私さ
忘れてるのかもしれないけど
親に褒められた記憶がないんだよね
褒めてもらえたら
すごくうれしくて覚えてると思うし
思い出せることは
常に否定されたり
「良かったね」とか「すごいね」とか
思い出せないんですね
そしてそんな対応が今も続いてるから
褒めてくれたこともどこかに消え去ったのかな
わずかな記憶に
運動会での係で
リレーの時に線からはみ出ないで走れるように
待機する係になって
その話を母にしたときに
「そういう係になったよ」と言ったら
「ふうん」としか答えてなくて
「これも重要な係なんだよ」と言うと
「それはそうよ」と答えたんだ
そんな記憶があります
今でさえ
何か愚痴れば即私がダメ出しされてしまうという
そんなんだったから、どんどん何も話せなくなる
困った時にも、また私が責められるのかと思うと
何も相談できない
蓄積されてきたいろんな事情の上で起きる
困りごとも
打ち明ける人もいないから
全部ひとりで抱え込んでいる
そういう中で、困窮してどうにもならなかった時に
勇気を出して相談したことがあった
そしたら
やはり、私に原因があるからじゃないのかと言われて
内部事情も聞かないで
ダメ出しされた
配偶者のことで「こんなことあった」と言ったら
「そういうの何もできないのかしら」と言うから
「なんにもできないのかも」と答えたら
即
「あんただって、できない!!」っていきなりピシャリと
宣言されて
それ以上何も言いたくなくて
ごく普通のささいな愚痴りはそこで終わった
どうして
どうしてなんだろ
「あんたは不器用で何もできなくて頭悪くて」って
何かにつけて言われ
成人した息子の話にも
「よく息子のこと褒めてもらう」と言えば
「親がバカだからしっかりしてるんですって言っとけ」って
すっごいショックだった
その時は我慢できずに
「バカじゃないよ、私はバカじゃないよ?」と反発
しかし
「バカなんて言ってない」と言い張る
ここでも私の言うこと否定か?って思ったけど
「親がバカだから息子がしっかりしてるって言った!」と
粘ってみたが
訂正もなく、そのままスルーされました
親のこと悪く言ってはいけないって思うけど
私はね
けっこう傷ついてきたんだなと
ふと
思えば
笑顔で褒めてもらったことも
一緒に喜んだこともないなと思った
ただそれだけ
今も、けっこう困ったこととか悩んだりとか
あったりするけど
誰にも打ち明けることなく生きてる
でも母親は
いつも私のことを心配してるんだ
いつまでたっても
心配させるだけの私なんだな
タグ:褒めない親
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