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2017年01月16日
今週どこ行く?東京都内近郊おすすめイベント【1月16日〜1月22日】無料ありについて
TABIZINEライターの内野チエです。楽しいことがいっぱいの週末。街のあちこちでは毎週のように、新しいイベントが開催されていますよ。デートにも使える週末おすすめイベント情報を、毎週月曜日更新でお送りします! 今週は、体 […]
今週は、体がぽかぽか温まるお鍋のグルメフェスやお得なフリーマーケットなど、5つのイベントをご紹介します!
【横浜】鍋小屋2017〜冬の横浜赤レンガ倉庫でお熱く召し上がれ〜|1/20(金)〜1/29(日) 入場無料
(C)PR TIMES/横浜赤レンガ
初回開催となった前回、18万人以上を動員した人気のグルメイベント。
きりたんぽ鍋や豆乳つみれ鍋、酒かすを使用した白雪鍋などのご当地鍋のほか、スープや具材を自由に選べるオリジナル鍋も楽しめます。
(C)PR TIMES/横浜赤レンガ
オリジナル鍋のメインの食材は、横浜産豚肉の「はまぽーく」、北海道名物の魚「かじか」、北海道の「牡蠣」、「石狩鍋セット(鮭、蟹、ホタテ)」、「ブランド鶏」の5つ。選ぶのが難しいほどどれも美味しそうで、とっても豪華ですね!
会場は\xB2
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詳しくはこちら「横浜赤レンガ」をご確認ください。
【代官山】アロマワックスサシェのレッスン特別キャンペーン|1/15(日)〜2/14(火)
(C)atpress/ARTHE
アロマワックスサシェってご存知ですか?
キャンドルの素材にアロマを加えて香りづけし、さらに草花やスパイスで自由にデコレート。
火をともさず、香りやインテリア小物として楽しむキャンドルのことです。
玄関やリビングにディスプレイすると、とってもオシャレ! 実はアロマワックスサシェは手作りすることもできるんですよ。キャンドルスタジオ代官山では、体験レッスンを開催。期間中にレッスンを開始すると、先着30名に限り\xA5
D礇鵐疋襯好織献Ň經瓜慨峠ぅ譽轡\xD4BOOK『かんたん手作り!アロマワックスサシェ』がプレゼントとしてもらえます。
(C)atpress/ARTHE
ぜひこのお得なチャンスをお見逃しなく!
詳しくはこちら「キャンドルスタジオ代官山」をご確認ください。
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【代々木公園】earth garden “冬” 2017 新年会|1/21(土)・1/22(日) 入場無料
(C)earth garden代々木公園のケヤキ並木では、今週末、クラフト作品やフェアトレード製品、輸入雑貨、フードなどを取り揃えたマーケット「アースガーデン」を開催します。
(C)earth garden
テーマはエコ&オーガニック。東北の地酒を集めた熱燗ブースや特設ステージでの野外ライブもありますよ。寒さに負けず熱く盛り上がりましょう!
