５３年目のひとりごと

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そう思っちゃったから
しょうがない

人のお金では
なんか気にしてしまって
自由な感覚になれない

自分のものを遠慮して
選んでしまうことがいや

そんな風に思うことがなければ
それでよかったのに

生活費に余裕がなくなってしまうと
まず
自分の欲しいものを我慢して
なんとかしてしまう

それが窮屈で
我慢ばかりしてきたことが
たくさんある
今もそうだ

何かあっても
まず自分のことよりも家族のこと
家族が生きやすく過ごしやすくなるように
自分のことは後回し
自分のことを我慢しても家族優先

そんなふうに何十年も過ごしてきて
子供は独立して
気づいたら　私は　家事する人
自分のことをしたくても
まずは先に家事をする

何かほしくても
人のお金だから遠慮して使う

その　人　というのが私にはケチだなと
思うことがあったりして

十分に満足できることを
してくれるわけじゃない

言いたいことを言えばいいとは
思わない
言うことが無駄なんだ
口論になるのもしぬほど面倒

自分でなんとかする癖がついてしまってる
頼ることがいやなのは
配偶者の親も　自分のために子供をあてにする
私のためには何もしないのが当然

だけど
私だけは
人のためにやるのが当然

ひとのお金で生きてる限り

本当の自由はない

私は自由に生きたい
人に尽くすことに　なんの幸せもない

そんなふうに思っているんだから
しかたない
人に合わせる人生なんか必要ない

自分の収入が増えれば
もっと自由になれる

飼われてる気分でこのまま生きていくなんて
まっぴらだ

もう
誰かのこと考えたくない

誰かの気持ちとかご機嫌とか
態度とか
そういうのを一切
遮断したい
気にすることをしたくない

面倒くさい
自分じゃないのに
そこにいるから気にしてしまうことに
異常にくたびれてしまって

誰もいらないんだなと気づく

いつも何もしてもらうことない私
なのに
どうして
人のことはお膳立てとか
準備とか用意とか
人が動きやすいように

何もそんなことしてももらえない
私が
してるのか

「帰ったぞ」と
なんでそんな偉そうに言われなきゃ
ならないのか

月に生活費を十分もらい
私の好きな欲しいものも
買っていいよと言われてるなら
まだしも
まったく足りない
ギリギリで
我慢するのは私のことばかりの
毎月のお金で

どうして
私は奉公しなきゃならないのか
そして
偉そうにされなきゃならないのか

普段、人の話に返事もしないくせに
何か話しかけると
てめーが聞き取ろうとしないくせに
最後まで聞かずに聞き返すとか

もう二度と話しかけないと決める
この気持ちすら
わかるはずない相手のことを
なんで
考える必要があるんだろう

誰の言葉も要らない

誰が何をどう思おうが
そんなことはどうでもいいし関係ない
誰ともかかわらない

こんなんで人生おわるのなら
魂だけになって
子供のそばにいたほうがずっと楽だ

そんなことを思う今の私には

自分自身で
自分のことを大事にして
ご機嫌とって
誰のことも考えず過ごすしかない

自分の機嫌も取れないのだから
誰かのこと考える暇なんかない

最初に自分だ

自分の機嫌を取らなきゃ
誰も要らない
魂だけが楽って思い続けるだけ
自分以外
私をご機嫌にできる人はいないんだ

自分のこと
気にしていよう

家事が嫌いなのは
苦手なので
うまくできないし
うまくやろうと思えないから

それだけではない

人のお金で生きてるからって
家事をしなけりゃいけないのかと
自分を追い込んで

私は　あんたの親じゃないから
喜んで人の世話とかできないし
他人に尽くすことに幸せは感じない！！

自分の収入があれば
負い目を感じることなく家事もできるのかと
思っていたが

自分の問題は
とにかく　他人の世話は嫌いだということ
人の世話することが苦痛だということ

なんで
わたしだけがこんなふうに毎日
人のことしなきゃならないのか

毎月　自分のこともできないお金しか
もらえてない
てか足りてない
わたしは何もしてもらうこともない

いつも私がやるばかり

やりたくないことをして
私はなにひとつ良い思いもできなくて
都合良い時だけ「家族」とか言われて
あとはいないと同じ扱いで

人のことはやってあたりまえ
自分のことは誰もやってくれない

食事の用意なんか面倒なんだよ
人が散らかしたものを片付けることに
幸せは感じないんだよ

私がいれば
置きっぱなしのゴミが自動で処分され
インターホンが鳴ってもそばにいる誰かは知らん顔で
洗い物してる私が出るのが当然？
トイレを汚しても
私が喜んで掃除をしてるとでも思ってるんか？？
てめーが汚したならきれいにしてから出ろよ

