2018年8月20日に次世代GPU NVIDIA社「GeForce RTX 2080 Ti / 2080」を発表しました。
ついに「GeForce RTX 2080 Ti / 2080」のスペックが明らかになりました。
あちこちでスペックを予想していましたが良い意味で外しました。
前回に続き次世代GPU NVIDIA社「GeForce RTX 2080 Ti / 2080」をご紹介します。
「Turing=チューリング世代」は「pascal世代」から「Volta世代」となるはずが一つ世代を飛び越えて「Turing世代」へと世代交代しました。
「pascal世代」→「Volta世代」( TITAN V)→「Turing世代」
「Volta世代」ではNVIDIA 「TITAN V」として登場しましたがASUS、MSIなど各メーカーから「オリジナルファンモデル」として販売されることなく、そのまま「Turing世代」へ。
簡単にスペック表を作成しました。
GPU | RTX 2080 TI | RTX 2080 | GTX 1080 Ti | GTX 1080 |
コア数 | 4352 | 2944 | 3584 | 2560 |
ベースクロック | 1350 MHZ | 1515 MHz | 1480 MHz | 1607 MHz |
ブーストクロック | 1545-1635Mhz | 1710-1810MhZ | 1582 MHz | 1733 MHz |
メモリ | 11 GB GDDR6 | 8 GB GDDR6 | 11 GB GDDR5X | 8 GB GDDR5X |
バス幅 | 352-bit | 256-bit | 352-bit | 256-bit |
メモリ転送レート | 14 gbps | 14 gbps | 11 gbps | 10 Gbps |
Rays/sec | 10 GB | 8 GB | 1.21 GB | 不明 |
RTX-OPS | 78 T | 60 T | 不明 | 不明 |
メモリ帯域幅 | 616 GB/S | 448 GB/S | 484 GB/S | 320 GB/S |
TDP | 225-250W | 108-210W | 250W | 180W |
旧世代「1080 Ti」よりも「リアルタイムレイトレーシング=RTX-OPS」が大幅に性能アップしました。
一言で言えば・・・ CG映画の特殊効果 「光線の反射・屈折」のクオリティーが、
そのままゲームで遊べる全く新しい3Dグラフィック技術です。
現世代「pascal世代」でも十分、綺麗に「光線の反射・屈折」は再現していたかのように見えましたが、その差は歴然!
今までの「反射・屈折」はすぐ近くの物体を映していましたが新技術「レイトレーシング」の効果にかかれば反射に 奥行き を描くことができます。
こうして見比べると一目瞭然!
「Rays/sec」とは・・・1秒間にどのくらい光線を描けるのか、という単位です。
「2080 Ti」の「Rays/sec」は「10 GB」ありますが意外にも「1080 Ti」は「1.21 GB」と少ない。
実際に「レイトレーシング」対応のゲームをしてみないと分かりませんが一度、プレイしたら、もう普通のゲームでは満足できなくなるでしょう。
「Shadow of Tomb Raider」
「Battlefield V」
「Metro Exodus」
「Battlefield V」の「RTX」による効果
ゲームによる「レイトレーシング」の違いは明らかです!
左「OFF」、右「ON」
車のボディーに火炎が反射しています。
アスファルトには炎が映りますが水面に兵士の服装の模様も映っています。
窓にも銃口にも炎が映ってます。
とにかく演出が細かいです。
「CG映画並みの特殊効果」を駆使した3Dグラフィックで「VR」で遊べるのもあと少しの辛抱です。
考えるだけでワクワクしてしまいます。
既存のゲームタイトルも「レイトレ対応」も増えていくので、一味違った雰囲気を再度、楽しめるので「RTXシリーズ」を導入するメリットはあるはずです。
また9月より順に「Shadow of Tomb Raider」や「Battlefield V」など新技術「レイトレ」を駆使したゲームをご堪能あれ!
お目通し戴き、ありがとうございました。
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