二十歳を越えて全日制の高校に入学してみた

金は無いが暇はある。
そんなニートな日常生活を送っていた毎日は
1年以上に及んだ。
そんな日々は、最初から入っているPCの
ソリティアで、持て余す暇を潰していた。
そんな俺は、根っからのニートっこ。
きっと文明が発達して、仕事の無い
平和な星から生まれ変わってきたのだろう。
まあ、冗談だ。
だが、今は、残業三昧の会社で働いている。
これもベジタリアン効果だろうか。
多面的に見ても、結果論としても、因果はあり
少なからず、な。

しかし時間のある日は夜中の散歩に出かける。
歩きながら考えるのは、新しい考えを得るのに
有効だし、単調な毎日からの一時的解放気分を
味わえる。
そのため、出来るだけ知らない道を行こうと思うが
散歩のし過ぎで、知らない所が近辺になくなって
きている。

しかしながら、体育の授業もない
今の生活には、儚くも、
この散歩が一番の運動になっているので
至れり尽くせりというわけで
文句があるとすれば、汚い都会の景色
だけだ。

ところで
想像できる世界は現実可能な可能性を有している
そんな言葉を聞いた事はないだろうか。

例えば、有り得ない年齢で
全日制の都立高校に入学した事は
結果、有り得たわけだ。
まあ、全然有り得る事だとは思う。

バイ　ザ　ウェイ
想像し、考えてみる。
仕事の無い世界。

科学技術が発達し
食料も機械が栽培、運んできてくれる。
欲しい物を想像したら
機械がそれを認識し、材料を揃え
作り出してくれる。
例えば、こんなネジが欲しい、
こんな家具が欲しい、
にも対応してくれる。

そんな世界を。

余す暇は有意義に
アヤトリを覚えたり
楽器を練習したり
ダンス教室に通ったり。
はたまたオーケストラミュージックを
聴きに出かけたりと。

仕事をすれば偉いわけではない事を
今現代、みな分からず、
ニートを罵倒する者が多い。

仕事=金稼ぎ
ではない。

人々が、より良く共生していく為の手段を
仕事だと
僕は、とらえたい。

だから、肉食と金稼ぎに必死こいてるだけの
人々の偉ぶった態度には
嫌気もさしてくる。

言わばニートは次世代の新たな仕組みへの
有効手段、ストライキともとれる。

変わらなければ
過労死は無くならない。
交通事故は無くならない。
イジメはなくならない。

働かない奴はクズだと？
笑わせるな。
金という、金融システム、
政治、経済、裏の科学技術、
マインドコントロール、
何も気付かないで、ただ
自分は偉いんだ！と言いたい、きいてもらいたい、
ストレス発散したい、存在を認めてもらいたい
褒めてもらいたい。
そんな奴が
「ニートはクズだ！」と言うのだ。

そんなにこの、今の世が好きなら、
戦争や虐めも、肯定するに等しい。
なら、戦争で足を吹っ飛ばされても良いって事だ。
虐められても、文句は言わないよな？

今と言う過去にすがる必要は無いんだ。

戻るが、先ほど言った世界になれば
楽しい平和な毎日だ。
そんな技術力の高い文明を気付けば
宇宙船だって、ワープだって。
と考えてみたら、
毎日幸せな世界、飽きると言うわけではないが、
平和な世な以上、肉を食う者もいないだろう。
愛情のある者ばかりだ。
ならば、そんな世界を築いたならば、
他の者も幸せになってもらいたい、
と考えて、不思議じゃない。
しかし、その星は既に救われているわけで、
他の星にでも行って、他者を救いたいと
考えて不思議じゃない。
宇宙船だってあるわけだし。


なーんて考えたら、
宇宙人が今、地球に来ていてもおかしくはない。
もしかしたら、本当に、そんな星から生まれ変わって
きているかも。
なーんてな。