2015年09月30日
パケット・トリックの良書
以前の投稿で、マックス・メイビン氏の良書があると書きましたが、それです(笑)
内容は基本的にパケット・トリックで、稀にデックを使ったものもあります。
あまりにもパケット・トリックばかりなので(全60種だったかな?)、一気に読むと飽きます。
それでも良書です(笑)
一部トリック・カードが必要なのもありますが、レギュラーで出来る手順も多くあります。
トリック・カードも付いてきますが、品質は少しアレなのと、付属のだけでは出来ない手順もあります。
必要であれば、バイスクルのギャフデックなどがマジックショップで売ってるので、そちらで入手して下さいm(_ _)m
もしくは自作ですね!
トリック・カードは慣れると案外簡単に作れます。
このレクチャーで紹介されている、カードの剥がし方が参考になるかと...
PVで見ると魔法ですね...
実用性は...超限定条件とでも言いましょうか...
日本人相手にはちょっと厳しい感じがします。
日本人は道具のあらためが世界で一番好きな人種なので(笑)
ギャフカードの流れで、話しているのでほとんどネタバレになっていますが、ギャフカードを使っています(ぉぃ)
PVで紹介されていないマジックのほうが実用性が高いような記憶がありますが...
如何せん見たのが前過ぎて内容をあまり覚えてないという...orz
暇な時に見返そうかと思います。
PVの手順は再現が難しいと思いますが、改善の余地がかなりあるので、色々余裕のある方は一度覗いてみても良いかもしれません。
話がそれました...
話を戻して...パケット・トリックです。
元々は英語の『FOCUS』(著:Philip T. Goldstein)という本の翻訳本です。
ちなみにPhilip T. Goldstein(フィル・ゴールドスティン)はMAX MAVEN(マックス・メイビン)のことです。
カードマジックを発表するときにフィル・ゴールドスティンの名義を使うんだったかな?
マックス・メイビンと言えば、メンタルマジックというイメージがあるかもしれませんが、カードマジックに対する造詣もかなり深いです。
なんというか海外のメンタルマジックをやる人は、カードもクソ上手いという印象がありますね...
ここのブログにも度々出てくる、ジェームズ・ブラウン氏、リチャード・オスタリンド氏、ベンジャミン・アール氏..
オスタリンド氏はカードが上手いというより、ブレイクスルーデックの出来が良いというべきかもしれませんが、普通のマジックもかなり上手いです。(マインドミステリーズに普通のマジックも少し入ってる)
最近はやりのジョセフ・バリーはあくまでカード主体な気がするので、逆にメンタルマジックをする人という認識が私の中にはありません(笑)
PFを多用するのはメンタル要素満載なんですがね!
普通のマジックに満足できなくなった人が、メンタルにどんどんハマるのでしょうか....?
フォースを使い出したら、ほとんどメンタルマジックの領域だと感じるので、その影響かも?
っと...また話が脱線しました/(^o^)\
このパケット・トリックの内容に戻りましょう...
1つ目のトリック、序曲/Overtureって名前がついていますが、ダイ・バーノンのTwisting the Acesの亜種から始まっている所に著者のマニア感が出ています(笑)
新古典の名作ですね...
原案が知りたい方は、カードマジック事典に載ってたと思います。
中〜高校生の時に読みましたが、バーノンのバリアント・スルー・ザ・フィスト・フラリッシュって名前がちょっとツボでした...
ちょうどガンダムSEEDがやってた時期で、バリアントって単語に過剰に反応しただけなんですが...
トリックすべてを列挙してると膨大な量になってしまうので書きませんが、他にはオイル&ウォーターやユニバーサルカードがあります。
ギャフを使う手順も演者の負担が減るし現象は強いしで、非常に良いのですが、やはり日本人相手にやるときはエンドクリーンの方が良い気がしますね...
(それかラストにエンドクリーンの手順を持ってくるかした方が良い)
一番やりたいトリックに限って、付属のトリックカードだけでは足りないってことが数回ありました(笑)
案外序盤に載ってるエースとキングの入れ替わり現象が(リセットではない)簡潔で好きです。
実際に人前でもやっていましたが、シンプルな割にウケが良かったですね。
(ただ文章を読みながら再現だけしてもそんなに面白くないと思う)
水と油 / More Oil , More Waterというトリックは結構インパクトが強いです。
技法を多用して解決しますが、一部サトルティを効かせる部分はマックス・メイビンらしいかもしれません。
(詳しく掛かくと凄いネタバレなのでそのへんは省きますm(_ _)m )
あ、これはレギュラーでっくでやるやつですよ?
