よくエントリーポイントについてのご質問を受けるのですが、私のトレードでは大概明確な根拠はありません。

毎日の値動きを追いつつチャートを絵的に見ることによって、どちらかにブレイクしそうになったら入ります。
そこが直近高値のロングであったり、底値のショートの場合は超タイトにストップを置きますが、
直近高値のショートや底値のロングの場合は多少損を許容します。
（お宝ロングはストップすら置きません）

でも、たったこれだけで大怪我はしないのです。
今回も２日で約１２万円獲れましたが、本当にこれを実行しただけにすぎません。
ＦＸで負けないのは別に難しくはなくストップの置き方だけに注意すればいいのです。

しかし、ここから大きく勝てるようになるためには、それなりの経験と努力が必要かもしれません。
以下は私のＦＸ略歴の一部です。

２００８年（平成２０年）長月　　ＦＸデビュー　直後リーマンショックに遭遇
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（一時１００万円超の含み損を抱える）
２００９年（平成２１年）某月　　劇的にプラス転換
２０１０年（平成２２年）弥生　　トラリピをスタート（年間１００万円超の差益を出す）

勉強会ではよく話していることなのですが、私はＦＸを始めてすぐリーマンショックに遭遇しオセアニア通貨で
最大約１２０万円の含み損を抱えました。（いわゆる塩漬け・・・）
結局スワップのおかげでプラス決済は出来ましたが、それに１年半費やしてしまったのです。
（その資金でトラリピをスタートしました・・・）

今思えば「失われた１年半」のほか何ものでもなかったと思っています。
だってその間ショートしていれば１２０万円獲れたのですよ！
それだけではありません。１年半もボーナス的なトレードチャンスを逃しているのですよ！！

身動きできない事こそ最大の悪（損失）であると勝てるようになって強く強く感じます。
この過去の失敗が現在の私の原点と言っても過言ではないのです。