウというのは、香水「ムスク」の原料となるものです。
さて、そのせいかどうかはわかりませんが、ジャコウネコを使って作るこのコーヒーは、豊かな香りを持つと言われます。
作り方ですが、簡単に書くとこんな感じ。
1 完熟したコーヒーの実を、ジャコウネコに食べさせる。
2 待つ。
3 ジャコウネコが糞をする。
4 糞を集める。
5 糞を洗う。
6 中からコーヒー豆が出てくる。
7 コーヒー豆を集める。
8 よく洗う。
9 乾燥、焙煎する。
10 完成。
おわかりでしょうか。
このコーヒーは、ジャコウネコの糞(の中のコーヒー豆)から作られています。
ウンチコーヒーと揶揄されることがあると言いますが、もしもジャコウネコの体内で発酵その他の過程が繰り広げられているのなら、それは機械では再現できない貴重なものだと思います。
それが、このコーヒーの稀少さの由来です。
日本でも限られたルートでの流通が行われていましたが、今回、数量限定で販売する業者さんを見つけましたので、ご紹介します。
イーグルアイ・インターナショナルさんは、フィリピンのコーヒー農園と提携し、コピ・ルアクを販売しています。
そして、私が推薦する理由は、この農園のジャコウネコは放し飼いで飼育されている、ということです。
以前は、ジャコウネコをケージに閉じこめて、コーヒーだけを食べさせるという業者が暴利をむさぼっていました(現在でもあるはずです)。
しかし、動物愛護の観点から許されない手法であり、収量が落ちても放し飼いによって生産する農園がリスペクトされているのです。
ということで、コーヒー好きな方への贈り物として、最適ではないでしょうか。
(コーヒーのことをよく知らない方には通じないかもしれませんねw)
お値段はこのようになっています(2015年7月12日現在)。
※購入リンクではありません。
さすがにちょっとお高いですよね。
でも、わかる人にはわかる価値があります。
なかなか安定的に購入できる商品ではないので、この機会におすすめします。
ご購入はこちらから。
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