2016年03月11日
現時点の課題?
写真は全く関係ありません(ぉぃ)
ついでに説明しておくと、LEATHERMANというメーカーのナイフです。
見ての通りマルチツールナイフで、バイクの故障からギミックの製作まで使える優れものですw
(展開していませんが、精密ドライバーにハサミ、缶切りがついています)
研ぎが雑だったので、現在刃を整え中。
本題は、現時点の課題について。
私のマジックの現在の課題についてです。
課題と言っても、実演にはそこまで問題は有りません。
強いてあげるなら、以下の2点が課題です。
・カメラに弱い
・連続で出来ない
連続で出来ないというのは大体のマジックに言えることですね/(^o^)\
私のは特に連続でやるのに適していません。
日本ではサーストンの三原則という、
1.マジックを演じる前に、現象を説明してはならない。
2.同じマジックを2度繰り返して見せてはならない。
3.種明かしをしてはならない。
という有名なのがあります。
まぁ、これって...
ハワード・サーストンが実際に言った言葉ではなく、日本人が創作で作ったという説が濃厚です(゚∀゚)
(海外でも似たような言い回しがあるので、完全な創作とは言えず、恐らく「サーストン」が言ったという部分が創作)
ちょっとこのまま三原則の話題を続けます。
書いてて楽しくなって来ました(笑)
原則というだけあって、とても理にかなっています。
何故理に適ってるかというと...
マジックやってる人であればある程度分かるので省略します!!!
(これ詳しく書くと長くなるし面倒なので...orz)
どこの世界でも定石を敢えて外すというのも一つの手としてありますが、素人や初心者では避けたほうが良いというのも各界共通だと思われます。
ちょっとだけこの三原則について個人的な感想を書いてから、タイトル回収に走ります(笑)
1.マジックを演じる前に、現象を説明してはならない。
ミスター・マリックがこれに大分挑戦していると思いますw
彼の超魔術は結構先に説明しています。
まぁ、説明以上の現象(あるいはオチ)が起きてますので、良いのかも知れません。
メンタルマジックは割りとこれに当てはまらないケースが多いかも?
(超魔術はメンタルマジックの一種とも言える)
それと、カードマジックだと、トライアンフやポーカーデモンストレーションは最初に割りと説明が入っています。
トライアンフは言外に伝わると言うべきかも知れません。
わざわざ裏表混ぜるのですから、戻さないと考えるほうが不自然です。
(裏表混ぜる時点で不自然なのは今回はスルーします)
ポーカーデモンストレーションというより、ギャンブリングデモンストレーションの方が正確でした。
これも最初に、マジシャンは手役を自由にコントロールできると話し、演者或いは観客の誰かが常に勝つという状況を作り出すというマジックです。
トライアンフ以上にキッチリ説明しちゃってますw
それでも面白いですよね...ギャンブリングデモンストレーション。
やる方法は主に2つで、テクニックかスタックです。併用する人の方が多いかも?
スタックは覚えてしまえば楽ですが、テクニックは結構な難易度だったりします。
ちなみに、私は現象を事前に説明するなんてことはほぼしません。
やるとしたら、コインを握っている手を当てるというマジックです。
これに関しては、説明をしてから始めますが、別のオチが付きます。
(これBirdie氏が言ったネタを勝手に拝借させてもらってますw)
オチが別につくので、安心して途中までの現象を説明できます。
結論:一から十まで説明することは基本無い
2.同じマジックを2度繰り返して見せてはならない。
例外でよく挙がるのが、アンビシャス・カード。
何度もトップに移動するという現象の繰り返しです。
もちろん、同じやり方を続ける人もいれば、毎回違う手段を取る人もいます。
これもテクニックあってこそ連続の視聴に耐えうるというね...
ただし!
個人的には、アンビシャス・カードは繰り返しだと思いません。
毎回違う方法でコントロールするのも根拠の一つですが、このマジックはオチまでが1つのルーティンで、1つのマジックです。
流石にアンビシャス・カードのフルルーティンを2度繰り返してみせる人が居たら逆に驚きです。
例外でアンビシャス・カードを挙げた人は、何を考えていったのか、わたし気になります!
(えるたそ〜)
で、2度繰り返してみせるマジックについて他のが無いか考えてみましたが...
超限定条件ですが、チャイナリングがそうだと思いました(笑)
限定条件というのは、ディーラーが客寄せでやってる時です。
現段階ではこれしか思いつきませんでした!/(^o^)\
結論:現象を繰り返す事はあるが、同じルーティンを繰り返すことはない。
3.種明かしをしてはならない。
動画でタネ明かしする人はまだ理解できますが、実演でこれをやる人は何がしたいのですかね?
動画でタネ明かしする人は、ただの自己満か再生回数を稼ぐという目的があるのだと思います。
行為自体が褒められたことではないにせよ理解は出来ます。
タネ明かしをしたらお金でも貰えるんですかね?
実は過去に経験があって、チップ余分に出すから教えてほしいと言われたことがありました。
私はタネ明かしは基本しない人なので、その日その人からすでに貰った分のチップを全てお返しして断りましたが...
