昨日、バイクに掛けてあったフォロー用のカバーを

久しぶりに取ってみた。



取ろうと思えば、いつでもできたはずだが

バイクに跨ぐ機会もないまま1年が過ぎ去った。



飽き易すの惚れ易す(あきやすのほれやす)



じつはカバーを取ってみたのは、明日

車検でバイクを販売店が取りに来るような手筈に

なっているから・・・



一年ほったらかしにされていた

カバーの中のバイクは錆びて、ぼろぼろでは?

自分が買わなければ、もっとお前はだいじにされたかもな・・

などと、思いながら

カバーを エイッ とはぐる。



多少の埃は被っていたが、おおむね見た目は良かった。

チェーンが錆びていなかったのは助かった。

キーを差し込んで、イグニッション オン


やっぱりというか、当然掛からないエンジン

バッテリーあがり・・・・



これで、2回目のバッテリーあがり





5年前、このバイクで北海道を走ってた。

本州の西の端のナンバーを付けてるバイクが

珍しかったのか?

北海道のいろいろなところで

「山口から ?」と

言われた。



あの頃は、バイクに熱くなっていた。

今は完全に熱が覚めている。


飽き易すの惚れ易す(あきやすのほれやす)



北海道を走った時の情景がときどき頭をよぎるが

なぜか、出てくるのは宗谷丘陵でもなければ

長い長い果てしない直線道でもなく、

富良野のラベンダー畑でもない。


知床横断道を走っていた時に、出会った

道端に佇んでいた

鹿の哀しそうな目である。

鹿.png

やがて、記憶のかなたに北海道のことも

鹿の哀しそうな目も出てこなくなるかもしれない。



そう、

みんな、思い出は遠くの日々にうつろう。




※久々の投稿で、えらくウェットな気分・・・
 そぼ降る雨のせいか?







思い出は遠くの日々・・・ 

このシルエットはだれが書いたんだろう?
気持ちが惹かれます・・・



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