2023年11月08日
GLP-1受容体作動薬 ダイエット薬として使われている
GLP-1受容体作動薬とは?
GLP-1受容体作動薬
特徴
GLP-1(ジーエルピーワン)は、もともと私たちの体にあるホルモンで、血糖値を下げる働きがあります。
![](https://www18.a8.net/0.gif?a8mat=2NR5KX+CONHRM+2HOM+BWGDT)
GLP-1受容体作動薬は、体の外からこのGLP-1を補うお薬です。現在の糖尿病治療では、HbA1cを7%未満※に下げることが目標とされていますが、例えば飲み薬で治療していても目標にとどかないときに、GLP-1受容体作動薬が助けてくれる可能性があります。
一方、GLP-1受容体作動薬は空腹時には働かず、食事をとって血糖値が高くなったときに働くため、低血糖を起こしにくいといわれています。ただし、SU薬やインスリンと一緒に使う場合は低血糖への注意が必要です。
また、血糖値を下げるお薬を使うと体重が増えることがありますが、GLP-1受容体作動薬は体重増加を来しにくいお薬です。
※HbA1c7%未満は、合併症予防のための目標値です。
低血糖などの副作用や、その他の理由で治療が難しいときは8%未満をめざします。
(日本糖尿病学会 編・著. 糖尿病治療ガイド2016-2017, 文光堂, 2016, p.27)
もっと知りたい!
注射による糖尿病の治療はGLP-1受容体作動薬だけ?
血糖を下げる仕組み
食事をして、消化管の中に食べ物が入ってくると、小腸からGLP-1が分泌され、その一部は、血液の中を流れてすい臓に運ばれます。
すい臓にたどりついたGLP-1はここで、「インスリンを出して!」と呼びかけます。この呼びかけに応じてすい臓からインスリンが分泌されると、血糖値が下がります。
この仕組みは上手くできていて、食事をしていないとき、つまり血糖値が高くないときにはGLP-1は分泌されず、インスリンも出てきません。
血糖を下げる仕組み
投与頻度の違い
GLP-1受容体作動薬には、1日1〜2回注射する薬剤(3種類)と、週に1回注射する薬剤(2種類)があります。
毎日投与(1日1〜2回)
毎日投与(1日1〜2回)
週1回投与
週1回投与
投与方法
GLP-1受容体作動薬は、それぞれの薬剤専用の注入器(シリンジ、ペン型注入器、オートインジェクター)を使って、患者さん自身が投与します。
使い方は注入器によって違いますが、新しいタイプの注入器(オートインジェクター)は、注射に慣れていない方でも簡単な操作で正しく使えるように工夫されています。
GLP-1受容体作動薬
特徴
GLP-1(ジーエルピーワン)は、もともと私たちの体にあるホルモンで、血糖値を下げる働きがあります。
![]() | GLP-1ダイエット 無理なくやせる秘密の「やせホルモン」 [ 深堀純也 ] 価格:880円 |
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一方、GLP-1受容体作動薬は空腹時には働かず、食事をとって血糖値が高くなったときに働くため、低血糖を起こしにくいといわれています。ただし、SU薬やインスリンと一緒に使う場合は低血糖への注意が必要です。
また、血糖値を下げるお薬を使うと体重が増えることがありますが、GLP-1受容体作動薬は体重増加を来しにくいお薬です。
※HbA1c7%未満は、合併症予防のための目標値です。
低血糖などの副作用や、その他の理由で治療が難しいときは8%未満をめざします。
(日本糖尿病学会 編・著. 糖尿病治療ガイド2016-2017, 文光堂, 2016, p.27)
もっと知りたい!
注射による糖尿病の治療はGLP-1受容体作動薬だけ?
血糖を下げる仕組み
食事をして、消化管の中に食べ物が入ってくると、小腸からGLP-1が分泌され、その一部は、血液の中を流れてすい臓に運ばれます。
すい臓にたどりついたGLP-1はここで、「インスリンを出して!」と呼びかけます。この呼びかけに応じてすい臓からインスリンが分泌されると、血糖値が下がります。
この仕組みは上手くできていて、食事をしていないとき、つまり血糖値が高くないときにはGLP-1は分泌されず、インスリンも出てきません。
血糖を下げる仕組み
投与頻度の違い
GLP-1受容体作動薬には、1日1〜2回注射する薬剤(3種類)と、週に1回注射する薬剤(2種類)があります。
毎日投与(1日1〜2回)
毎日投与(1日1〜2回)
週1回投与
週1回投与
投与方法
GLP-1受容体作動薬は、それぞれの薬剤専用の注入器(シリンジ、ペン型注入器、オートインジェクター)を使って、患者さん自身が投与します。
使い方は注入器によって違いますが、新しいタイプの注入器(オートインジェクター)は、注射に慣れていない方でも簡単な操作で正しく使えるように工夫されています。
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タグ:悩み
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