そんなんばっかりで
生きてることがつまらなくて
この先なにもないなと思って
生きてることがいやになって　何が悪いんだ？

このまま歳をとるだけ

愚痴る相手もいない

私は使用人なのか

必死で　何とか　自分ひとりで頑張って
楽しく生きようと過ごそうとしてる

味方でいてほしい母親にも
なんだかいつも責められて

私にだけドケチな配偶者のお世話係の人生
なんて

消えてほしいと思って何が悪いんだ

楽しく生きたいだけ
それだけ

もともと
家事は苦手
料理とかしてると
自分の人生の意味がさっぱり
わからなくなる

お給仕することが
私の幸せではない
苦手でやりたくないことなのに
なぜ
毎日
三度三度くりかえすのか
そんな人生に幸せは感じないのに
私の人生はこれで終わりか

生きてること
元気でいることで十分幸せだ感謝しろ

そういわれそうだが

いやなものはいや
幸せに楽しく生きるために
生きているのに

この苦痛のお給仕の
お手伝いさんの嫌気のさす日々を
これから
どうやって過ごそうか

自由で過ごせる平日が
ほぼなくなったことで
息苦しさと嫌な家事だけの日々

どうやって生きていこうかな

また
遠回しにお金のことで責められてるような
そんな話になっていた

なんの関連もないのに
こじつけるように

「近くに住みたいけどそっちは家賃が高いから」

関連性ない話だったのにいきなり
言われても答えようもない

炊飯器のお釜にやたらとご飯がこびりつく話をしたら
「もう私はあげるお金がないから
あんたが上手にやりくりできるようになったら
新しく買ったらいい」
って
別に買ってほしくて話したんじゃないのに
お金がほしいって言ってもないのに
しかも
私のやりくりのせいでお金が足りていないって
思ってるらしい

母さんはずっとそうだった
私の言うことは全部否定
愚痴など言ったひにゃあ
愚痴言う私が一歩的に悪くて
私が我慢しないといけないと
私が怒られる

ある時
もう精神的に追い詰められてるのに
毎回お金のことで責められるものだから
大声で泣きながら抵抗したら
その何倍も大声で言い返されて
私が黙って聞くまで延々ヒステリーが終わらなかった

母さんは私を褒めることもなかった
いつも言うことを否定して
今も同じ

お金に余裕ができないのは
私だけの責任だと言う
何を言っても
「でも」と遮られて
私の言ったことを全否定する

お金に余裕ができようと
きっとどれだけ改善されても
私が言うことは全否定だろうし
私を責めることも変わらないんだろう

だから
何も楽しいと思えそうにないから
こちらから話をすることが減る

どれだけ明るい話題であっても
最後はネガティブな話にもっていかれるんだろうと
思ってしまうから
話をすることを避けたいと思う

遠い記憶をたどっても
私はあなたに褒めてもらって嬉しかった
ということはやっぱりないよ

私はあなたと話すときは
いつも楽しくて笑いながら話したいよ

だいたいさ
熟年で会話が少なくなるのは
当たり前で
そこにどんな状況があるかなんて
他所からはわからないわけよ

2人でいることが増えても
妻は用事ばこりしてて
時間になるとお給仕して
自分の食事を用意してもらえることも
皆無なわけ
その上
夫からの雑な扱い
それが妻をどれだけ腐らせるか
微塵もわからない

妻が何か話しかけても
返事しないでいるって
どれだけバカにしてんの？
って思うよ
夫の話しかけにしかとしてるとか
そんなことしないのに

妻の答えをスルーして
会話終了ってさ
なんなの？
お給仕と存在無視みたいな日々で
妻が満足してるとでも？
お給仕することが妻は幸せとでも？

そんな日々、夫に対して
密かに色々なことを
思い考え企てて
静かに静かに時を待つのです
その時にはもう
妻はスルーされるといういじめを
受けたくないし
自分自身のために
もう夫に口を開かない
上辺ではわからないが
心も閉ざしていることでしょう

そして、時が来て
夫にとっては

ある日突然

妻から捨てられるのです
意思は固まって固まりすぎてるので
もう
取り返せないのです

そして永遠に
夫は原因も解ることなく
それでも妻のせいにして
1人で生きることになるのです

めでたしめでたし

私には意志があるのに
私には名前があるのに

私はいろんなこと知ってるのに

食べたいもの
飲みたいもの
私には自分の好きなものがあるのに

なぜ
いつもいつも
人に合わせてきたんだろう

配偶者の実家に行っても
私はいつもいない扱い
都合いいときだけ「家族」だから
そこにいなきゃならないから
あとは私の気持ちも無視で雑な扱い

他人の家族の中で自分の思いを通す気はないけど
都合いいときだけそこに呼ばれて
それが当たり前になってる人権無視の場所に
なぜ
いたくもないのにいなけりゃならん

いつもの家事も
私は料理も作りたくない
掃除も人が知らかしたものを片付けて
きれいにすることに
微塵も幸せを感じてない

やりたくないのに
くたびれても飯炊き婆

人の話もろくに聞かない
気まぐれに人に話しかけておいて
それにこたえても無視とか
こちらから何か言っても「うん」しか言わねーとか

失礼極まりないだろ

私はラーメンは塩が好きなんだよ
うどんに肉は脂が浮くから入れたくないんだよ
プリンはカラメルの入った固めが好きなんだよ
私にも見たいテレビ番組はあるんだよ
私は混雑を避けて端の車両に乗りたいんだ

