親に褒められたことがない子供は
それが普通だと思って育つ
親である存在の人は
自分のことを「ダメ」と言う
何もできない
ダメで頭が悪い
そういわれ続けた子供
それでも子供にとっては
親は絶対な存在であり、慕うしか術がない
そんな時期を何年も送る
口ごたえも許されなくて
少しでも反発すれば、子供の気持ちなど無視して
頭ごなしに怒り
どうしてこんな子になってしまったのかしら
と
嘆く
大人になった時に
自分を認めてくれる相手がいて
初めて
こんなに嬉しいことかと知ったりする
自分のことを褒めてくれたりする相手を
無条件で信用して、ついていったりする
褒めてもらって嬉しいから
もっと嬉しくなりたくて褒めてもらいたくて
すぐに人を信じ
傷つくことがあっても
自分を認めてくれて褒めてくれる人が現れれば
すぐに信用する
裏切られることが繰り返されて
いつか
人を信じなくなる
褒めてもらっても、認めてもらっても
それは真実かどうかわからないし
またすぐ、傷つくから、信じなくていいや
って思うようになる
誰も信じることができなくなって
はなから
人と関わることも、必要ないかと思うようになる
自分の子供のことだけは
褒めることをする
何があっても、プラスの言葉を使い
否定することは絶対にしない
親に褒められることがなかったが
褒めてもらうことがどれだけ
自分にとって成長できるのかは知っているから
いいことはいいと、はっきりと褒める
自分の親に褒められない子供は
いったい誰を何を信じて生きるんだろう
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