今回ご紹介するのは2016年6月に発売されたNVIDIAのZOTAC製GeForce GTX 1080 AMP Edition [PCIExp 8GB]になります。
発売されてちょうど1年経ちますが2016年のハイエンド最強のグラフィックボードとして活躍してきました。
発売当初は11万円くらいで販売しており、今ではすっかりお値段も6万円台までお安くなりました。
現在は「1080」はゲームとしてのグラフィック処理能力は今では上から4番目となりました。
@TAITAN XP
↓
A1080ti
↓
BTAITAN
↓
C1080 ←ココ!
↓
D1070
という順番になります。
ZOTAC GeForce GTX 1080 AMP Edition [PCIExp 8GB]の特長
❶ZOTAC製の「AMP Edition」はFounders Editionモデルと比べ、コアベースクロックとブーストクロックがオーバークロックされたモデルです。
❷ZOTACオリジナルクーラー「IceStorm」を搭載
冷却ユニットには、100mm径ファン2基と大型アルミフィンアレイを搭載
❸GPUの電源供給をリアルタイムにモニターする「Power Boost」を搭載
❹ロゴカラーやイルミネーション設定が行える新しいライティングシステム「SPECTRA」に対応していて自由自在にケース内をカッコよく演出できます。
❺パックプレートが付いて基盤がアクセントになります。
中箱と内容物(デュアル6ピンto8ピン 電源ケーブル×2、ドライバCD、ユーザーマニュアル)
外観(表面、裏面)
側面(8ピン×2)
ディスプレイ出力端子(DVIx1、HDMIx1、DisplayPortx3
早速、ZOTAC GeForce GTX 1080 AMP Edition [PCIExp 8GB]の実力を検証してみる。
PC構成
【CPU】7700k
【マザーボード】ASUS-FORMULA IX(ATX)
【メモリ】CORSAIR DDR4 メモリモジュール DOMINATOR PLATINUM Series 16GB(8GB×2)
FireStrike(3D MARK)
スコア17865 |
過去にレビューしたRX580,1060+9gbpsを完全に凌駕しています。
2倍の値段を払っても納得いくグラフィック処理能力です。
RISE OF THE TOMB RADER−フルHD(1920×1080)
画質別フレームレート比較表
もしもフルHD環境で遊びたければ144HZを表示するゲーミングモニターを用意した方が良いでしょう。
AMDベースで開発されたゲームではどんな結果になるのか検証してみる。
デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−フルHD(1920×1080)
AMDベースならではの高負荷と相性の影響が心配だったが全然、余裕です。
最大フレームがRISE OF THE TOMB RADERに比べ、飛び抜けていないが100フレームは超えています。
ウルトラ設定の最小フレームが58フレームですのでかなり快適に遊べます。
今から2,3年経ってもフルHD環境であれば最新のゲームが普通に遊べると思います。
フルHD環境では余裕ですので更にワンランク上のウルトラワイド環境で検証してみる。
検証内容は規定の最高設定で過去のグラボを比較してみます。
比較に用意するグラボは「1060+高速版」、「RX580」です。
RISE OF THE TOMB RADER−UWQHD(3440×1440)
ただ快適というラインで考えると最低でも「1080」が限界なのではないでしょうか。
次にデウスエクスで検証してみる。
ここでは規定のウルトラ設定で比較してみます。
デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−UWQHD(3440×1440)
まさかの「1080」でありながらAMDベースのゲームでの相性の影響もあり最大フレームが50フレーム台となってしまいました。
もしも60フレームを超えたければ、SLI(グラフィックボード2枚併用)で挑まなければなりません。
以上で検証は終了します。
少し気になる点
❶PC環境によりますが管理人の場合ですとゲーム中に何度も「81℃を超えています」のメッセージがゲーム中に画面に入り込みます。
しっかりエアフローしないといけないグラフィックボードですので注意してください。
❷重量がとても重くマザーボードに換装の際に自重でグラフィックボードが斜めに下がりますのでPC用ポールを用意した方が良いでしょう。
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総評
現在では「GTX1080」はフルHD環境であれば全く不満はないでしょう。
ただ世間ではフルHD環境から4K に移行していますのでユーザーは目が肥えてしまい、グラフィックボードの世代遅れを感じフルHD環境を4kやウルトラワイドにステップアップする方が増えていくでしょう。
主な仕様
搭載チップーNVIDIA−GeForce GTX 1080
メモリーGDDR5X−8GB
バスインターフェイスーPCI Express 3.0
モニタ端子−DVIx1、HDMIx1、DisplayPortx3
CUDAコア数−2560
メモリバスー256bit
メモリクロックー10GHz
補助電源−8ピン×2
お目通し戴き、ありがとうございました。
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