私は人のことをやって当たり前で
たまに私ができなくても
あんたは自分のことだけやってりゃいいし
私のことは誰もやっちゃくれないんだよ

お金をケチられて
こんなお給仕の日々なら
ひとりでいた方がいいと思うの当たり前

人に合わせてばかり
抑えてばかり
どれだけの人生を費やしたんだろう

謂れのないいじめをする姑に我慢した時間
取り戻せないなら
これからの時間は
すべて自分の好きなものを選んで生きる

自分のこと我慢ばかりさせてきて
ごめんなさい

主婦っていったいなんだ
偉そうに母親と同じことしてほしいなら
毎月100万くらいよこせ〜よ

自分にはもうないことであった
結婚を決めて
住む場所や結婚指輪や式場や
披露宴のもろもろや
ふたりで決めていく将来のこと
胸を高まらせて好きな人との生活を
思い描く

そのすべてはきれいに持ってかれたから

全部相手の親が決めちまったから

それでも私は
好きな人との暮らしに胸躍らせていた
楽しみにしていたんだ

だからあのときはあれでよかった

ただね
今は

勝手にマンション購入されて
それを抱えて転勤して
家賃二重払いでもう30年近く
過ぎたんです
文句言うくらいいいでしょ

最初は二人で住む部屋を探して
いずれはマイホームを購入して
って
夢は破れていたんですよ

30年前にね

だからこそ今になって
自分の人生を楽しむんだ！と断固譲らず
なぜ故ここまで頑なに
偏屈になっているのかを説明する気も
毛頭なく

絶対にこのまま終わるつもりはないんだと
自分の中だけで決心して
ほとんど進歩してないようだけど

どんどん偏屈になっている自分
これでいいのだ

自分の収入がないと
配偶者の収入で生活することになる
主婦のやることは
家族の世話
家事全般を休みなく報酬なく
当たり前に
自分のことは後回し
食事の準備して食卓に並べて
家族は並んだものを食べて
汗だくで支度して
家族が半分も食べ進む中
やっと自分の食事して
ゆっくりとくつろぐこともなく
さっさと食べたらすぐに後片付け
汗だくで洗い物して整理して
その間に家族はテレビみてくつろいで
後片付けし終わったら
家族の入浴の支度だったり
やっとテレビの前に座るころには
家族はそれぞれの部屋で好きに過ごす

主婦ってなんだろ

収入がないから
こんな毎日に耐えて一生が終わるの？

自分のものを買うこともなく
好きなものを買えるお金も与えられず
まだ残金あるだろうと計算されて
何も自由に使うことも憚られる

計算の中で
これまで支払っていたものがなくなるから
その分を少しでも
主婦の私に「何か買えばいいよ」と
使わせてくれるという気持ちはないのか

その収入は家族のためのもので
それを偉そうに言いたいなら
汗だくで人のために動いてる主婦を
もっと労ったらどうなんだ

家事やって当然
粗末に扱って当然

そんなふうに思っていて
こっちが何も思わないと思ってるのか
何も考える価値もないとでも
思ってるのか

誰の金で飯食ってるんだとか
ぬかす奴は
そっこく捨てるべきなんだ

我慢したところで
得することなど何もないんだから

家族っていうのは
主婦が奴隷のように扱われることではない

だから
主婦が長年抱いてきた思いを微塵も察しないやつが
熟年離婚の印籠を渡されるんだ

昔、私の親が
部屋の中の片づけができていない様子を見て
私に
「こんなんじゃ、離婚されるわよ」と言った

なぜこちらが下手なんでしょうか

こんなんじゃ離婚されるから
私が一方的に
私だけが
改めないといけないってなぜでしょうか

夫の言いなりですか
ご主人様に飼われてる犬ですか

そういえば
何かこちらが意見言ってもスルーするし
何かを話しかけても聞こえてるのに
無反応ですものね

抵抗したら何十倍にもなって
言い返されて
私から黙るまで続く
私の意見なんか聞きもしないですものね

もう飼われるのはごめんだ
こんなんで人生終わるなら今すぐ終わらせてくれ

他人とは暮らせない
我慢するくらいなら一緒にいる必要もない
奴隷じゃないんだ
主婦ってなんなの

私は
人に尽くすことに
幸せは感じない

どうして主婦は
こんなに我慢が多いのか

家族が生きやすいように
いつも自分のことは我慢

私は
誰からもプレゼントと言うものを
されたことがない
私が家族のお祝いに
何料理やプレゼントを用意しても

誰も私のことを
やってくれることはない
主婦はこれが当然なのか
それで幸せでいられるのなら
それでいい
そうではなくて
どんどん
自分の存在って何なのかと
思ってしまうとどうにもならん
生きてることすら
疑問に思う

自分のために生きるには
主婦は
自分を1番最後にしていては
無理なんだ

飯炊きババアの日々が
全ての人生など
要らないんだ
自分など要らないんだ

そしてどんどん卑屈になり
意地になり
やけくそになり
みんな嫌いだ！になる

そんな今日もありがとう