授乳室やオムツ替えスペース、暖をとれるキッズコーナーも設置されているので、ファミリーも安心して参加できます。
詳しくはこちら「earth garden」をご確認ください。
【新宿】フリーマーケットin 55HIROBA|1/21(土)・1/22(日) 入場無料
※画
像はイメージです。
新宿三井ビル55HIROBAで、全日本リサイクル協会主催のフリーマーケットが行われます。時間は8:30〜15:00。お得品や掘り出しものをつかむなら、ぜひ早めの来場がオススメ! 古着やリサイクル品以外にも、手作り小物なども販売しています。
じっくり見て回って、たっぷりお買い物をお楽しみください。
詳しくはこちら「新宿三井ビルディング」をご確認ください。
【御茶ノ水】神田明神 だいこく祭|1/21(土)・1/22(日) 入場無料
※画像はイメージです。
神田明神の「だいこく祭」は、毎年1月に行われる開運招福の恒例行事。
お祭り期間中に参拝すると、七福神・大黒様の小槌を頭の上で振ってもらって幸運のパワーを授かることができます。
また、21日には新成人が冷水を浴びる「寒中禊がまん会」や、22日には江戸時代から続く伝統の儀式「四條流庖丁儀式」も行われます。
詳しくはこちら「神田明神」をご確認ください。
[Photos by Shutterstock.com]
世界のフォトジェニックスポット&グルメ【2】NYで絶大な人気を誇る焼肉屋
TABIZINEライターのNaoです。スマホで気軽に写真を撮って、すぐさま世界に発信できる現代は、いわゆるSNS映えするフォトジェニックなスポットが人気です。そんなSNS時代の新名所とも言える世界のフォトジェニックなスポ […]
今回は、世界中のグルメが集まる街、ニューヨーク。本場のステーキやシーフードもハズせませんが、長期滞在しているとなぜか
焼肉を食べたくなることはありませんか? 今回は、マンハッタンで一番おいしいとの噂もある、「Takashi」をご紹介しましょう。
(C)Nao
ウェストヴィレッジのはずれにある「Takashi」。オーナー・シェフは大阪育ちの韓国系日本人のTAKASHIさん。鮮度抜群の焼肉だけでなくクリエイティブなメニューも揃えており、ニューヨーカーの間でも絶大な人気を誇るお店です。
(C)Facebook/Yakiniku Takashi
テーブル席とカウンター席を備えるお店は、スタイリッシュでお洒落な雰囲気。こじんまりとした居心地いい空間。
(C)Facebook/Yakiniku Takashi
Beef Belly($20)
厚めで食べ応えあるバラ肉。しっとりと柔らかく、ジューシーな旨みを味わえます。
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(C)Facebook/Yakiniku Takashi
U.S. Kobe Marbled Chuck Flat Steak($35)
アメリカ産の和牛肩ロース。きめ細かい霜降りが見事!
(C)Facebook/Yakiniku Takashi
Niku Uni($26)
最近日本でも話題の「肉ウニ」。とろけるウニとジューシーなお肉の贅沢すぎるコラボレーション!
(C)Facebook/Yakiniku Takashi
Asian-Cajun Andouillette($18)
ケイジャン、アジアンスパイスをアメリカ産の和牛に練り込んだ自家製ソ
ーセージ。香ばしい香りがたまりません!
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(C)Facebook/Yakiniku Takashi
Takashi’s Original Ramen($16)
金曜日、土曜日の午前0時から1時の時間限定ラーメン。牛肉の旨味とコクがたっぷり効いたスープは最高の〆に。
(C)Facebook/Yakiniku Takashi
Home-made Madagascar Vanilla($5)
マダガスカル産バニラビーンズを使用した自家製アイスクリーム。なめらかな口当たりとバニラの香りが絶妙! トッピン
グ($2)のシロップをかけるとより一層至福のおいしさに。
(C)Takashi
(C)Takashi
