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2016年07月24日

映画「紙の月」とドラマ「紙の月」

紙の月本.jpg

紙の月 [ 角田光代 ]


感想(26件)





甲子園に滞在しているとき
近所のイオンで書店を見たが
文庫本は置いていなかった

最初にNHKのドラマ「紙の月」を観たきっかけは
タイトルに魅かれた、それだけの理由

午後10時からのドラマで
まだCSもついていなかったので
そのタイトルに魅かれてみてみると
好みのストーリーだった

原作は読んでいないが
ドラマの中で、主人公の女性の気持ちは
わかりすぎるほどわかり

自分の存在価値に関して
涙が出るほど思いつめてしまうこともあるのだと
実感できる内容だった

映画が公開になり鑑賞することができたが

内容の奥深いところは
ドラマを観ていたから、少しのセリフでも
伝わるところはあったが

あまりにもドラマとは離れすぎていて

この女性の気持ちの奥の辛い切ない思いが
それほど見えてはこなかった

こういう思いを経験したことがあれば
共鳴することは間違いなしで
何度も繰り返して観ることになる話だ

この「紙の月」が気に入って
著者の他の本も読みたくなって探したりする

「誰かの役に立てないなら存在する意味がない」
「やるなら徹底的に」

自分という存在を認めてもらえるもの

必要なんだと言われることの意味

これまで、そこにいて当たり前の自分を
必要だと思ってくれる人がいれば

その人のために
役に立とうとする心理

孤独感を知っている人しか
この心理は理解できないかもしれない

必要とされる自分になりたい

そうでなければ生きてる意味はない


自分が自分を愛して大切に想えば
誰かに必要という条件なんかつけなくても
幸せに生きていけるのに

存在価値は、自分の中に見出せばいいだけ


自分以外のものに依存する必要もなかった



それがわかるまで長い時間が過ぎる




今日もありがとう
明日はもっと良いことだらけ


紙の月 [ 角田光代 ]


感想(26件)



紙の月 [ 原田知世 ]




posted by 彩沙 at 01:12 | つぶやき
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