生命保険のセールスを聞いていた
特に聞くつもりはなかった
保険に加入する気はないから
万が一の話を真剣に聞き入れることは
できないのだ
万が一の、幸運、ラッキーであれば
どんどん受け入れるけど
マイナスなイメージをさせて、不安を煽っての勧誘は
大嫌いだ
今だけを生きてる自分にとって
万が一のマイナスなことを心配する暇なんか
必要ない
それを思うと
保険の営業と言う仕事は、非常に難しくて
「ほら、これね」と見せるものもないし
現在、無縁なことを、納得させるって
理解させるって
半端じゃないし
適当に加入してしまえば
ふと何かを思って、すぐに解約とか
する確率も高い
先の不安なんか時間の無駄だと思ってる私に
保険会社の営業の仕事を紹介して
家族の保険をこちらに変えましょうって
そんなこと言われても
その説明、聞いててつまんないんだし
ネガティブな話だから
一瞬で、うんざりしてしまったのだった
もう、いいよ、関わりたくない
ひとまず、楽しくなくなるような話を
聞かせる相手とは
もう会わない
いろいろ、親切にしてもらったが
保険の話は
もう聞きたくない
保険の営業の仕事を紹介されて
入社したとしたら
自分自身が保険など必要とは思ってなくて
先の不安なんか無意味なことだと思ってるのだから
そこにいて
先の不安を煽ることをしないで
どんな話を、お客様にできるんだろうか
もしも、そういう
不安を煽ることをしない営業の人がいるとしたら
気に入った商品があれば、加入するんじゃないかと
ふと思った
保険を売ってなんぼの世界だけど
その説明する営業の人はほぼ全員
眉をひそめて、万が一の
まだ存在しない時間の、他人様のマイナスな出来事を
「もしも」と言いながら軽々しく予測して
どや顔して、話すのだ
先々のこと、やっぱり心配ですよねって
同意を求めて不安にさせる
だから、そんな余計なお世話な他人の心配なんか
しないで
先のことを楽しく予測した話をできる、そんな
保険の営業の人に
なってみたいものだ
自分が楽しめそうだ
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