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2014年02月13日

砕屑岩

砕屑岩(さいせつがん、英: clastic rock[1])は、地表の岩石から風化・侵食によって生じた粒子(砕屑物)によって構成されている堆積岩である。特に、火山由来の粒子が堆積してできたもの(凝灰岩など)は、火山砕屑岩(火砕岩)と呼ぶ。

砂岩と泥岩には、粒径のわずかな違いから、葉理と呼ばれる堆積構造が発達することが多い。一般に、堆積に水が関与している砕屑物の粒径は、堆積時の水のエネルギーの大小を反映するとされている。そのため、砕屑岩の研究においては砕屑物の粒径の変化、葉理、その他さまざまな堆積構造の発達の有無が重視される。



目次 [非表示]
1 区分
2 脚注
3 参考文献
4 関連項目
5 外部リンク


区分[編集]

砕屑岩は砕屑物の粒径により、大きく礫岩・砂岩・泥岩に区分される。
礫岩 - 砕屑物の平均粒径が2mm以上のもの。
砂岩 - 砕屑物の平均粒径が2〜1/16mmのもの。
泥岩 - 砕屑物の平均粒径が1/16mm以下のもの。 シルト岩 - 泥岩の中で平均粒径が1/256mm以上1/16mm以下のもの。
粘土岩 - 泥岩の中で平均粒径が1/256mm以下のもの。


礫岩のうち、礫が角張っているものは角礫岩という。また、泥岩が剥離性(はくりせい)をもつようになったものを頁岩や粘板岩という。
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