今回ご紹介するのは6月9日に発売されたばかりのASUS社の「GEFORCE GTX1060-O6G-9GBPS高速版」になります。
今回のASUSのGTX1060-O6G-9GBPS「高速版」は以前にご紹介した
「ZOTAC GeForce GTX 1060 6GB AMP Edition+ 9gbps」と同じGPUチップを搭載しています。
9gbps高速版とはどういったものなのか?
高速版ではメモリクロックが【9,000MHz】なのに対しノーマル版は【8,000MHz】となります。
つまり「高速版」と「ノーマル版」との大きな違いはメモリ容量は同じく6GBに変わりはないのだがメモリの転送スピードが「1GB」分速くなっております。
過去レビュー
5/30に掲載「ZOTAC GeForce GTX 1060 6GB AMP Edition+ 9gbps」
それぞれのGPUチップに大きな違いはありませんが冷却性能や冷却方法が異なります。
それによって僅かなフレームレートの差が出てきます。
比較、検証しながら進めていきたいと思います。
ASUS GTX1060-O6G-9GBPSの特長
❶ASUS独自形状の「ウイングブレード」ファンブレードで約2倍の風圧を実現
❷GPU温度が低いときにはファンを自動停止する「ゼロノイズ機能」を搭載
❸防塵規格のIP5Xに対応する「IP5X対応防塵ファン」を搭載
この点は長く使ってみないとわからないですがこの機能はかなり進化しました。
❹ヒートパイプをGPUに密着させて熱移動効率を向上した「DirectCU II」クーラー
❺付属ソフトであるリアルタイムハードウェアモニタ&OCツールの「GPU Tweak II」を搭載
中箱と内容物(ユーザーマニュアル)
外観(表面、裏面)
側面(6ピン)
半田や基盤がバックレートで隠れて高級感があります。 |
ディスプレイ出力端子(DVIx1、HDMIx2、DisplayPortx2)キャップが付いてます。
早速、ASUS NVIDIA GTX1060-O6G-9GBPS「高速版」を検証してみる。
PC構成
【CPU】6700k
【マザーボード】ASUS-Z270G(マイクロATX)
【メモリ】CORSAIR DDR4 メモリモジュール DOMINATOR PLATINUM Series 16GB(8GB×2)
TimeSpy(3ⅮMARK)−フルHD(1920×1080)
スコア4446 |
所有−全グラボ別−TimeSpy(3D MARK)−スコア表
追記、現行水準スコア(2019.4.4)
RISE OF THE TOMB RADER−フルHD(1920×1080)
画質別フレームレート比較表
追記、現行水準スコア(2019.4.4)
デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−フルHD(1920×1080)
ウルトラ設定ではさすがにカクツキが気になるが画質とゲームバランスもとめるなら最高設定でも遊べます。
以上の結果となりました。
残念な点
❶LEDのライティングがないので少し寂しいです。
❷高負荷時にグラフィックボードを触ったらかなり熱いのでファンを見てみたら回ってなかったので付属ソフト「GPU Tweak II」を起動し、ファン起動温度の設定を変更した方がよいでしょう。
デフォルト設定でも大丈夫ですが、ちょっと心配です。
総評
同世代、同価格帯のZOTAC製と比べるとASUS製の方があらゆる点で丁寧な作りです。
例えばディスプレイ出力端子とマザーボードに挿す端子のキャップも付いてます。
ASUS製の方が若干、お値段が高めですが、どちらも素晴らしくコストパフォーマンスが良いのでご購入を検討していただけたら幸いでございます。
主な仕様
搭載チップ-NVIDIA-GeForce GTX 1060
メモリ-GDDR5-6GB
バスインターフェイス-PCI Express 3.0 x16
モニタ端子-DVIx1-HDMIx2-DisplayPortx2
CUDAコア数-1280
メモリバス-192bit
メモリクロック-9026MHz
4K対応-○
補助電源-6ピン×1
幅x高さx奥行-218x125x42 mm
お目通し戴き、ありがとうございました。
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