16歳の時に阪神・淡路大震災に被災されて

母親を亡くされて現在は外科医をされている Nさん。



ある雑誌を見ていたらこの Nさんの記事が目に入りました。

私もよく耳にするS病院の乳腺外科を担当されているご様子。

乳がんは罹患してからのサバイバーとしての人生が長い病気、

そんな患者さんの心に寄り添いたいと言われています。

辛い経験をされて来たにも拘らず震災を受けたことに何らかの

意味を見出したい、母親が亡くなって自分がいま、ここに生きている・・・




自分が何故、こんな目に遭わなければいけないのか・・・と

向ける先のない怒り、悲しみが湧き上がるのが当然だと

思いますが、その後の新しい出会いや経験に恵まれると

それは母親からのプレゼントなんだと思うようにしていると・・・






いい年をして、ともすれば、今の自分の境遇を

恨んだり愚痴ったりしたくなることがよくあります。

今在ることに感謝してその意味を考えて生きていきたいものです。




生きとし生ける物へ   森山直太朗さん
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