メールをチェックしていたら
「こぜにや」と言うところから
またおいで下さいという案内が
来ていました。

旅館こぜにや

「こぜにや」・・そんなところへ行ったかなと
検索を掛けたら鳥取砂丘に行った時に
泊まった旅館でありました。

メールからそれが2年前と言うのを
思い出しました。

滅多に旅行はしないし出来にくい環境にあるので
子供を説得して母親の面倒を頼み、
奥様と二人で本当に何年ぶりかの旅行。
(奥様が私と一緒に行くのを歓迎しているか
 どうかはこの際触れません落ち込み


それに久々の列車での移動であります。
手荷物を最小にしてまるでハイキングに
行くような格好で出掛けました。

鳥取というところは山口県と同じ中国地方でありながら
行ったことがあるのは大山、境港くらいです。
鳥取県の東部はまったく行ったことがありません。


  遥か彼方に粒のようにみえるのは人です

鳥取砂丘というのは広大なところです。
最初、見たときはそんなに感じなかったのですが
遠くにアリのように動いているのが人であることが
分かってようやく、この砂丘の大きさが分かった
次第です。

海まで歩いていくのに相当時間が掛かりました。
砂に足を取られて余計な仕事をしなければならず
結構疲れるものです。歩きながら砂漠地帯で
生活をしている人がいるけど毎日たいへんだろうなとか
阿部公房の「砂の女」みたいにしょっちゅう、砂掻きを
しないと何もかも埋もれてしまうよなとか考えていました。


  夜の鳥取砂丘 (借用画像 落日のようです)

砂丘のてっぺんに立ち海を見下ろすと
ここに沈んでいく月を撮れたらなあと
不意に思いました。
どこかでそういう写真をみた記憶が
あるのですが思い出せませんでした。



月の記憶  浜田真理子



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