その後にギャフを使った似たようなトリックもあるので、選択肢が増えると思います。
他にはフォーエースアセンブリなど、やはり名作の改案が多い印象です。
こちらもそれぞれレギュラー、トリックカードと使った手順があるので、好きなやつを選べばいいかと...
個人的にこの本の中で一番やっているのは、一番最後に載っている...
仮面 / Masque というトリックです。
最初の現象部分を抜き出しますが...
「1枚のジョーカーが、3人の観客が選んだカードに、1回ずつ変身していきます。」
という非常にシンプルな物です。
ノーギャフで実際に4枚のカードでやることが出来る上に、ほとんどエンドクリーンです。
(正確にはエンドクリーンでは無いのですが、そこを指摘されたことはありませんし、処理もできます)
巻末にカウントとスプレッドの解説が別に載ってるのもポイント高いです。
最初に読んだ頃はまあ定着していなくて、エルムズレイとかジョーダンとかが混同しがちだったり、オメガカウントってなんぞよ?ってのもあって、巻末にまとまってるのは非常に助かりました(笑)
(ちなみに、オメガカウントはハーマンカウントみたいなもんです)
好きなマジックの話だけになってしまった気がしますが、ざっとこんなもんです(適当)
どちらかと言うと、マジック初心者にはとっつきにくい内容となっています。
かと言って、初心者が出来ないのか?って言われると、そうではなく、読めばちゃんと出来るようになっています。
ただ、本の特徴ですが、イラストが最小限なので、あまり本格的なのを読み慣れていない人は、少しキツイかもしれないということです。
しかも似たような現象が多数列挙されているので、かなり根気が必要になります(笑)
まぁ、間違いなく、マニアックですね (´・ω・`)
パケット・トリックの特徴としては、ヴィジュアル的というのがあります。
カラーチェンジ現象や、移動現象がほとんどです。
普通のカード当てに飽きたら挑戦してみると良いかも?
内容は基本的にパケット・トリックで、稀にデックを使ったものもあります。
あまりにもパケット・トリックばかりなので(全60種だったかな?)、一気に読むと飽きます。
それでも良書です(笑)
一部トリック・カードが必要なのもありますが、レギュラーで出来る手順も多くあります。
トリック・カードも付いてきますが、品質は少しアレなのと、付属のだけでは出来ない手順もあります。
必要であれば、バイスクルのギャフデックなどがマジックショップで売ってるので、そちらで入手して下さいm(_ _)m
もしくは自作ですね!
トリック・カードは慣れると案外簡単に作れます。
このレクチャーで紹介されている、カードの剥がし方が参考になるかと...
PVで見ると魔法ですね...
実用性は...超限定条件とでも言いましょうか...
日本人相手にはちょっと厳しい感じがします。
日本人は道具のあらためが世界で一番好きな人種なので(笑)
ギャフカードの流れで、話しているのでほとんどネタバレになっていますが、ギャフカードを使っています(ぉぃ)
PVで紹介されていないマジックのほうが実用性が高いような記憶がありますが...
如何せん見たのが前過ぎて内容をあまり覚えてないという...orz
暇な時に見返そうかと思います。
PVの手順は再現が難しいと思いますが、改善の余地がかなりあるので、色々余裕のある方は一度覗いてみても良いかもしれません。
話がそれました...
話を戻して...パケット・トリックです。
元々は英語の『FOCUS』(著:Philip T. Goldstein)という本の翻訳本です。
ちなみにPhilip T. Goldstein(フィル・ゴールドスティン)はMAX MAVEN(マックス・メイビン)のことです。
カードマジックを発表するときにフィル・ゴールドスティンの名義を使うんだったかな?
マックス・メイビンと言えば、メンタルマジックというイメージがあるかもしれませんが、カードマジックに対する造詣もかなり深いです。
なんというか海外のメンタルマジックをやる人は、カードもクソ上手いという印象がありますね...
ここのブログにも度々出てくる、ジェームズ・ブラウン氏、リチャード・オスタリンド氏、ベンジャミン・アール氏..
