2023年10月02日
タカラジェンヌ飛び降り事件
《タカラジェンヌ飛び降り事件》「長身でスタイル抜群なので目立ってた」死亡したAさん(25)が前日に立った“宙組舞台”の様子 理事長は「現時点では詳細は公表しません」
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=2NR5KX+CONHRM+2HOM+BWGDT)
兵庫県宝塚市。武庫川に臨む地上18階建ての高層マンションの最上階から身を投じた女性は、娘役トップになることを夢見たタカラジェンヌだった――。
「9月30日午前7時過ぎ、マンション住民が敷地内の駐車場で女性がうつ伏せで倒れているのを発見し、110番通報。女性は花壇の植え込みに倒れていた。着衣に乱れや事件性をうかがわせる傷がなかったため、自殺と見られています。駆けつけた捜査員が18階を調べたところ、通路に彼女の所持品と思われる手提げ鞄を発見し、身元が判明したのです」(社会部記者)
倒れた姿で発見された高層マンション c文藝春秋
宝塚歌劇団の宙組に所属するタカラジェンヌA(25)。
彼女は1998年、京都市で140年以上続く由緒ある老舗商店に長女として生まれた。私立の女子高を卒業後、宝塚音楽学校に入学。
「もともとお母さんが宝塚に熱心でした。小さい頃から可愛らしくてね。その後、お父さんが『娘が宝塚に入ったんだ』って嬉しそうに話していました」(一家の知人)
歌劇団関係者が言葉を続ける。
父が所有するマンションに姉妹で暮らしていた
「Aには妹がおり、最近はお父さんが所有するマンションに2人で暮らしていた。姉妹仲は良く、普段からお互い悩み事を相談していました。まさかその自宅マンションから飛び降りるなんて……」
Aが初舞台を踏んだのは、2017年。その後、順調にキャリアを重ね、将来を嘱望されていた。
「姉妹2人で仲良く歩いているのをよく見かけました。長身でスタイル抜群なので目立っていました」(近隣住民)
宙組公演『PAGAD(パガド)』が初日を迎えたのは、死の前日である9月29日。その日、Aは普段と変わらず舞台に立ち、帰宅したという。だが、その翌日、Aが宝塚大劇場に姿を現すことはなかった――。
「現時点では詳細を公表しません」
10月1日、第56回「宝塚舞踊会」が兵庫・宝塚バウホールで4年ぶりに開催された。
開演前、木場健之理事長は観客に対し、次のように挨拶したという。
「昨日の報道については哀悼の意を表します。しかしながら、現時点では詳細は公表しません。舞踊会は自己研鑽の場なので予定通り開催することをご理解ください」
一方、宝塚歌劇団は同日の宙組公演『PAGAD』の中止を発表し、理由について「複数の出演者の体調不良が判明し、公演実施が困難なため」とした。
◆◆◆
「週刊文春」では、今回の事件について情報を募集しています。文春リークスまで情報をお寄せください。
文春リークス: https://bunshun.jp/list/leaks
◆◆◆
【厚生労働省のサイトで紹介している主な悩み相談窓口】
▼いのちの電話 0570-783-556(午前10時〜午後10時)、0120-783-556(午後4時〜同9時、毎月10日は午前8時〜翌日午前8時)
▼こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)
▼よりそいホットライン 0120-279-338(24時間対応) 岩手、宮城、福島各県からは0120-279-226(24時間対応)
(「週刊文春」編集部/週刊文春Webオリジナル)
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兵庫県宝塚市。武庫川に臨む地上18階建ての高層マンションの最上階から身を投じた女性は、娘役トップになることを夢見たタカラジェンヌだった――。
「9月30日午前7時過ぎ、マンション住民が敷地内の駐車場で女性がうつ伏せで倒れているのを発見し、110番通報。女性は花壇の植え込みに倒れていた。着衣に乱れや事件性をうかがわせる傷がなかったため、自殺と見られています。駆けつけた捜査員が18階を調べたところ、通路に彼女の所持品と思われる手提げ鞄を発見し、身元が判明したのです」(社会部記者)
倒れた姿で発見された高層マンション c文藝春秋
宝塚歌劇団の宙組に所属するタカラジェンヌA(25)。
彼女は1998年、京都市で140年以上続く由緒ある老舗商店に長女として生まれた。私立の女子高を卒業後、宝塚音楽学校に入学。
「もともとお母さんが宝塚に熱心でした。小さい頃から可愛らしくてね。その後、お父さんが『娘が宝塚に入ったんだ』って嬉しそうに話していました」(一家の知人)
歌劇団関係者が言葉を続ける。
父が所有するマンションに姉妹で暮らしていた
「Aには妹がおり、最近はお父さんが所有するマンションに2人で暮らしていた。姉妹仲は良く、普段からお互い悩み事を相談していました。まさかその自宅マンションから飛び降りるなんて……」
Aが初舞台を踏んだのは、2017年。その後、順調にキャリアを重ね、将来を嘱望されていた。
「姉妹2人で仲良く歩いているのをよく見かけました。長身でスタイル抜群なので目立っていました」(近隣住民)
宙組公演『PAGAD(パガド)』が初日を迎えたのは、死の前日である9月29日。その日、Aは普段と変わらず舞台に立ち、帰宅したという。だが、その翌日、Aが宝塚大劇場に姿を現すことはなかった――。
「現時点では詳細を公表しません」
10月1日、第56回「宝塚舞踊会」が兵庫・宝塚バウホールで4年ぶりに開催された。
開演前、木場健之理事長は観客に対し、次のように挨拶したという。
「昨日の報道については哀悼の意を表します。しかしながら、現時点では詳細は公表しません。舞踊会は自己研鑽の場なので予定通り開催することをご理解ください」
一方、宝塚歌劇団は同日の宙組公演『PAGAD』の中止を発表し、理由について「複数の出演者の体調不良が判明し、公演実施が困難なため」とした。
◆◆◆
「週刊文春」では、今回の事件について情報を募集しています。文春リークスまで情報をお寄せください。
文春リークス: https://bunshun.jp/list/leaks
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【厚生労働省のサイトで紹介している主な悩み相談窓口】
▼いのちの電話 0570-783-556(午前10時〜午後10時)、0120-783-556(午後4時〜同9時、毎月10日は午前8時〜翌日午前8時)
▼こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)
▼よりそいホットライン 0120-279-338(24時間対応) 岩手、宮城、福島各県からは0120-279-226(24時間対応)
(「週刊文春」編集部/週刊文春Webオリジナル)
タグ:悩み
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