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2017年04月04日

間違いなく面白い警察小説おすすめ10選

本書籍警察小説.jpg
小説の人気ジャンルのひとつ警察小説。普段、あまり読まないけど、読んでみたいという人はこの10冊から。
『隠蔽捜査』今野敏

>隠蔽捜査 [ 今野敏 ]


感想(32件)


あらすじ/内容
竜崎伸也は、警察官僚である。現在は警察庁長官官房でマスコミ対策を担っている。その朴念仁ぶりに、周囲は“変人”という称号を与えた。だが彼はこう考えていた。エリートは、国家を守るため、身を捧げるべきだ。私はそれに従って生きているにすぎない、と。組織を揺るがす連続殺人事件に、竜崎は真正面から対決してゆく。警察小説の歴史を変えた、吉川英治文学新人賞受賞作。
『警官の血』佐々木譲

>警官の血(上巻) [ 佐々木譲 ]


感想(19件)


あらすじ/内容
昭和二十三年、警察官として歩みはじめた安城清二は、やがて谷中の天王寺駐在所に配属される。人情味溢れる駐在だった。だが五重の塔が火災に遭った夜、謎の死を遂げる。その長男・安城民雄も父の跡を追うように警察学校へ。だが卒業後、その血を見込まれ、過酷な任務を与えられる。大学生として新左翼運動に潜りこめ、というのだ。三代の警官の魂を描く、空前絶後の大河ミステリ。
『第三の時効』横山秀夫

>第三の時効 [ 横山秀夫(小説家) ]


感想(80件)


あらすじ/内容
殺人事件の時効成立目前。現場の刑事にも知らされず、巧妙に仕組まれていた「第三の時効」とはいったい何か!?刑事たちの生々しい葛藤と、逮捕への執念を鋭くえぐる表題作ほか、全六篇の連作短篇集。本格ミステリにして警察小説の最高峰との呼び声も高い本作を貫くのは、硬質なエレガンス。圧倒的な破壊力で、あぶり出されるのは、男たちの矜持だー。大人気、F県警強行犯シリーズ第一弾。
『64(ロクヨン)』横山秀夫

>64(上) [ 横山秀夫(小説家) ]


感想(35件)


あらすじ/内容
元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官・三上義信。記者クラブと匿名問題で揉める中、“昭和64年”に起きたD県警史上最悪の翔子ちゃん誘拐殺人事件への警察庁長官視察が決定する。だが被害者遺族からは拒絶され、刑事部からは猛反発をくらう。組織と個人の相克を息詰まる緊張感で描き、ミステリ界を席巻した著者の渾身作。
『犯人に告ぐ』雫井脩介

>犯人に告ぐ(上) [ 雫井脩介 ]


あらすじ/内容
闇に身を潜め続ける犯人。川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に踏み切る。白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だったー史上初の劇場型捜査が幕を開ける。第7回大藪春彦賞を受賞し、「週刊文春ミステリーベストテン」第1位に輝くなど、2004年のミステリーシーンを席巻した警察小説の傑作。
『海と月の迷路』大沢在昌

>海と月の迷路(上) [ 大沢 在昌 ]


あらすじ/内容
わずかな土地に五千人以上が暮らす、通称「軍艦島」と呼ばれる炭鉱の島で、昭和三十四年、少女の遺体が見つかった。島に赴任したばかりの警察官・荒巻は少女の事故死を疑い、独自に捜査を開始。島の掟を前に、捜査は難航するが、予期せぬ人物の協力によって、有力な証拠にたどりつくー。吉川英治文学賞受賞作。
『凍る炎』堂場瞬一

>凍る炎 [ 堂場瞬一 ]


感想(5件)


あらすじ/内容
「燃える氷」メタンハイドレートの研究施設で起きた密室殺人事件。殺された研究員が開発していたある技術とは?中国人窃盗団による宝石店爆破事件に関わった刑事総務課の大友鉄は、夢のエネルギー資源をめぐる最悪の謀略に巻き込まれていく。「警視庁追跡捜査係」シリーズと相互クロスするシリーズ最大の難事件が幕を明ける!
『慟哭』貫井徳郎

>慟哭 [ 貫井徳郎 ]


感想(34件)


あらすじ/内容
連続する幼女誘拐事件の捜査は行きづまり、捜査一課長は世論と警察内部の批判をうけて懊悩する。異例の昇進をした若手キャリアの課長をめぐり、警察内に不協和音が漂う一方、マスコミは彼の私生活に関心をよせる。こうした緊張下で事態は新しい方向へ!幼女殺人や怪しげな宗教の生態、現代の家族を題材に、人間の内奥の痛切な叫びを、鮮やかな構成と筆力で描破した本格長編。
『贖い』五十嵐貴久

>贖い [ 五十嵐貴久 ]


あらすじ/内容
3つの「点」が繋がったとき、真実の「形」が浮かび上がる!東京、埼玉、愛知。日を違えて起きた殺人事件。巧みに姿を隠す犯人に捜査は膠着する。だが、ひとりの捜査員は気がついたー。これぞ、警察捜査小説!
『撃てない警官』安東能明

>撃てない警官 [ 安東能明 ]


あらすじ/内容
総監へのレクチャー中、部下の拳銃自殺を知った。柴崎令司は三十代ながら警部であり、警視庁総務部で係長を務めつつ、さらなる出世を望んでいた。だが不祥事の責任を負い、綾瀬署に左遷される。捜査経験のない彼の眼前に現れる様々な事件。泥にまみれながらも柴崎は本庁への復帰を虎視眈々と狙っていた。日本推理作家協会賞受賞作「随監」収録、あなたの胸を揺さぶる警察小説集。
おわりに

シリーズ化していたり、連作の作品も多くありますので、同じ作家の別の作品を読み進めるもの楽しい。

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