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私は信頼されている――太宰治「走れメロス」(『走れメロス』収録) [2024/09/19 13:48]
結婚式の日取りも決まってないのになんで御馳走を買ってるんだよ!とか、
歩いてないで今すぐ走れよ!とか、
国語の授業で「走れメロス」を習ったときは、そんなツッコミで盛り上ったな。
親友との約束を果たすためにメロスは走る-。信頼と友情を謳い上げる表題作ほか、生きることの意味を考え続けた著者の名作短編集。太宰入門にふさわしい1冊。(解説・池内輝雄/鑑賞・井坂洋子)(Amazon.com より引用)
作品情報
『走れメロス』
著者:太宰治
発行年月日:1..
灰色の鳥――村上龍『新装版 限りなく透明に近いブルー』 [2024/09/02 18:11]
僕の部屋は酸っぱい匂いで充ちている。テーブルの上にいつ切ったのか思い出せないパイナップルがあって、匂いはそこから出ていた。
切り口が黒ずんで完全に崩れ、皿にはドロドロした汁が溜まっている。
これだけでもう吐きそう…。
なのに読後感は意外と悪くない。
とにかく文体が素晴らしかった!
村上龍のすべてはここから始まった!
文学の歴史を変えた衝撃のデビュー作が新装版で登場!解説・綿矢りさ
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