定年になったとは言え、「我関せず」といった仙人にような心境にはなれず
現実に世の動向に無頓着な生活をしていないからです。
そんな中、昨日リストラについての記事を見つけました。
リストラというと企業が業績低迷の為に事業構造の改革と
人員見直しを実施するのですが、
我々一般人には「首を切られるかも?」という表現が
わかり易いですね (^_^;)
ところが、昨今は企業経営が黒字なのにリストラを平気でやっているんです。
まあ、平気かどうかは、本当は分からないのですが所謂、欧米式感覚を
以てすれば、「平気」であるはずです。
なぜ、経営状態が悪くもないのにリストラなのか?
年功序列型の賃金体系が見直され、実績評価型に移行していますが
組織の中の人間を優秀、普通、ダメタイプ(嫌な言い方)の三種類に
区分けすると2対6対2になるのだそうです。
優秀というタイプは、もちろん業績が良くて企業にとって
必要とされる人のことです。
企業は居て欲しい人、居て欲しくない人を普段から見ています。
見てなくても?区分分けはしているはずです。
経営が悪化すれば、どういう人がリストラ対象になるのかは
ご存知のとおりです。
しかし、経営が悪化しなくても、企業には居て欲しくない人は
いらないのです。
つまり、ダメタイプの烙印を押された2割は要らないのです。
経営が悪化してから、2割を一気に削減するのは相当困難です。
なかには、当然黙っていないのがいて、裁判沙汰にもなるかもです。
で、経営状態に関係なく、この2割を日常的に削減していくと
言うのが欧米が日常的にしているリストラのやり方なのだそうです。
過去の栄光は明日の企業にとって何の役にも立たない・・・
会社への忠誠心など要らない、実績をあげろ・・・
私も現役時代に何度か会社から聞いたような気がします。
これからは、業績評価もシリアスでリアルになりそうです。
人をきちんと評価できていないのが諸悪の根源??
実質Dランクの人がBとかCランクというのは有り得なく
なります。
若年層からは中堅や高年齢者に対して実績も上げていないのに
厚遇されすぎ・・・と厳しい批判も多く出ています。
真の意味での実力主義の世の中になりそうです。
実力のないワタクシとしては、定年になって
正直「ほっ」としています(^O^)
※リストラ記事の詳細は「浅五商店」ワードプレス支店?に
ありますのでご覧下さい。
⇒「浅五商店」ワードプレス支店
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