母親を亡くされて現在は外科医をされている Nさん。
ある雑誌を見ていたらこの Nさんの記事が目に入りました。
私もよく耳にするS病院の乳腺外科を担当されているご様子。
乳がんは罹患してからのサバイバーとしての人生が長い病気、
そんな患者さんの心に寄り添いたいと言われています。
辛い経験をされて来たにも拘らず震災を受けたことに何らかの
意味を見出したい、母親が亡くなって自分がいま、ここに生きている・・・
自分が何故、こんな目に遭わなければいけないのか・・・と
向ける先のない怒り、悲しみが湧き上がるのが当然だと
思いますが、その後の新しい出会いや経験に恵まれると
それは母親からのプレゼントなんだと思うようにしていると・・・
いい年をして、ともすれば、今の自分の境遇を
恨んだり愚痴ったりしたくなることがよくあります。
今在ることに感謝してその意味を考えて生きていきたいものです。
生きとし生ける物へ 森山直太朗さん
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