ジューシーで絶品のお肉だけでなく、クリエイティブなメニューも楽しめる「Takashi」。NYの景色越しに撮ると、より “いいね!” される写真が撮れそうです。ニューヨークで焼肉を食べたくなったら、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
[Yakiniku Takashi]
京都に来て良かった!と思える散歩道7選について
新幹線を使えば、東京から京都まで2時間ちょっと。いまや、京都は首都圏からの日帰り旅行も楽しめる観光スポットです。たとえ短時間の滞在でも、ここを歩けば「京都に来て良かった!」と思える"京都らしい"風情を味わえる散歩道7選を紹介します。
口どけとろ〜ん♪濃厚チョコレートケーキ「とろける半熟ショコラ」について
群馬県太田市にある自家焙煎珈琲店「響香(きょうか)」。日本家屋を改装した落ち着いた雰囲気の店内には、ケーキ工房「Patisserie Chocolat(パティスリー ショコラ)」が併設されています。自慢の珈琲と一緒に味わいたいのが、チョコレートケーキ。今回は、数種類あるチョコレートケーキの中から、テイクアウト不可!のチョコレートケーキをご紹介します。 上質なクーベルチョコレートをたっぷり使った半生タイプのチョコレートスフレ「とろける半熟ショコラ」は、しっとりふわふわのチョコレートスフレの外側を、チョコレートがコーティング。食べた瞬間、チョコレートの濃厚な風味が口の中いっぱいに広がり、みるみるうちに溶けてしまう、なめらかな口どけがたまりません。 フォークを入れただけで、形が崩れてしまうほど繊細な「とろける半熟ショコラ」は、冷凍状態で届けられます。冷凍状態の間に、温めておいたナイフで切り\xCA
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お出かけを楽しく♪素材をいかした自然派コスメティック『shiro』のメイクアップとスキンケアについて
日本各地の自然素材をいかしたモノづくりで、スキンケアやフレグランスのほか、食品、カフェなど多岐に展開するブランド 『shiro(シロ)』から、今春(2月3日)に素肌をケアしながら日常をすてきに彩るメイクアップがデビューします。 ブランド初となるメイクアップは、使うほど“素肌の美しさが高まる”がコンセプト。肌に良い素材を惜しみなく配合して実現した肌や爪に心地よいテクスチャーと、心躍るようなカラー展開、この両立が使う人のナチュラルな魅力を最大限に引き出してくれます。 プレス発表会で大評判だったこの「ジンジャーリップバター」は、ビビッドな発色とあふれるようなツヤに加え、ショウガ根油とトウガラシ果実エキスによってくちびるの縦じわをふっくら見せる効果が。保湿力を高めるガーナ産のシアバターを配合し、メイクしながら素のくちびるの美しさも育む軽やかなつけ心地の\xA5
螢奪廛▲ぅ謄爐任后\xA3 こちらは、ビビッドでありながらリラックス感のある発色に見とれてしまう「亜麻ネイル」。爪に負担をかけやすい3つの成分が無添加のネイルカラーで、トリートメント成分として配合されているのは北海道のアマニ油、ガーナ産のシアバターや鹿児島産のゴマ油。鹿児島産のクレイも使われており、爪の凹凸をなめらかに整える補正効果を発揮してくれます。 自然素材のパワーがぎゅっと詰まった『shiro』のスキンケアは、前身ブランドであった『LAUREL(ローレル)』の頃から北海道の上質な素材を用いたスキンケアが高い評判を得ていました。現在においても、北海道は函館近海で採れる“がごめ昆布”のエキスはスキンケアの代表素材として使われています。通常の昆布よりもとろみが強く保水性に優れている“がごめ昆布”のエキスを贅沢に配合した「がごめ昆布美容液」はリピーター多数。肌のバリア機能を整えてふっくら弾む肌に導いてくれます。shiroのスキンケアを堪能するなら、がごめ昆布の美容液やクリームに、こちらも定番人気の「酒かす化粧水」がセットされた「スキンケア3STEPキット」がおす
