久しぶりに家の周りの木の枝やなんと言う名なのか
判らない木に巻き付いた葛、ツルを切りました。



根が怠惰なのと今年あまりに降る雨で、ずっと放置して
いましたので、久々の晴れ間を狙い「よっこらしょ」と
重い腰を上げた次第です。

それともう二つ、やるきっかけを作ったのが娘の結婚が
決まり相手のご両親が挨拶に来られる・・・ということと
最近、名前を聞かない日がない「デング熱」で蚊をどうにか
しないといけないという思いからです。



デング熱は蚊が媒介するというではありませんか?
ヒトスジシマ蚊という種類の蚊がデング熱のウイルスを持った
人の血を吸い、蚊の体内でウイルスが増殖、
で、その蚊がまた違う人を指して感染する・・・というパターンらしいです。

このヒトスジシマ蚊の移動範囲は100メートル程度と言われています。
代々木公園や新宿御苑にデング熱のウイルスを持つ蚊がいると
大騒ぎです。
このヒトスジシマ蚊は日本の東北以南ならどこにでも居る・・という
話しを聞いて、我が家の狭い敷地内ながら木々がたくさんあり
ここをヒトスジシマ蚊の基地にしてはならぬ・・・という思いがありました。

ヒトスジシマ蚊.png
こいつがヒトスジ蚊です。こいつらも生きるのに必死です。



我が家は祖父が庭師で父親が何故か木を植えるのが好きで
木がたくさんあります。しかし、不精者の私は日常、木を剪定したり
よく近くの爺様もしている植え込みの頭の部分を綺麗に
これみよがしに直線に揃えたりすることが嫌いでした。

不精者の言い訳で木だって、伸びたいように伸ばして
やればいいではないか・・・と思ってました。


ところが、デング熱が話題になり、蚊のすみかを作っている
ような気がし始めたわけです。


それで、木の枝を落として行くと毛虫と蚊の猛攻撃を受けて
露出部分をかなりやられました。
ウイルスを持ったヒトスジシマ蚊がいなかったら良かったのですけど・・・

ちなみに、デング熱に対する予防薬はないようで、蚊に刺されないように
するのが予防策ということです。
蚊のほうも子孫繁栄で必死でしょうから、刺されなくするというのは
蚊が住む環境にいる人には、かなりの難題です。
社会生活を営む上で露出部をなくすというのは不可能に近いですから・・・

まあ、蚊が嫌う虫除け材でも付けて、お気を付けあれ。






風に吹かれて  PP&M
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