その時は中国に居た頃で、現地の平均的な日給の5倍くらいのチップを貰っていたので、もしかすると人によってはコロッと流されるのかもしれません。
(私の場合はその1万倍は貰わないと教えませんがねw)
それか、自分の凄さを分かってもらうためにタネ明かしをするマジシャンがたまに居る気がします。
マジックを魅せたいのか、褒められたいのかよく分からない残念な人だと思います。(本格的に練習し始めた初心者に多い気も...)
ちなみに、ルーティンやネタとしてタネ明かし「的」な事をするマジシャンはいます。
有名なところで言うと、マギー一門ですw
タネ明かしをした後に、全然違う方法で同じ現象を起こすというスタイルです。
まぁ、これも厳密には正確なタネ明かしはしていないので、原則からはハズレていませんね。
よく考えると、マギー一門は同じようなマジックを繰り返すし、説明に近いことしてるしで、三原則にもっとも挑んでいる気がします(笑)
結論:三原則は伊達じゃない
日本のマジシャンの間で広く浸透したのは、日本人があまりにもタネを知りたがるからだと思われます。
(´・ω・`)
さて、話をそろそろ戻しまして...(笑)
現時点の課題です。まだ覚えていますでしょうか?
・カメラに弱い
・連続で出来ない
この2つです。
これは私が普段やるマジックの特性の問題です。
テクニックよりもミスディレクションを優先したようなトリックをするせいで、視線が外れにくい定点カメラに弱いです。
2回目はミスディレクションの効果が弱まる可能性が非常に高いので、間違っても連続で出来ません。
テレビの定点カメラがある番組でマジックをする人、YouTubeに編集無しで上げる人、ストリーミング系で放送する人はすごいと思っています。
(私もたまにYouTubeにあげてますが、よく見るとフラッシュしてますからね!ぉぃ)
カメラに弱いのは、もう1つ、ビジュアル的な持ちネタが少ないってのもあります。
せいぜいアンビシャス・カードくらいです。
サイコロジカルデックバニッシュなんて、録画を2回位見たら直ぐにバレますし、そもそもカメラに弱すぎます。(デックを観客の目の前で堂々とポケットに入れる小手先のテクニックを馬鹿にしたようなマジックなので...)
テレビくらいのカメラなら何とかなりますが、個人撮影で1箇所を録画し続けるようなカメラの前では無理ですw
その辺が、ストリーミングをしない理由です。
たまにニコ生等の配信サイトで生放送しないかと言われるのですが、向いていませんのでお断りしています(笑)
ただ、出来ないの?と言われるとやってみたくなりますよね...
Σ(・∀・;)
ということで、ビジュアルなネタを何か覚えるというのが現在の課題です。
ビジュアルなカラーチェンジなどは角度に弱いのですが逆に定点カメラには強かったりしますし、現にそういうネタが最近は非常に多いです。
ということで、最近ご無沙汰だったトリロジーをまたやり直すか、コインマジックに軽く手を出します。
(迷走してます\(^o^)/オワタ)
どのみち対人ではやりませんし、映像で残るような環境でやることもほぼ無いので、かなりスローペースな修得になりそうですね。
それはさておき!
もしかしてもしかすると、もう少し暖かくなったら京都の路上でやるかもしれません(適当)
そのためには花粉症の対策をしないとダメですが(笑)
もし見かけるような事があれば、話しかけずに、遠くから「あいつなにやってんだ?」みたいな視線と、少しばかりのエールを送ってください。
もし話しかけて来たらマジックをしないで普通に話しを始めます。
何故そんなことを突然思い至ったかと言うと...
京都滞在が長引き予想外に暇なのが原因です(爆)
(本来の予定だと去年の秋か年末までには引っ越してたのに!)
最近更新頻度が高いのも大体暇なせいですw
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4831759
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
ストリートは限りなく未経験に近いので暫く苦労しそうです。
時期的に強風と花粉の二重苦に(笑)
アンビシャスカードは確かに説明してやることもありますね!
「もう1回」は確かに困りますw
そういう時、私はデックバニッシュをやってました。
観客以外のカードが全て消えるので、カードマジックをやめることが出来ます。
それか、ダローのアルティメットアンビションというマジックをすると「もう1回」と言われることはほぼ無くなります。
準備が少し大変なのと、ルーティンが長くなるのでストリート向けでは無いかもしれませんが...
僕もちょっとだけ大阪でやるので、そのときにタイミング合ったら見に行きたいです(^o^)/
2度同じ手順をやると、ミスディレクションが効かなくなるので、かなり苦しいですよね。
僕もストリートで、よくアンビシャスカードをやるのですが、曲がったカードが上がってくる部分がやはり大人気で、「もう1回!もう1回!」とよく言われます。何度もやるのは少々苦しいので、なるべく話題を変えて別の方法で演じはしますが、このへんはテクニックよりも会話運びが、常々難しい部分ですね。
ちなみに、曲がって上がってくる部分は、サーストンに逆らって、いつも先に現象を説明しています。先に言わないと、ストリートなので観客が途中で帰っちゃったりもするので、今からとても興味深いことをする、と宣言して、チップの話をしています。
演じた後にタネを明かす人は、たぶんマジックでお金を取っていない人だと思います。1円の特にもならないのにマジックを演じているわけだから、1円の得にもならないタネ明かしをすることを躊躇う必要もないのかな、と。(つまり、アマチュアだと、だいたいこれに当てはまりそうですが)
僕もタネ教えてくれたらチップを増やす、とたまに言われますが、それで教えることはできないですよね(笑)