オスタリンド氏はカードが上手いというより、ブレイクスルーデックの出来が良いというべきかもしれませんが、普通のマジックもかなり上手いです。(マインドミステリーズに普通のマジックも少し入ってる)
最近はやりのジョセフ・バリーはあくまでカード主体な気がするので、逆にメンタルマジックをする人という認識が私の中にはありません(笑)
PFを多用するのはメンタル要素満載なんですがね!
普通のマジックに満足できなくなった人が、メンタルにどんどんハマるのでしょうか....?
フォースを使い出したら、ほとんどメンタルマジックの領域だと感じるので、その影響かも?
っと...また話が脱線しました/(^o^)\
このパケット・トリックの内容に戻りましょう...
1つ目のトリック、序曲/Overtureって名前がついていますが、ダイ・バーノンのTwisting the Acesの亜種から始まっている所に著者のマニア感が出ています(笑)
新古典の名作ですね...
原案が知りたい方は、カードマジック事典に載ってたと思います。
中〜高校生の時に読みましたが、バーノンのバリアント・スルー・ザ・フィスト・フラリッシュって名前がちょっとツボでした...
ちょうどガンダムSEEDがやってた時期で、バリアントって単語に過剰に反応しただけなんですが...
トリックすべてを列挙してると膨大な量になってしまうので書きませんが、他にはオイル&ウォーターやユニバーサルカードがあります。
ギャフを使う手順も演者の負担が減るし現象は強いしで、非常に良いのですが、やはり日本人相手にやるときはエンドクリーンの方が良い気がしますね...
(それかラストにエンドクリーンの手順を持ってくるかした方が良い)
一番やりたいトリックに限って、付属のトリックカードだけでは足りないってことが数回ありました(笑)
案外序盤に載ってるエースとキングの入れ替わり現象が(リセットではない)簡潔で好きです。
実際に人前でもやっていましたが、シンプルな割にウケが良かったですね。
(ただ文章を読みながら再現だけしてもそんなに面白くないと思う)
水と油 / More Oil , More Waterというトリックは結構インパクトが強いです。
技法を多用して解決しますが、一部サトルティを効かせる部分はマックス・メイビンらしいかもしれません。
(詳しく掛かくと凄いネタバレなのでそのへんは省きますm(_ _)m )
あ、これはレギュラーでっくでやるやつですよ?
その後にギャフを使った似たようなトリックもあるので、選択肢が増えると思います。
他にはフォーエースアセンブリなど、やはり名作の改案が多い印象です。
こちらもそれぞれレギュラー、トリックカードと使った手順があるので、好きなやつを選べばいいかと...
個人的にこの本の中で一番やっているのは、一番最後に載っている...
仮面 / Masque というトリックです。
最初の現象部分を抜き出しますが...
「1枚のジョーカーが、3人の観客が選んだカードに、1回ずつ変身していきます。」
という非常にシンプルな物です。
ノーギャフで実際に4枚のカードでやることが出来る上に、ほとんどエンドクリーンです。
(正確にはエンドクリーンでは無いのですが、そこを指摘されたことはありませんし、処理もできます)
巻末にカウントとスプレッドの解説が別に載ってるのもポイント高いです。
最初に読んだ頃はまあ定着していなくて、エルムズレイとかジョーダンとかが混同しがちだったり、オメガカウントってなんぞよ?ってのもあって、巻末にまとまってるのは非常に助かりました(笑)
(ちなみに、オメガカウントはハーマンカウントみたいなもんです)
好きなマジックの話だけになってしまった気がしますが、ざっとこんなもんです(適当)
どちらかと言うと、マジック初心者にはとっつきにくい内容となっています。
かと言って、初心者が出来ないのか?って言われると、そうではなく、読めばちゃんと出来るようになっています。
ただ、本の特徴ですが、イラストが最小限なので、あまり本格的なのを読み慣れていない人は、少しキツイかもしれないということです。
しかも似たような現象が多数列挙されているので、かなり根気が必要になります(笑)
まぁ、間違いなく、マニアックですね (´・ω・`)
パケット・トリックの特徴としては、ヴィジュアル的というのがあります。
カラーチェンジ現象や、移動現象がほとんどです。
普通のカード当てに飽きたら挑戦してみると良いかも?
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