はなしあいて

高い買い物をした
欲しかった
どうしてもではないけど、必要だと思った

もう少し安いものでもよかったかも
買わなくても困らなかったかも

でも欲しかった
いつも我慢したり妥協したり

なぜそれを今日買ったのか
止めることもできたのに

自分ってダメだなぁ、またやっちゃったなぁ

って、なんでダメなんだろうか

お金に余裕があるわけじゃないから？
もったいない、贅沢な買い物だから？

だからと言って、自分自身をダメだと決める
その必要はない

欲しかったんだ、ただ単純に、欲しかっただけ

我慢しなかったことが、ダメだという思い込みが
自分を責めてしまう

いつも、本当に欲しいものを我慢してきたから
そういう何かが溢れだしてしまったのかもしれない

今日溢れなくてもよかったのだが

欲しかったのだから、買ったものは使わなくては
もっと自分を責める

使わないで置いておくから
「買ってしまった」と思って自分を責めてしまう

我慢できなかった自分を責めることはない
なんのための我慢

もしかしたら、我慢できる子がいい子だと
勘違いしてるのかもしれない

いい子は我慢できる子なんて
昔から教えられてきたから

誰がどう思おうと
自分が自分を責めてしまうのは悲しいだけだ

欲しいもの、買えたよ、さっそく使おう！
楽しみだな

それでいいのだ

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