大好きな人と一緒になれる!
彼の名字になれる!
心ウキウキ、夢心地
その夢心地がずっと続いてくれるなら
それは幸せなのにな
結婚して同じ姓になることは当然のこと
なのだろうが
たいがいは女性が姓を変える
同窓会名簿とかに「旧姓」って書かれたりする
姓が変わることで、これまでの姓名のものを変更する
それから、本籍までもが、変わる
そこで生まれてもいないのに
新しい、嬉しい名字で呼ばれる
「○○さんの奥さん」って言われるのが、嬉しい時が過ぎる
そして、「○○ちゃんのお母さん」になる
自然の流れで疑問に思うこともなく
時は静かに過ぎるのだ
子供が自分を「ママ」と呼べば
夫とも、「パパ、ママ」って呼ぶようになっている
姓が変わらない方は、ずっと同じ、昔から同じ
そのうち、「誰かの」奥さん、お母さん
「あの家の」お嫁さん
名前で呼んでくれるのは、実家の親と、
たまーーーーに、配偶者の家族
親しい友人でもいれば、いつまでも名前で呼んでもらえるだろう
そんな友人もいない場合は
「私の名前を知っている人っていないんじゃない?」って思えてくる
誰かのとか、どこの家のとか、所有されてる感を覚えだすと
さあ、大変
違和感が募り始めて止まらない
そういう無意識に、違和感と寂しさと入り混じった感情を抱えて
毎日のありきたりな生活をしていると
ふと、自分の人生なのに、誰か私に何をしてくれるんだろう
私がやって当たり前と思われいる家事全般を
私が得意でもないのに、毎日やっているこの不自然さ
なぜ、私のことをやってくれる人がいないんだろう
家族のことをしてるだけの人生で、いいのだろうか
とか、考える時間がどんどん増える
そんな中で、小さな出会いがあったりして
自分のことを名前で呼んでくれる人が現れたりすると
名前で呼ばれることなんかほとんどない生活だったため
そう呼んでくれることにひどく感動したりして
自分には、ちゃんと名前がある、結婚しても
自分の親と姓を別にしなくてはいけなかったことも
仕方ないことだったが
名前はちゃんとあるんだ
自分は、誰かの、どこの家の、そんな存在ではない
今からでも遅くない、自分の人生、後悔しない人生を
生きる
名前を呼んでくれる人が、ひとりでもいるなら、きっと
もっと、楽しい人生なんだろうな
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