2015年05月06日
キウイフルーツの人工授粉
カルネドリーム様から引用
この連休を使って、キウイフルーツの授粉作業を行ってきました。
実家の畑には、母が植えたゴールデンキウイの木が4本あります。
うち1本は雄株です。
昨年は、小さな実が10個程度しかなりませんでした。
それもそのはず、剪定も授粉も摘果も肥料も、何もしていなかったのです。
昔庭に植えていたキウイは、ほったらかしで大量の実が採れました。
母はそのつもりでいたようですが、ゴールデンは成らなかったようです。
母は、健康のためにほぼ毎日キウイを食べる人なので、ゴールデンがならないことをとても残念がっていて、私に相談してきました。
私は農学部出身ですが、果樹のことはよく知りません。
しかし他でもない母の頼みですから、なんとかして今年はゴールデンキウイを鈴なりにしなければ、と決心しました。
冬から畑に通い、伸び放題の枝(つる)を整理し、剪定し、棚に誘導・固定をしました。
肥料はやらなくてもよい時期でしたが、これまでが放置だったので、緩効性の有機肥料を与えました。
4月に花芽の確認に行ったところ、雌株はたくさんの花芽をつけていました。
ところが雄株の花芽が芳しくありませんでした。
どう数えても10個ありません。
これでは、せっかくたくさん付いた雌株の花芽を台無しにしてしまいます。
そこで、私はこれを購入しました。
人工授粉用のキウイ花粉(オーストラリア産)
これさえあれば、万が一雄株の花粉が足りなくても、開花時期が合わなくても、人工授粉で切り抜けることができます!
お値段が少し高いのが残念ですが、他のショップでは見あたらないので、ここで購入しました。
アルミパックを切り開くと、薄黄色の微粉末が入っています。
この粉が花粉です(写真がなくてごめんなさい)。
百円ショップで買った耳かきのフワフワ(梵天?)に花粉をつけ、開いている雌花に片っ端から付けていきます。
これがけっこう大変。
今回は花粉に色を付けていないので、一度授粉した花とまだの花の区別が付かず、同じことを何度もした気がします。
このようなマヌケを防ぐためには、こういうものを使います。
これは確か、シダの胞子だったと思います。
それに赤く色づけてあります。
これに花粉を混ぜて、授粉作業を行えば、赤い色が花につくので、作業が終わった花が区別できる、というわけです。
さあ次の作業は、摘果です。
花の数が多すぎるので、授粉して小さな実が確認できたら、弱い実を摘んでしまい、各枝に付く実の数を制限し、大きく甘い果実を得るのです。
この作業は5月下旬から6月上旬でしょうか。
なんとしても、ゴールデンキウイをたくさん収穫しなければ!
まったく写真がなくてすみませんでした。
うちと同じようにキウイを育てている方に、授粉用花粉の存在をお知らせしたく、この記事を書きました。
美味しいキウイがたくさんなりますように。
この連休を使って、キウイフルーツの授粉作業を行ってきました。
実家の畑には、母が植えたゴールデンキウイの木が4本あります。
新品種東京発祥のキウイフルーツ 東京ゴールド 黄色実キウイ 苗 黄色の果肉 甘い 果樹苗キウイ... |
うち1本は雄株です。
昨年は、小さな実が10個程度しかなりませんでした。
それもそのはず、剪定も授粉も摘果も肥料も、何もしていなかったのです。
昔庭に植えていたキウイは、ほったらかしで大量の実が採れました。
母はそのつもりでいたようですが、ゴールデンは成らなかったようです。
母は、健康のためにほぼ毎日キウイを食べる人なので、ゴールデンがならないことをとても残念がっていて、私に相談してきました。
私は農学部出身ですが、果樹のことはよく知りません。
しかし他でもない母の頼みですから、なんとかして今年はゴールデンキウイを鈴なりにしなければ、と決心しました。
冬から畑に通い、伸び放題の枝(つる)を整理し、剪定し、棚に誘導・固定をしました。
肥料はやらなくてもよい時期でしたが、これまでが放置だったので、緩効性の有機肥料を与えました。
4月に花芽の確認に行ったところ、雌株はたくさんの花芽をつけていました。
ところが雄株の花芽が芳しくありませんでした。
どう数えても10個ありません。
これでは、せっかくたくさん付いた雌株の花芽を台無しにしてしまいます。
そこで、私はこれを購入しました。
人工授粉用のキウイ花粉(オーストラリア産)
人工授粉用キウイ 花粉 1袋(2015年4月30日入荷予定:オーストラリア産 5/1朝9時以降のご注... |
これさえあれば、万が一雄株の花粉が足りなくても、開花時期が合わなくても、人工授粉で切り抜けることができます!
お値段が少し高いのが残念ですが、他のショップでは見あたらないので、ここで購入しました。
アルミパックを切り開くと、薄黄色の微粉末が入っています。
この粉が花粉です(写真がなくてごめんなさい)。
百円ショップで買った耳かきのフワフワ(梵天?)に花粉をつけ、開いている雌花に片っ端から付けていきます。
これがけっこう大変。
今回は花粉に色を付けていないので、一度授粉した花とまだの花の区別が付かず、同じことを何度もした気がします。
このようなマヌケを防ぐためには、こういうものを使います。
タネ・小袋 キウイ・さくらんぼ・桃・スモモなどの受粉用果樹の苗/果樹交配用の花粉増量剤・染... |
これは確か、シダの胞子だったと思います。
それに赤く色づけてあります。
これに花粉を混ぜて、授粉作業を行えば、赤い色が花につくので、作業が終わった花が区別できる、というわけです。
さあ次の作業は、摘果です。
花の数が多すぎるので、授粉して小さな実が確認できたら、弱い実を摘んでしまい、各枝に付く実の数を制限し、大きく甘い果実を得るのです。
この作業は5月下旬から6月上旬でしょうか。
なんとしても、ゴールデンキウイをたくさん収穫しなければ!
まったく写真がなくてすみませんでした。
うちと同じようにキウイを育てている方に、授粉用花粉の存在をお知らせしたく、この記事を書きました。
美味しいキウイがたくさんなりますように。
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