2015年11月30日
HUMINT その3
長らく止まっていたHUMINTのレビュー(?)です。
写真はこの間、飛行機で韓国上空(?)を通過してる時に見た謎の光点。
この高度でこんなに沢山光が見える所って何なのでしょうか...
HUMINT、今回はLESSON.3 VERBINT について。
今までのはこちらからどうぞ...
HUMINT その1、HUMINT その2。
どんな内容?
ざっくりと言ってしまうと、言語が観客にどう影響するか。
言葉特有の曖昧な表現を使ったケースバイケースや、ブーバ/キキ効果を使ったフォースのようなものについてでした。
ある写真を言葉で表現するときに、幾つかの要素で構成されますが、その優先順位を利用した原理と言いましょうか...
他には、ミニマルペアを避けるために、弁別しにくい単語を使ったフォースのようなものもありました。
これは、LESSON.2のカウリード・プロトコルにも似ていますが、若干違うそうです。
(実際カウリード・プロトコルにも使えるので、厳密な差があるというわけではなくて、シチュエーションが違うってのが近いはず)
言葉のテンポを利用したものもありましたね...テーブルタッピングで代用するアイディアは面白そうだったのでちょっと練習しています。
後は...Twitterで誰かの格言をコピーして、さも自分の言葉で言い直しているような人への批判と、著者本人の若いころの自虐ネタが詰まってます(笑)
これ、某メンタリスト(笑)とか、某マジシャンEさんに対する強烈な風刺なんじゃないかと読んでて感じました...
というのも、恐らく「某Dから始まるメンタリスト」に対する風刺は後ろの章でも出てくるんですよ...
書かれた年代とか表現的に私が勝手に予想しているだけなので、もしかしたら違うかもしれませんが...
言葉を選ぶことについて、割りと良いこと風の事が書かれています。
ざっくりとしたレビュー(ではないですね...orz)はこの辺にして、今回も単語帳をやります(笑)
リンガフランカ:
北原禎人作品の「LEMMON」に収録されているタイトルですが、元々の意味は...
広義:異なる言語を使う人達の間で意思伝達手段として使われる言語。
狭義:国際共通語、(混成)通商語。
・中世以降の地中海沿岸で通商用に使われた、イタリア語にフランス語・ギリシア語・アラビア語などの混じった混成語の名前が由来。リンガ・フランカ語
マルコフネットワーク:
・ベイジアンネットワークで無向グラフを用いるものをマルコフネットワークと言う。
・ベイジアンネットワーク(英: Bayesian network)は、因果関係を確率により記述するグラフィカルモデルの1つで、複雑な因果関係の推論を有向非巡回グラフ構造により表すとともに、個々の変数の関係を条件つき確率で表す確率推論のモデル。
ベイジアンネットワークってのは、A、B、Cの事象があって、A→B 、B→C と言った感じに因果関係を示すモデルだそうです。
ラマルキズム:
用不用説のこと。進化論の一つで、獲得形質(個体が後天的に身につけた形質)が子孫に遺伝し、進化の推進力になると唱えるもの。
詳しくはブリタニカ国際大百科事典に載っているので暇な人は見て下さい…
ざっくり言うと親が後天的に得た能力(進化)は、必要なものであれば子孫に受け継がれ、逆に要らないものは子孫には受け継がれずに後退するという理論。
リトミック(rythmique フランス):
音楽教育法の一つ。音やリズムを身体的な反応・行動によって把握させようとするもの。
ミニマルペア(Minimal pair):
最小対語、最小対、最小対立とも。
ある言語において、語の意味を弁別する最小の単位である音素の範囲を認定するために用いられる、1点のみ言語形式の違う2つの単語のことをいう。
あわれ 、 あられ みたいな感じのもの…(多分…ぉぃ)
ブーバとキキ:ブーバ/キキ効果
心理学で、言語音と図形の視覚的印象との連想について一般的に見られる関係。
それぞれ丸い曲線とギザギザの直線とからなる2つの図形を被験者に見せる。どちらか一方の名がブーバで、他方の名がキキであるといい、どちらがどの名だと思うかを聞く。すると、98%ほどの大多数の人は「曲線図形がブーバで、ギザギザ図形がキキだ」と答える。しかもこの結果は被験者の母語にはほとんど関係がなく、また大人と幼児でもほとんど変わらないとされる。このブーバ/キキの対比は一般には、「円唇母音または唇音/非円唇母音または非唇音」と捉えられる。
マルチモーダル:恐らくマルチモーダル・インターフェースのこと。
視覚・聴覚を含め、複数のコミュニケーションモードを利用し、システムとインタラクションを行う、インターフェースの様式のことを言う。
マテリアルキーボードでの物理入力から、タッチパネル入力に変えたり、音声インタフェースに置き換えたりすることを言うらしい。
架空の装置、ナーヴギアはこれの最先端みたいなもののはず(適当)
スピール:
フランス語の音楽用語 (soupir)で4分休符、溜息のこと。
ポールシフト:
惑星など天体の時点に伴う極(自転軸や磁極など)が、何らかの要因で現在の位置から移動すること。
この章のカタカナ語は割りと控えめでした、前2章に既に出てきている単語は除外しています。
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