すめです。 飛行機での移動や海や山へのお出かけで活躍してくれそうなのは「UVトラベルキット」。持ち運びやすいミストは、有機JAS認定を受けている小豆島の山田オリーブ園で栽培されたオリーブの葉と枝をまるごと使って抽出。メイクの上からシュッと使えて気持ち良く保湿が完了します。UVクリームは、肌のゆらぎを防ぐという北海道特有の大きな“ラワンぶき”のジュースを配合。ノンケミカルでSPF25・ PA++相当のUVカット力を持つ頼もしいクリームです。 荷物をコンパクトにまとめたい小旅行の時は、メイクポーチの中もスマートにしておきたいところ。新製品のメイクアイテム「シアチークリップバター」はその名の通り、頬にチークとして、くちびるにリップカラーとして使える2in1アイテムです。配合のシアバターやゴマ油によって紫外線の影響を受けやすい頬の高い部分やくちびるをガード。また、タピオカパウダーを配合することでヨレることなく均一で美しい仕上がりに。 休日のお散歩に便利なのは、この秋に発売された「がごめ昆布プライマー」や「酒かすBB美容液」。淡い色づ
きのプライマーは、がごめ昆布エキスでみずみずしくうるおわせ、トマト果実エキスが紫外線によるダメージを癒します。酒かす BB美容液は、1本で美容液・クリーム・ UVケア(SPF15相当)・化粧下地をこなす優れもの。肌のアラをさっと隠して自然なツヤ肌がノーテクニックで叶います。日々の生活に、小さなときめきをもたらし、しあわせをさりげなく底上げしてくれる。shiroのアイテムをふわりとまとって、お出かけしてみませんか。<発売中>shiro亜麻ネイル 全18色 10ml (2592円)ジンジャーリップバター 全4色 5g(4104円)スキンケア3STEPキット (16524円)UVトラベルキット(7236円)がごめ昆布プライマー 30ml(5076円)酒かすBB美容液 30g(4320円)シアチークリップバター 全5色 5g(4536円)
つくねも煮込みもフライパンで!熱々フライパン料理が食べれる野毛「なおじ」について
【旅ブログキュレーションメディアHUGLOG(ハグログ)より寄稿】 土日は3時〜営業している「なおじ」へ。 綺麗な店内。 またビールで乾杯。お通しのモツ煮。 メニューも豊富で選ぶのが楽しいなあ。 「つくね」わっ! フライ […]
【旅ブログキュレーションメディアHUGLOG(ハグログ)より寄稿】
土日は3時〜営業している「なおじ」へ。
綺麗な店内。
またビールで乾杯。お通しのモツ煮。
メニューも豊富で選ぶのが楽しいなあ。
「つくね」わっ! フライパンで来るのね。可愛いっす。
「上の卵を合わせて混ぜてお召し上がり下さい」。よっし! グルングルンとかき回してやっかんな卵がトロトロでウメーっ。お通しのモツ煮が美味しかったので注文。煮込みもフライパンで来
るんですね。
なおじ焼き。熱々のフライパンの卵を、おっちゃんが目の前でグルングルンとかき回す。いやおっちゃんじゃなくて、なおじってこの方かな?! なおじ焼きだもんね。ある程度半熟になったら「お好みでどうぞ」と醤油と大根おろしがセット。ただ置かれるよりなんだか楽しいっす。
大山鶏のおろしポンズ。
丸ごとトマトのチーズ焼き。見ての通りの美味しさっす。
鉄鍋餃子でご馳走様でした。見て楽しいし食べて美味しい。野毛で、またお気に入りの店、見〜つけた。また行きまっしょい。
[寄稿者:浜 みき]
「物を売ったら君は僕のことを忘れる。お金
はいいから好きなものを持っていって」
砂漠の街ジャイサルメールで、あるインド人が言いました。「物を売ったら君は僕のことを忘れる。お金はいいから好きなものを持っていって」と。 「バックパッカーの聖地」と呼ばれるインド。確かにインドは、日本の常識がまったく通用し […]
砂漠の街ジャイサルメールで、あるインド人が言いました。「物を売ったら君は僕のことを忘れる。お金はいいから好きなものを持っていって」と。
「バックパッカーの聖地」と呼ばれるインド。確かにインドは、日本の常識がまったく通用しないワンダーランド。インドで見る風景、インドで起こる出来事、なにもかもが私たちの想像を超えています。
そんなエキサイティングな国、インドは、同時に手ごわい商売人がひしめく国。彼らとの「対決」は、楽しいこともあるけれど、やはりエネルギーを消耗します。しかし、これまでのインドのイメージを覆す街がありました。
インドの砂漠の街、ジャイサルメール
インド・ラジャスターン州西部、パキスタンとの国境までおよそ100キロの砂漠地帯に、ジャイサルメールの街はあります。
砂岩でできた建物が夕陽に輝く様子から、「ゴールデンシティ」の異名をとるジャイサルメールは、「ピンクシティ」と呼ばれるジャイプール、「ブルーシティ」と呼ばれるジョードプルとともに、エキゾチックな風景を求める旅人に人気を集めています。
