今回ご紹介するのは5月17日に発売されたSAPPHIRE社(サファイア)オーバークロックモデルの「SAPPHIRE PULSE RADEON RX 560 4G GDDR5 OC」になります。
前回ご紹介した「【入門】SAPPHIRE PULSE Radeon RX 550 4G GDDR5をレビュー」のデスクトップ向けのグラフィックボードのRXシリーズの「RX560 OC」は「RX550」のワンランク上でございます。
また補助電源有り「RX560 OC」と補助電源無し「RX560 」と2種類あります。
@RX580
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ARX570
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BRX560 ←ココ!
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CRX550
「RX560」は「RX550」と比較してもお値段は3,000円くらいの差額です。
この「RX560」のビデオメモリは4GBと2GBの2種類ありまして4GBをご紹介したいと思います。
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 560 4G GDDR5 OC の特長
❶グラフィックボードの全長が約210mmのシングルファンを採用
❷低負荷時にファン回転オフで動作し、またアイドル時にはファン回転を徐々に遅くし騒音にも気にならない設計
中箱と内容物(内容物(ドライバCD 等))
外観(表面、裏面)
側面(6ピン)
ディスプレイ出力端子(DVIx1、HDMIx1、DisplayPortx1)
では早速、「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 560 4G GDDR5 OC」の実力を検証してみる。
PC構成
【CPU】6700k
【マザーボード】ASUS-Z270G(マイクロATX)
【メモリ】CORSAIR DDR4 メモリモジュール DOMINATOR PLATINUM Series 32GB(16GB×2)
TimeSpy(3ⅮMARK)−フルHD(1920×1080)
スコア 2208 |
所有−全グラボ別−TimeSpy−スコア表
過去にレビューした「ZOTAC GeForce GTX 1050 Ti 4GB 」にはやや劣る。
この差ではNVIDIAベース、AMDベースのゲームとそれぞれに動作に差があるかもしれない。
RISE OF THE TOMB RADER−フルHD(1920×1080)
ウルトラ設定以外では平均フレームレートが30フレーム以上あるので「画質優先」か「フレームレート優先」か選択して遊べるでしょう。
画質設定次第では「中設定」で常時50から60フレーム出ているので「ノーマル版PS4」に近い動作をしてくれる。
デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−フルHD(1920×1080)
ここではAMDベースのゲームとしてバッチリ恩恵を受けている。
「激重」のゲームのはずが体感的には「RISE OF THE TOMB RADER」と同じ感覚で遊べる。
以上結果となりました。
最新のゲームでも「ノーマル版PS4」に近い感覚でゲームが出来る。
ワンランク下の「SAPPHIRE PULSE Radeon RX 550 4G GDDR5」よりもグラフィック能力が高いのでウルトラワイドモニターASUS社の「PG348Q」を使用しレースゲーム「DIRT3」をUWQHD(3440×1440)の解像度で設定はウルトラ設定で検証してみる。
思わずミドルクラスのグラフィックボードが換装しているような気がしてしまう。
これはひと昔のAMDベースの恩恵をガッチリ受けていることがわかる。
総評
ゲームに少し興味が持ち始めた方で、ちょうど今ビジネスパソコンをご使用の方には1万円台でお手軽にゲームを楽しめるグラフィックボードだと思います。
また、しばらく眠っている過去のゲームを掘り起こしてゲームを起動してみてください。
きっとフレームレートが滑らかに動作して驚かれるでしょう。
主な仕様
搭載チップ-AMD-Radeon RX 560
メモリ-GDDR5-4GB
バスインターフェイス-PCI Express 3.0 x16
モニタ端子-DVIx1-HDMIx1-DisplayPortx1
メモリバス-128bit
幅x高さx奥行-210x112x36 mm
お目通し戴き、ありがとうございました。
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