「コーヒー?めずらしいね」
いつも
母の住む部屋では
インスタントコーヒーを飲んでいた
昨日は
コーヒーなんて珍しいねと言う
いつも飲んでるじゃないと言えば
いつものように
聞いてはいないのかスルーされる
誰かと勘違いしてるのか
私の好みなど認めていないのか
認められてないことはわかっている
私の好みはひとつも
尋ねてはこないのだ
母だけでなく配偶者も
その他にも
ここにいる私の存在はいつも
便利に取り出すだけの存在なのだ
都合わるければ
私を責めればいい
相手と同じことをしたのに
言ったのに
その相手から
私が責められるのだ
外食の機会も
母の好み以外は
私が食べたいなと言っても
なんだかんだ
そこを離れるまでケチをつける
母の好みでなければ
私が食べたくても
「「わたしはきらい」と言い続けて
不機嫌になる
見たいお店があっても
母に目的がなければ
「つかれたから」と不機嫌になり
私の意思は無視して
私が主張しようものなら
倍以上の返しで怒り出す
私はいつも 人に合わせるだけで
おもしろくもなんともないのだ
だから
話をしても
スルーされたり
否定されるくらいなら
会わないし
話さない
もう自分を後回しとかしたくない
認めてもらえない相手に
ペコペコしたくない
私だけが
相手を尊重して合わせて
気を使って
そんな人生はもうまっぴらなんだ
親に褒められた記憶もなく
やること
言うこと
すべて 何がなんでも否定されて
それでも黙って
優しくしなきゃならないのかと
いまさら 思う
優しくなくてもいい
誰も聞いてないけど
悔しくて愚痴をひとりつぶやいてもいい
親に認めて貰えなくていい
いまさら
もう 何も求めない
だから
関わらなくていい
どう思われようと
傷つくのはもうごめんだ
感想(2件)
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