2011年11月24日
副作用のない抗がん薬
なんと、 浜松医科大(浜松市)が、 副作用を軽減させる抗がん剤の開発を
進めており、 実用化を目指しているという。
研究グループの杉原一広准教授の話では、
悪性腫瘍は1〜2ミリ以上になると 栄養を取り込む新生血管を生じさせる。
アミノ酸がつながってできるペプチドの一種が新生血管に集まりやすい。
この新生血管に集まりやすいペプチドの特性を活かして、 薬が新生血管に
運ばれるようペプチドと組み合わせた抗がん剤を開発したんだそうです。
簡単に言うと、 悪い部分にだけ直接、 薬がいきわたるということですね。
実験では、 従来の約40分の1の量で、 19日目にがん細胞がほぼ消滅し、
副作用は全く認められなかったとのこと。
この新薬が一日でも早く実用化されるといいですね