2014年02月13日
ダームスタチウム
ダームスタチウム (英: darmstadtium) は原子番号110の元素。元素記号は Ds。超ウラン元素、超アクチノイド元素であり、安定同位体は存在しない。
発見された同位体元素はいずれも半減期がマイクロ秒(100万分の1秒)台から11秒と大変短く、その物理的、化学的性質の詳細は不明であるが、銀色もしくは灰色の金属と推定される。現在最も長い半減期を持つ同位体はダームスタチウム281で11秒である。
同位体に関しては、ダームスタチウムの同位体を参照。
目次 [非表示]
1 歴史
2 出典
3 参考資料
4 外部リンク
歴史[編集]
1994年(平成6年)、ドイツのダルムシュタット市にある重イオン研究所のペーター・アームブラスター (Peter Armbruster) とジクルト・ホフマン (Sigurd Hofmann) らの研究チームによって、重イオン線形加速器で加速したニッケル62イオンを、鉛208に衝突させることによってダームスタチウム269が発見された。
元素名は、重イオン研究所のあるダルムシュタット市の名前を由来とし、2003年(平成15年)8月に IUPAC によって決定された。以前は、ウンウンニリウム (Uun) の系統名で呼ばれていた。
また、元素の日本名は当初ダルムスタチウム[1]、もしくはダルムシュタッチウムと呼ばれていたが、2004年(平成16年)3月に日本化学会によって[2]現在の「ダームスタチウム」と決定された。
出典[編集]
1.^ 国立天文台編 『理科年表 平成16年』 丸善、2003年(平成15年)11月、ISBN 4-621-07331-1、p364
2.^ 元素の日本名は原則として日本化学会によって決定され、日本物理学会がそれを承認する形をとっている。
参考資料[編集]
『Newton 完全図解周期表 第二版 〜ありとあらゆる「物質」の基礎がわかる〜』、株式会社 ニュートンプレス、2011年10月20日
発見された同位体元素はいずれも半減期がマイクロ秒(100万分の1秒)台から11秒と大変短く、その物理的、化学的性質の詳細は不明であるが、銀色もしくは灰色の金属と推定される。現在最も長い半減期を持つ同位体はダームスタチウム281で11秒である。
同位体に関しては、ダームスタチウムの同位体を参照。
目次 [非表示]
1 歴史
2 出典
3 参考資料
4 外部リンク
歴史[編集]
1994年(平成6年)、ドイツのダルムシュタット市にある重イオン研究所のペーター・アームブラスター (Peter Armbruster) とジクルト・ホフマン (Sigurd Hofmann) らの研究チームによって、重イオン線形加速器で加速したニッケル62イオンを、鉛208に衝突させることによってダームスタチウム269が発見された。
元素名は、重イオン研究所のあるダルムシュタット市の名前を由来とし、2003年(平成15年)8月に IUPAC によって決定された。以前は、ウンウンニリウム (Uun) の系統名で呼ばれていた。
また、元素の日本名は当初ダルムスタチウム[1]、もしくはダルムシュタッチウムと呼ばれていたが、2004年(平成16年)3月に日本化学会によって[2]現在の「ダームスタチウム」と決定された。
出典[編集]
1.^ 国立天文台編 『理科年表 平成16年』 丸善、2003年(平成15年)11月、ISBN 4-621-07331-1、p364
2.^ 元素の日本名は原則として日本化学会によって決定され、日本物理学会がそれを承認する形をとっている。
参考資料[編集]
『Newton 完全図解周期表 第二版 〜ありとあらゆる「物質」の基礎がわかる〜』、株式会社 ニュートンプレス、2011年10月20日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/2233731
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック