2015年07月27日
詐欺サイトに騙されない方法
夏は要注意
日本人特有のものなのかもしれませんが、
国内旅行、海外旅行だけでなく、
さまざまなレジャーで、
夏はどうしても開放的な気分になりがちです。
ちょっとした不注意で事故やケガに遭うことがあるので、
できる限りはやる気持ちを抑えて冷静になりましょう。
そして、これはインターネットでも同様です。
夏のボーナスシーズンを狙って、インターネットサイトを利用した詐欺も横行します。
特に注意をしたいのが、ブランド品などを取扱う激安ネットショップ。
エルメスやヴィトン、グッチやプラダ、シャネルやコーチなど、
有名な高級ブランド品を格安で販売しているため、
騙される人も多いです。
中でもここ数年増え続けているいるのが、平行輸入品やアウトレット品をうたった詐欺です。
並行輸入品といえば、
正規代理店ルートとは別のルートで真正品を輸入することで、
海外の有名ブランド品等を、正規代理店以外の第三者が、
外国で合法的に製造・販売された商品を外国で購入し、
日本の総代理店契約者等の許諾を得ずに、
正規代理店ルート以外のルートで輸入する行為を指します。
またアウトレット品とは、
ブランド・メーカーの流行遅れの商品や売れ残った商品、
多少傷の付いた商品などを意味します。
簡単にいうと、
どちらも正規代理店の厳格な品質管理外の商品を指しますので、
日本の正規代理店が扱う商品とは少し違うと考えた方がいいかと思います。
とはいえ、どちらもメーカーが作ったものなので、
正規品じゃ無いと駄目という人でなければ、
高級ブランド品が格安で手に入るのは大きなメリットだといえます。
詐欺サイトを見破る方法
最近のインターネット販売の詐欺サイトは、
かなりよく出来ていて、
詐欺サイトだと見極めるのが難しくなっています。
では、どのようにすれば詐欺サイトだと見破る事ができるのでしょうか?
答えは簡単です。
詐欺サイトは徹底的に身元を隠蔽しようとするので、
この部分を注視すれば、詐欺サイトだと識別することができます。
注視するポイントは3つです。
@ショップや会社の概要
ショップや会社の所在地、連絡先、責任者がきっちりと掲載されているか確認するようにしましょう。
特に、住所の記載はあるものの、連絡先の電話番号が記載されていない、
あるいは、連絡先の電話番号が携帯電話番号の場合は詐欺サイトの可能性があります。
A支払方法
大抵の詐欺サイトは、
カード決済、代金引換、銀行振込に対応しているように記載されています。
カード決済は、
カード番号の入力を伴いますので、
カードの不正利用を防ぐ為にも、
カード番号の入力などは絶対にしないでください。
代金引換は、
代金引換手数料として、商品代金の8%以上+代金引換基本料と記載されていることがあります。
この場合、せっかく格安でブランド品を購入したのに、結局は代引き手数料で数千円取られることになります。
代引き手数料分も搾取しようとしている可能性があります。
また本来なら、宅配業者は、Amazonや楽天などの大手サイトで無い限り、
こういった高級ブランド品の代引での取り扱いは嫌がるものです。
その点からも、詐欺サイトの可能性が高いと思います。
最後に銀行振込ですが、
詐欺サイトの場合、ショッピングページに振込口座が記載されていないことが殆どです。
大抵が、注文確定後にメールにて振込口座を連絡するといった主旨の文章が記載されています。
一般的に安心して利用できるお店であれば、
お客様に安心感を持っていただく為に、サイトに取引先銀行と銀行口座を記載していますので、
この点からも、違法に入手した口座を振込口座として利用する詐欺意特有の手口だと考えられます。
Bドメイン
ショッピングサイトのドメイン(いわゆる〇〇〇.co.jpや〇〇〇.comなどです)を
Whoisで検索するようにしましょう。 検索してみると色々な事がわかります。
【特に注意して見る点】
Creation Date ・・・
ドメインを登録した日です。
古い日付であれば安心です。最近の日付なら注意してください。
Registrar ・・・
ドメイン名の登録申請を受け付ける組織です。
GUANGZHOU(広州)などの中国国内なら注意が必要です。
Registrant Phone ・・・
登録している電話番号です。
固定電話番号が安心です。携帯電話番号なら注意してください。
Tech Email ・・・
ドメインに対しての質問などを受け付けるメールアドレスです。
gmailなどの捨てメールアドレスの場合は注意が必要です。
Registrant Street ・・・
責任者の住所です。
実在する住所かチェックするようにしましょう。
外国人による詐欺の場合、日本国内の地名を正しく英語表記できていない事があります。
まとめ
詐欺サイトは巧妙に作られていますので、
きっちりと調べてから購入するようにしてください。
基準として、
他のショッピングサイトに比較して、異常に価格が安い場合、
詐欺サイトの可能性は高いです。
それを踏まえて、
サイト内の記載情報に不備が無いかをチェックしてください。
特に振込口座が記載されていないサイトでは購入しないようにしてください。
Whoisによるドメイン調査で、
登録日、申請受付場所、電話番号、メールアドレス、住所のチェックが重要です。
銀行口座、携帯電話を不正入手は詐欺グループの常套手段です。
ホームレスや債務者に銀行口座開設、携帯電話契約をさせ、
それを悪用している可能性があります。
詐欺グループの規模はさまざまですが、
背後には暴力団やテロリストなどがいる場合が殆どです。
それらが中国人や半グレなどを使って実行させています。
手口としては、違法入手した銀行口座や携帯電話、
あるいは、中国などを経由する国際電話を使って、
温床となる詐欺サイトのドメインを中国などの海外で取得し、
そのドメインを利用してショッピングサイトを公開しています。
クレジットカード決済なら、カード情報を入力する際にハッキングされます。
代引きなら、コピー商品を送り付けてきます。
銀行振込なら、代金を振り込ませて、商品を送らない。
そんなパターンになっています。
中国籍の人間やRegistrarの場合、日本の警察は介入できません。
本国に逃げられたら終わりです。
現段階でも、
既に怪しいサイトをいくつか発見していますが、
詐欺サイトだとは断定はできないので、
サイト名の公表は控えておきます。
今回公開した情報で、
詐欺サイトを見破ることはできるので、
これに従って判断するようにしてください。
それと、
本当に実在するショップと同じ住所を記載している場合もあります。
この場合はWhois情報を頼りにして、
Registrarが日本国内かチェックするようにしてください。
海外のRegistrarの場合、被害に遭っても、日本の警察が容易に介入できないため、
泣き寝入りになることが殆どです。
それ以外に詐欺サイトかどうかを調べる方法として、
Yahoo知恵袋は有効です。
既に色々な人が情報公開しているので、
ショップ名で検索すると、そのお店の評価なども含めて、
色々な情報を見る事ができます。
Yahoo!知恵袋
また、購入した商品が本物かどうかはわかりません。
アウトレット品や並行輸入品のデメリットだと思ってください。
どうしても心配な方は正規代理店か、
中古ブランド品を買い取ってくれるお店に確認してみてください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
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