かつては、インドと中央アジアを結ぶ交易の中継地点として繁栄し、ジャイサルメールの街には莫大な富がもたらされました。旧市街に点在する「ハヴェーリー」と呼ばれる豪華な邸宅の数々が、華やかな歴史を物語っています。
高台にそびえる城塞に今も人々が暮らすジャイサルメールは、生きた城塞都市。中世そのままの街並みに、きっと感動するはずです。
インドのイメージを覆したジャイサルメール
インドの旅はとてもエキサイティングですが\xA1
△修里屬鵐┘優襯\xAEーを要します。街を歩くと飛んでくる視線、オートリクシャー(三輪タクシー)や土産物店の客引き・・・
ジャイサルメールに到着したとき、筆者は少々「インド疲れ」を起こしていました。ところが、ジャイサルメールの駅に着いた瞬間、「なにかが違う」と感じたのです。その感覚は、街を歩くうちに確信に変わりました。
旧市街を歩けば、街の人々が笑顔で「ハロー」と声をかけてくれます。強引な客引きで有名なオートリクシャーと遭遇しても、ドライバーは「ハロー」と挨拶してくれるだけ。「断るぞ」と気合を入れていたのに、拍子抜けです。「なんなんだ、この街は・・・!?」
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無料でチャイをごちそうされることも
ジャイサルメールは、筆者が訪れた他のインドの街とはまったく違っていました。トルコのように、通りかかった土産物店やカフェで、無料でチャイをごちそうされることすらあったのです。
聞けば、ジャイサルメールには砂漠の村出身者が多く、儲け史上主義ではなく、旅行者の
コミュニケーションや義理人情を大切にしたいと考えている人が多いのだそう。加えて、小さな街なので、強引な商売をすればすぐに悪い噂が広がってしまうという事情もあるのでしょう。
ヨーロッパから来た旅行者も、「インドにこんなに居心地のいい街があるとは思わなかった」と語っていました。ジャイサルメールは、インドに疲れ、固くなっていた筆者の心をたちまち溶かしてしまったのです。
土産物店で働くTanuさんとの出会い
ジャイサルメール滞在中、何度も前を通りかかった土産物店で働いていた男性がTanuさんでした。何度か通りがかりに挨拶を交わしていましたが、ある時、彼は「何も買わなくていいから話をしよう」と筆者を店に招き入れまし\xA4
拭\xA3
普通に考えれば怪しさ満点のこのセリフ。ですが、ジャイサルメールの人々の素朴なあたたかさに触れていたこと、そしてTanuさんが紳士的な雰囲気であったことから、話をしてみようという気になったのです。
彼は、女一人で旅をしていた筆者を父親のように気にかけてくれていたようでした。店内に入ると、以前ジャイサルメールに滞在していた日本人男性から届いたハガキを嬉しそうに見せてくれました。インドには親日的な人が多いですが、Tanuさんも日本や日本人に対し、好意的な感情を持つ一人だったのです。
チャイをごちそうになりながら、これまでの人生や、生きるうえで大切にしたいことを語り合いました。「お金を儲けるより、出会った人と心を通わせることが自分にとっての幸せだ」。そんな彼の言葉が印象に残っています。
「あなたから買わせてほしい」
ジャイサルメールを去る前、記念に何かを買うつもりでTanuさんの店を訪れました。しかし、彼はこう言うのです。
「君にはお客さんになってほしくない。物を売って、売り手と買い手の関係になってしまったら、君は僕のことを忘れるだろう。お金はいらないから何でも好きなものを持っていって。商売のほうはいずれ帳尻が合うはずだ」と。
でも、「この人から買いたい」という気持ちになっていた筆者は、「物を買ってもあなたのことは忘れない。だから、あなたから買わせてほしい」と言いました。するとTanuさんは、観念したように「君が好きな値段を付けていいよ」と。
買い物が「想い」の交換に
そのとき筆者がTanuさんに渡したお金には、「ありがとう」という感謝の気持ちと、「この街を去るのが寂しい」という気持ちが詰まっていました。
その買い物は、去りゆく者と、見送る者との間で交わされた、「お別れの儀式」でもあったのです。Tanuさんが売ってくれた品物は、単なるモノではなく、親愛の証。
買い物が、単なるお金とモノとの交換を超えて、「想い」の交換になった瞬間を今も忘れません。
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