貧乏おやじのチラシの裏で株トレ

9月10日〜14日の週に注目していた銘柄です。

その後の立ち回りについて検証してみたいと思います。

この時期の日経平均の様子は次の図の通り、
ヨコヨコ期から上昇期へ変化していくタイミングでした。
　


1332　日本水産
〇買い目線で見ていた銘柄でした。
　

　図中⓪・・・9月7日の終値は635円でした。　この時点で20日と60日移動平均線が上向きで勢いがあると考え、押したら入ろうと思って監視を開始しました。

　図中�@・・・9月12日、終値640円。　前日に5日移動平均線を割りましたが、しっかりとした陽線でも移動平均線の上に戻ってきました。　ここは押しからの反発なので買でINするところでした。　MAX買予算を10としたら半分の5を投じて良いところだと思います。　翌日以降　”5日移動平均線を割ったら損切り”　です。

　図中➁・・・9月18日、終値647円。　�@からヨコヨコ。　不安な気持ちになっている状況だと思います。　しかし、ここの5日移動平均線を踏んで上がったところは買い増しポイントだったと思います。　上値も切り上がっています。　買い増しは3くらいでしょうか。　ここでもやはり、　”5日移動平均線を割ったら損切り”　を覚悟する必要があります。

　図中�B・・・9月21日、終値654円。　�@からのヨコヨコ継続中。　ヨコヨコが長くなっているので、ますます不安な気持ちになっていると予想されます。　しかし、5日移動平均線を割ってないことと、それを踏んでの陽線なので買い増しポイントでした。　上値も切り上がっています。　ここでの買い増しは1か2だと思います。　やはり　”5日移動平均線を割ったら損切り”　の覚悟は必要です。

　図中�C・・・9月26日、終値694円。　やっと上がりだしてホッとはしますが、大き目の陰線が出た翌日。　『この陰線は利確すべきだったのか』　と、モヤモヤした気持ちで寄りつきを見守っていたと思います。　そして、寄り付きは下げて出発、、、後悔。　しかし、5日移動平均線を割っていないのでグッとこらえて大引けを待ちます。　ありがたいことに大引けでは5日移動平均線を踏むしっかりした陽線。　朝の沈んだ気持ちに加え、節目の700円もすぐそばに迫っています。　すぐにでも利確したい気持ちが強くなっていると思いますが、この気持ちも抑えて買い増し。　利確しない理由は5日移動平均線を割っていないから。　そして、買い増しの理由は、5日移動平均線で反発しての陽線だから。　�Bで買い増しを1にしたなら、さらに1追加。　�Bで２の追加をしたなら継続、または思い切って予算オーバーの1追加が良かったと思います。　ここで意識すべきは、移動平均線の上昇角度が大きくなったことです。　上昇トレンドの末期に急激な上昇が来ることは、よく見られる現象だからです。

　図中�D・・・10月2日、終値719円。　とうとう5日移動平均線を割ってしまいましたので、ここで利益確定。　前日の高値で売れたらベストでしたが、この日に再度踏み上げていたかもしれません。　ここは後悔せずに自分のルールを守れたことを　『最高じゃん』　と、褒めて次の銘柄へ大移動です。

　結果として、�@�A�B�Cでの買パターンをA（5,3,2,0）、　B（5,3,1,1）、　C（5,3,2,1）としたときの推定利益を計算すると、、、
　Aでは　（719円−640円）×5　＋（719円−647円）×3　＋（719円−654円）×2　＝　741円
　Bでは　（719円−640円）×5　＋（719円−647円）×3　＋（719円−654円）×1　＋（715円−694円）×1　＝　701円
　Cでは　（719円−640円）×5　＋（719円−647円）×3　＋（719円−654円）×2　＋（719円−694円）×1　＝　766円

1を単元株の100株で考えた時の利益は、A：74,100円、　B:70,100円、　C:76,600円　でした。
さらに、購入コストはA：644,900円、　B：648,900円、　Ｃ：714,300円　でした。

このコストであれば、信用取引を使うと予算30万円で対応可能ですね。
約1ヵ月で30万円が37万円に増える。。。利回り20％以上はなかなかでしょうか。