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色素沈着の原因:総まとめ11種類
お悩みの多い色素沈着の原因をまとめました。
色素沈着の本来の役目は肌を守ろうとすることなのですが、デメリットとして肌の色が部分的に濃くなり、シミとなって残ることがあるということです。
専門的なことは省いて、悩み始めたばかりの方へ解りやすく色素沈着の原因を記載します。
1:キズ
1−1:利用しているタオルなどの素材が原因
ナイロン製などの刺激が強い素材を利用することにより肌が傷ついて起こる色素沈着。
慢性的に皮膚の炎症を繰り返すことにより色が沈着してしまうでしょう。
1−2:切り傷や擦り傷、熱傷による色素沈着
肌の細胞はダメージの修復を行うため、外傷がひどいと修復する際にたくさんのメラニンを生成し、色素が沈着することがあります。
交通事故などによる傷跡で、色が肌に残ってしまうケースも見受けられます。
2:ホルモンのアンバランス
妊娠している方や加齢によるホルモンバランスの乱れにより、色素が目立つことがあります。
産後、黄体ホルモンの分泌がストップすると自然と消えることもありますが、加齢によりホルモンバランスが乱れることによるターンオーバーの遅れが色素沈着の原因のこともあるでしょう。
3:摩擦と刺激
3−1:カミソリ
カミソリを利用した無駄毛の処理時、カミソリ負けにより炎症を起こしてしまうことが原因。特に肌の弱い方は、むだ毛処理のお手入れに注意が必要でしょう。
3−2:下着
体質にフィットしない下着を着用することが原因。下着と肌がこすれ合うことで出来てしまいます。
デリケートゾーンは、【むだ毛処理+サイズの合わない下着】で、色素沈着をおこしやすい部分でもあるでしょう。
3−3:パッティング
化粧水のパッティングが強い場合に起こりやすい。手で化粧水をつける方も肌に触れることは間違いないのでやさしく行いましょう。
特に目の周りは皮膚が薄いので要注意。パチパチたたいても肌の奥に美容成分は浸透しません。
4:ニキビ
ニキビ進行中やニキビ後のアフターケアーをしっかり行わないことが原因。メラノサイトが引き起こすタイプと、ヘモグロビンの影響によるタイプがあります。
5:アトピー
皮膚の炎症が連続して起こることにより、活性酸素を発生し続けていることが原因。真皮層まで破壊されると色を薄くすることは難しくなるでしょう。
表皮の色素沈着の場合はターンオーバーを促進させることによって解消されることでしょう。
アトピーは大人になるにしたがい解消するケースも。
6:紫外線
紫外線を受けると生成されるメラニンは、肌内部の組織を守ろうとするために良い働きをしてくれるのです。
メラニンのおかげで肌の炎症や水ぶくれを防いでくれるのですが、過剰に受けると色素沈着をおこしてしまうのです。
7:脱毛
「3項の摩擦や、刺激」に類似しますが、VIOラインはとてもデリケートです。脱毛などの強い刺激にはダメージが非常に大きいといえるでしょう。
柔らかい皮膚は特に色素沈着を起こしやすいので脱毛ケアには十分注意が必要です。
8:過剰なマッサージ
マッサージは血行を促進し肌や身体に良い効果をもたらすのですが、過剰なマッサージは肌の損傷を起こしてしまい色素沈着を引き起こすことも。
マッサージクリームやジェルなどを利用し、滑らせるようなマッサージがおすすめです。
9:化粧品によるかぶれ
化粧品にアレルギーを起こしやすい成分が含まれていることが原因。特に肌の抵抗力が弱い敏感肌や乾燥肌の方に起こりやすいでしょう。
10:脂肪吸引
脂肪吸引後による色素沈着。吸引機を使用するときに肌を傷つけますので、脂肪を減少させることができても色が沈着することがあります。
新陳代謝が遅れてくる年齢ほど、治りにくい又は治らない場合も。
脂肪吸引のメリット、デメリットは知っておきましょう。
11:アジソン病
副腎皮質の障害によりホルモンの形成が困難な病気で色素沈着を起こしてしまう難病。
一生、副腎皮質ホルモンの内服を使用することになります。
まとめ
色素沈着の原因は色々ありますが、解消しやすい色素沈着と、一生お付き合いしなければならない色素沈着とがあります。
一般的に色素沈着を解消する為には、早めのケアが大切です。
またこれから色素沈着を作らないように心がけることも大切です。