こんにちは!
ナビゲータのEVEです。
昨日は、プログラマになろうという人たちの環境について、解説をしました。海外への発注あり、プログラミング便利ツールありと、プログラマが取り巻く環境は、今後厳しいことが予想されます。本日は、どんなプログラマだったら、現在食えるのかということを話したいと思います。
[食えるプログラマとは?]
YouTubeを見ていると、「食えるプログラマになりましょう」、というCMを見かけます。その内容は見ていないのですが、どんなプログラマだったら食べていけるのでしょうか?ちょっと、考えてみましょう。
❶プログラム言語及びその環境周りを熟知している
❷規約等を順守できる
❸協調性がある
❹我慢強い
以上です。あなたの考えとあっていますでしょうか?
[規約等を順守できることの重要性]
❶については、当然なのですが、❷については、プロジェクトが変わるたびに変わるので、難しいと感じる人もいるかもしれません。加えて、昔は必ず、レビューがあったのですが、それさえ現在はありません。
ただ、❷については、IPAの午前の試験にも出題されていますが、かなり重要なことです。
1人で作っているならいいのですが、普通、複数の人たちがプロジェクトに参画しシステムを作っています。そしてその作っている人が入れ替わるのも現在は当然の時代です。そのような状況の中で、規約が順守されていないと、後からプロジェクトに参画する人は、何がどう作っているのか分かりません。
だったら、ドキュメントがあるじゃないかと思われるかもしれませんが、昨日話した通り、ドキュメントは、完璧なものではありません。ドキュメントを見たからシステムが理解できるというレベルではないのです。そのため、プログラムソースからすべてを理解し、作業を進めなくてはいけません。そのため、規約等を順守できるということは非常に重要で、食えるプログラマの必要条件に入れています。
以上のような状況を受けて、アジャイル開発が現在重視されているのですが、そこにも問題があります。それについては、機会がありましたら、お話ししましょう。
[我慢強いということ]
複数の人間たちがいるプロジェクトに参画するので、❸の協調性が必要だということは十分に理解できると思います。ただ、❹については、いかがでしょうか?
あるプロジェクトに参画しようとしたときですが、まず最初に聞かれたのが、「我慢ができればプロジェクトに参画できます」といわれたことがあります。よくある話なのですが、客はお金を払っているため、横暴と思われる行動や発言をするケースがあります。
ドキュメントはしっかりしていなため、言っていることがたびたび変わる、言ったことを言っていないというなど、我慢しなければいけないことはたくさんあるかもしれません。
また、オフシュアが多い現状だと、食えるプログラマの条件の中で、一番重要な項目となっているかもしれません。
[私は?]
私は、❶〜❹まですべて苦手です(❶は苦手ですけれどできます)。唯一❹が昔はできた気がしましたが、もう無理です。技術的知識を身につけ、しかも、1人でシステム開発ができます。加えて、現場でひどいシステムをたくさん見てきました。もしかしたら、90%以上ひどいシステムだったといっても過言ではないでしょう。そのような状況で我慢しろと言われても無理です。
昔は、プロジェクトマネジメントする人たちが、プロジェクトをうまく回そうという意思を感じられましたが、それも感じられませんしね・・・?
だから、1人で現在活動しているという状況です。但し、それが本当にの理由ではないです。暇がございましたら、YouTubeでご確認ください。
[今日のブログ書き終えて]
今日のブログを読んで、プログラマをやりたいと思いましたか?難しいですよね?
正直言ってどんな仕事、職場に行っても、大なり小なり大変なので、もしかしたら、我慢する価値があると思った人がいるかもしれませんが・・・?
今日のブログを読んで、無理だ!っと思った人も、プログラマをやる意義ってあるんだなっという話は明日にしたいと思います。
昨日は、今日話すと言いましたが、時間がなくなってしまいました。申し訳ございません。明日は必ずお話ししますので、お付き合いください。
では、また!
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